新型コロナ感染対策への
ご協力ありがとうございます。
濃厚接触の定義が変更になったようなので
修正しました。
新型コロナの家庭内での対応に関しては
3月17日の私のブログに
掲載しているのでこちらにリンクを…
日本環境感染学会のサイトで見つけたものです。わかりやすく書かれていると思いますので、是非ご覧いただきたいです。
これを参考に家庭内での対応はしていただけるとして
外出した時とかはどうするの?とご心配があると思います。
新しい病気なので
はっきりしていないこともありますが
先ほどのと同じ
日本環境感染学会のサイトで見つけた
をご紹介します。
医療機関向けの専門的な用語が多いのですが
お役に立ちそうなものを
内容を一部改変してご紹介したいと思います。
医療機関でなく一般的な社会生活を想定して
お伝えします。
感染予防のポイントは
ウイルスが付着した手で目、鼻、口の粘膜を触らない
ウイルスを含む唾液や痰などが目、鼻、口の粘膜に付くのを防ぐ
だそうです。
まず、を防ぐ!そのためには
気づかないうちにウイルスの付いてしまったかもしれない手をそのままにしないことです。
手指衛生を適切なタイミングで行うこと
これらを守る事が最低条件になります。
つまり食事やトイレなど
触る前と、触った後に手指衛生!ですね。
そして、正しい方法で手指衛生してください。
次にを防ぐ!
これについては少し説明を…
長時間、濃厚接触した時に感染リスクが高くなると言われています。
長時間の濃厚接触とは
患者さんと約2メートル以内で数分以上話をすることなど(→これについては1メートル以内で15分以上話をすることに変更されたようです。)
であると言われています。
ということは、
すれ違うだけ、ならリスクは低い
ということになります。
さて、
この長時間の濃厚接触の場面で
適切な感染防御をしていない場合に
(サージカルマスクの着用が重要だそうです)
感染のリスクが高くなるとされています。
そこで、感染防御とは?
いくつかパターンがあります。
感染しにくい場面から順番に…
①患者さんとご自身(感染していないと仮定)両方がサージカルマスクを着用している
なら
上に書いてあるような濃厚接触があったとしても
ご自身が感染するリスクは低いと判断され
14日間の就業制限は必要はないとされています。
ですが
どちらかのサージカルマスク着用がなければ感染リスクは上がります。
②患者さんのサージカルマスクあり、ご自身のマスク無し
③患者さんのサージカルマスク無し、ご自身のマスクあり
の順番で感染リスクは高くなります。
最後に、当然ですが
④患者さんとご自身両方のサージカルマスク着用無し
では1番リスクが高くなります。
もちろん、感染防御のためには
サージカルマスクを正しく着用する必要があります。
また、
3密を避ければ、このような長時間の濃厚接触自体を減らすことができます。
恐らくそのために外出自粛要請が出されているのだと思います。
ややこしくなりましたが、
長時間の濃厚接触の場面における
サージカルマスクの有無で
感染リスクを判断するということのようです。
ただ、繰り返しになりますが
濃厚接触があろうとなかろうと
手指衛生した時の手以外で目、鼻、口の粘膜に触れないことが重要ですので
マスクの着脱時や、鼻がムズムズするからなどでうっかり顔を触らないようにしてください。
そして、正しい方法でこまめに手洗い等の手指衛生も行ってください。
布マスクについては…
対応ガイドには記載はありませんでしたが
これまでの情報から
唾や鼻水の大きなシブキの粒が飛び散るのを防いでくれるので、ある程度の効果はあると思います。
残念ながら、小さな粒は素通りするので、感染リスクがサージカルマスクほどは下がらないため、注意が必要だと思います。
このような工夫で
どうしても外出しなければならない時
社会生活するなかで感染リスクを
ゼロに近付けることが出来る
ということをご理解頂いただけたら嬉しいです。
他にも環境消毒や換気も重要とされています。
これらについてはまた別の機会にお伝え出来たらと思います。
これからも
新型コロナ感染対策の外出自粛へのご協力
よろしくお願いします。