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脳梗塞の後や頭の大けがの後などに
脳が損傷を受けて働きが低下してしまい
運動障害などの麻痺以外の症状が
起こる方がいらっしゃいます。
外見からでは症状が分かりにくいので
周囲の方から誤解されてしまうこともあるそうです。
高次脳機能障害ってご存知ですか？
このことについてお伝えしたいなと思います。
高次脳機能障害とは？
脳卒中や頭部外傷などによって
脳の一部が損傷を受けて
記憶力が低下したり、感情のコントロールが出来ないなどの
症状が起こることを言います。
高次脳機能障害は見えにくい障害ともいわれています。
ご本人の自覚症状が少ないことと
外見からは症状が分かりにくいことから
周囲の方から誤解されやすいようです。
高次脳機能障害の原因は？
脳梗塞などの脳血管障害に
事故などで起こる頭部外傷や
アルツハイマー病などが原因で起こると言われています。
症状は？
・集中力が続かない、気が散りやすい
・１つ１つ指示されないと行動が出来ない
・ささいなことで泣いたり、笑ったり、怒ったりする
・少し前のことをすぐ忘れる
・言いたい言葉が出てこない、聞こえているのにその意味が分からない
・物の形や色が分からない、人の顔が見分けられない
などいろいろあります。
治療は？
薬による治療ではなく
リハビリなどの行動認知療法を行うようになります。
日常生活でも周囲の方の理解と支援が必要と考えます。
気後に余裕をもって接したり
こまめな休憩を確保してあげたり
周囲のサポート体制を作ったり、環境を整えるなど
高次脳機能障害によって引き起こされる行動や反応に対して
正しく理解していただいてご支援くださるようにお願いします。
