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皆さんはスマホやゲーム機をよく使われますか?
これらのような
手元で画面を見るタイプのデジタル機器を長時間見続けてしまうと
片方の目が内側に寄る
スマホ急性内斜視(スマホ内斜視)になってしまうことがあります。
このことについてお伝えしたいなと思います。
スマホ急性内斜視って?
「内斜視」とは
右目と左目のどちらかが内側に寄っている状態のことです。
そのうち、スマホ、タブレットや
携帯ゲーム機などを見る時間が長くなった後に起こるものを
「スマホ急性内斜視」と言います。
健康な目は物を見るときに両目がその方向に向いていて
両目を同時に使って立体的に見ることができます。
スマホ急性内斜視では片方の目が内側に寄っているために
物が二つ横に並んで見える複視の状態となります。
症状は?
スマホ急性内斜視になると、急に複視を自覚します。
最初は遠くを見るときだけ複視の状態となりますが
すぐに症状が改善します。
ですが、症状が悪化すると、徐々に複視が改善しなくなり
遠くを見ても近くを見ても
複視を自覚するようになることが多いです。
原因は?
スマホ急性内斜視の原因ははっきりとは分かっていませんが
スマホを至近距離で
長時間見続けることが一因といわれています。
スマホを見るときに
目からの距離が30cmよりも近いと目を寄せて見ることになります。
この状態が長時間、長期間続いた場合に
遠くを見るときに両目を外側に広げる動きができなくなり
内斜視が起こると考えられます。
治療は?
治療としては
まず、スマホやタブレットなどを見る時間を少なくすることです。
そして画面からの距離を30cm以上離して見ることや
30分見たら遠くを見たり目を閉じたりして休憩を取ること。
これらが治療となり、症状が改善する場合があります。
生活習慣を変えただけで治癒しない場合は
「プリズム眼鏡」「ボトックス注射」「手術」といった治療が行われます。
スマホ急性内斜視を放置すると
複視の状態が続き、やがては片方の目で見ているものを
脳が消してしまう状態になることが多いといわれていて
やがて、両目を使って
立体的に物を見ることができなくなるとされています。
もしも
「近くを見ているときには何ともなくても、遠くを見ると物がダブって見える」
といった症状がみられたら
スマホ急性内斜視を疑って眼科受診なさってくださいね。