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蕁麻疹(じんましん)になったことのある方はいらっしゃいますか?
 
食べ物や虫に刺された時などに起こる蕁麻疹は
 
経験されたり耳にすることがあると思います。
 
 
 
 
 
蕁麻疹はそのほかの刺激でも起きることがあります。
 
このことをお伝えしたいなと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 

『寒さ』で起きる蕁麻疹があります

 

外の気温が下がる冬に皮膚がかゆくなり

 

ついバリバリ掻いてしまう方はいらっしゃいますか。

 

寒さや冷たさによって起こる寒冷蕁麻疹かもしれません。

寒冷蕁麻疹は、その名の通り蕁麻疹の一種です。

 

 

 

 

 

 

蕁麻疹というと

 

食物アレルギーや薬、

 

細菌・ウイルス感染によるものなどありますが

 

摩擦や圧迫、日光、気温など

 

物理的な刺激で起こる『物理性蕁麻疹』もあります。

 

 

 

 



そのうち寒さや冷たさの刺激により起こるのが寒冷蕁麻疹です。

 

かゆみをともなった赤いブツブツや腫れが出ます。

寒冷蕁麻疹は

 

冷風に当たった頬や手の甲から出始めることが多く

 

ひどくなると

 

全身にかゆみや赤みが広がるとされています。

かゆいからといって

 

かくとますますかゆくなる悪循環になってしまいます。

 

かくのを我慢して、身体を温めて安静にすると

 

通常数分〜30分で症状はおさまるといわれています。

 

 

 

 



寒冷蕁麻疹は、寒さによって引き起こされるので

 

防寒が予防のカギとなります。

 

外出するときは、コートやマフラー、手袋などを

 

適切に着用し、肌が寒気にさらされないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

通院されている患者さんにも

 

寒冷蕁麻疹の方がいらっしゃいます。

 

ご自分の状態をよく把握されているので

 

冬の時期は

 

イヤーマフにタートルネック、マフラーに手袋

 

出来るだけ皮ふが外気に直接触れないように

 

気を付けていらっしゃいます。






人によっては

 

暖房で汗をかき、それが冷えて刺激となり蕁麻疹が出る方や

 

お風呂上がりに急激に冷えたり

 

冷たい飲み物で蕁麻疹が出る方もいらっしゃるそうです。

 

 

 

 

 

原因に気づかないと悪化させることもある

 

実は、寒冷蕁麻疹や温熱蕁麻疹なのに

 

その原因に気づいていない人も多いようです。

冬に起きるかゆみや肌の不調は乾燥が原因だと考え

 

保湿で対策をしたつもりになっている方もいらっしゃるようです。

 

もちろん乾燥しているときに肌の保湿は大切ですが

 

寒冷蕁麻疹の場合は症状は改善しません。

 

 

 

 

 

寒冷蕁麻疹なのにかゆみを抑えようと蕁麻疹の部分を冷やし、

 

冷たさの刺激でかえって悪化させてしまうこともあるのです。


さらに、温度差以外にも気をつけたいことがあり

爪を切っておくのも大切です。

 

寝ているときなど

 

無意識に掻いて悪化させてしまうからです。

 

特に小さなお子さんは、こまめに切って上げてください。

もう一つ、ストレスも蕁麻疹が出やすくなる要因です。

 

できるだけ、ストレスや疲れを溜めないようにすることも大切

 

と言われています。

 

 

 

 

病院に行くタイミングは?

 

寒冷蕁麻疹も症状がひどい場合はそのままにしてはいけません。

 

皮膚を掻き壊してしまったり

 

長引くと慢性化して治りにくくなってしまうこともあります。

蕁麻疹が数日続いたり

 

繰り返したり、徐々に悪化する場合は

 

早めに医療機関に受診されることをオススメします。

 

 

 

 

 

 

かゆみが強い場合は

 

抗ヒスタミン剤などの内服薬できちんと治療する必要があります。

まれに寒冷蕁麻疹が気道で発症して呼吸困難になったり

 

消化器官で発症して嘔吐や腹痛が出るケースもあるそうです。

 

他のタイプの蕁麻疹や免疫異常など

 

他の病気の可能性もあるので

 

1度医療機関に受診されることをオススメします。

 

ガマンするなどして

 

そのままにしないで下さいね。
 

 

 

 

 

 

身近に起きることに目を向けてみるのも、いいですよね。

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