2歳未満の



お子さんをおもちの方




もしくは




育てた事のある方なら








きっとわかってくれると思う














子供を抱っこしていないのに












ゆらゆらと揺れている自分に









無意識デスヨ(*´д`*)
退院してから1週間ほどたったある日の朝


長男を幼稚園に送り出してしばらくして


次男が起き出した


朝のおっぱいタイムかなと思いオムツをかえる





?……熱い気がする




念のため熱をはかる





38度1分




まじ?




部屋が暑いのかと思い

クーラーの設定温度をさげ
服を一枚脱がした




30分後



もう一度はかる



変わっていない



機嫌もよくないし
ミルクの飲みも悪い


……ような気がする





慌てて次男が入院していた
NICUへ電話をする



すると

一応見てもらった方がお母さんとしても安心でしょうから
受診されては?


といわれた



ただ小児科外来は予約制の為

8時30分に当日専用の番号に電話をしないといけないようだった


番号をきいて
時間きっかりに電話をした



9時30分に予約がとれたので

急いで用意して
たまたま休みだった旦那に連れて行ってもらった




車の中で携帯を開き
今日の担当医をチェックする


小児神経科の先生と次男が入院中の主治医だった




病院について受付を済ませ
待合室で待つ



人数は少なかったが
その中には
その頃少し流行りだしていた
新型インフルエンザの疑いで隔離室へ入れられた子供や


RSの疑いでよそから紹介状をもってきたという赤ちゃんなどがいた




恐ろしい…



こう言っては何だが
もらいたくない


次男を抱く手に自然と力がはいる




しばらく待ってようやく呼ばれた



中へ入ると元主治医だった



元主治医は次男に聴診器をあて喉をみて
ついで全身のチェックをした



明らかな症状は見当たらないけど
機嫌やミルクの飲みの悪さ

一番は発熱がやはりこの月齢だと異常な事で




症状がなくても

発熱した3ヵ月未満児は全員入院の措置をとるようだった

当時次男は
生後1ヵ月

修正月齢1日



感染がないか念のため血液検査をしますとの事で

次男と共に病棟へ上がる事となった





病棟の処置室へ案内され熱を再度はかり
20~30分待たされた



ようやく現れた医師は
元主治医ではない先生だ



ネームプレートを見ると小児神経の内田先生(仮名)だった




内田先生は遅くなったことを詫びると
一緒にいた研修医や看護士に色々と指示を出す


次男は診察台にはりつけにされ頭などを固定された


そして
あらかじめ採決セットは用意されていたのに
テープなどを自分で数枚切り直し

部屋の電気が消された



次男の手を強く持って
懐中電灯で手の甲を照らす


それまでも泣いていた次男だったけど
力強く持たれた事によって張り裂けんばかりの大声で泣き出した


小さな赤ちゃんは血管が細く
普通では見えないのだと思う


光で血管のありかを透かしてみていた




すごい技術だと感心していたら



内田先生が振り返って



「大丈夫ですか?辛いようでしたら、出ていただいてもかまいませんよ」



といった




本当に大丈夫だったのに





急に涙が止まらなくなってしまった


緊張の糸が切れたってこういう事をいうのだろうか


優しさに弱いというか何というか………モゴモゴ




泣き叫び続ける次男


治療をしているところを初めて見たので
実感がなかった




こんな小さな体で産んでしまってごめんねと
初めて思った



ようやく点滴と採血が終わったかと思ったら

RSの検査の為
鼻水を吸引され


ようやく解放された次男と私たち


部屋へと案内されて
ベッドに転がすとすぐに
眠ってしまった
さぁ次男も寝たし
と思って



ダイニングこたつに入って



たまってた録画済みのDVDを見てた












うつらうつら










あぁ



サイコーに気持ちいい












ぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅ




フガッドンッドンッドンッドンッドンッ








座ったまま


口開けて寝てたわ






ほんで
めっちゃイビキかいてた





自分のイビキで

起きたし!!!!









布団で寝よ






と思ってきたけど


何でか寝れない…





恐るべし


こたつ!!!!!!!!
次男の退院の日


澄んだ青空がきれいな日だった





……となればドラマのようだけど
あいにく曇り空だった




チャイルドシートを購入していなかったので
妹に抱っこ係として車で待機しててもらった





お薬を処方してもらい
会計をすませる


乳児医療証が間に合わなかったので
実費の請求がきた

目ん玉半分飛び出た


いや冗談ですけど
もちろん




後日手続きして
無事返ってきました




荷物はほとんどなかったので
次男を抱っこして
お世話になった看護士の皆さんに挨拶をする


おめでとうの声に見送られて二人で病院を後にした




今日は二人で退院できる



当たり前が
本当にうれしかった





駐車場に着くと
妹が車から飛び出してきた



どうも少しでも早く会いたかったらしい(笑)



眠っている次男を
ひとしきり堪能した後
車に乗り込むと

待ちかねていた
長男と妹の二人の子供達の
熱烈な歓迎をうけた


次男は少し迷惑そうに
薄目を開けただけで

またすぐに眠ってしまった



帰りの車中も
相当うるさかったけど

太陽の光がまぶしくて
顔をしかめる位で

ずっと寝続けていた










おかえり

ここがあなたがこれから過ごす家だよ

ようやく帰ってこれたね




まず
サクに挨拶をして


狭い家をひと通り案内




もちろん

寝たまんまでしたけど(笑)




そしてその夜は
子供達もちょっぴり
遅くまで起きて


全員で
次男おかえりパーティーをひらいたのでした
次男は上手におっぱいが吸えるようになって

私の出がいい時は70㌘を超える事もあった


ほ乳瓶だと
一気に飲みすぎて
息継ぎを忘れ

Spo2(血中酸素濃度)を落としたりしたけど

刺激すれば元に戻るし

実は気づいていないだけで
正期産で産まれた赤ちゃんも下がっているらしい
ただモニターをつけたりしないので
気づいてないだけのようだ



体重も順調に増えている

だけど
どんなに順調でも
お腹にいた時から数えて
38週をすぎるまでは
退院できないそうで

次男の入院生活もぼちぼち1ヵ月になろうとしていた





ようやく退院の許可が下りる

待ちに待った退院だ





でもその前に
色々と検査をしなければならない


MRIや眼科
血液検査にレントゲンなど







ある日面会に行ったら
次男の目の周りに真っ赤な跡があった


小さく未熟で産まれた赤ちゃんは
未熟児網膜症になったりするので
その為に検査をしなければならない


通常は32週未満の赤ちゃんは調べた方がいいようだが


次男の病院では
早産の赤ちゃんには全員するようだった




実際に見たわけではないので
詳しくは知らないが

赤ちゃんや小さい子供は
目を開けておくことができないので
強制的に機械で目を押さえて開けておくらしい


当然泣き叫ぶし

力も入るので
真っ赤に跡がつくらしい


もちろん次男も検査してもらったようで


目の周りに真っ赤な跡をつけて
泣きすぎてぐったり寝ていた



あくる日はMRIを受けたので
何をしても起きず

おっぱいも目をつむったまま
少ししか飲んでくれなかった



MRIは長時間動いてはいけないので
睡眠薬で眠らされるのだ

次男は1回で寝なかったので2回飲んだらしい





退院前に主治医より
検査結果と今までの経過
それに今後の生活の注意点などの説明をうける




検査の結果は
何も問題ナシ

MRIも週数相当の発達だし
眼科もレントゲンも聴覚検査も異常なし


入院中は未熟児くる病を防ぐために

ビタミンDとカルシウムを予防として飲んでいたけど

退院後は飲まなくてよくなった


ただ
貧血が少しみられるので
引き続き鉄剤を飲んでいく事になった


他には
1ヵ月ごとに定期受診して

シナジスを接種すること



予防接種は修正月齢ではなく
実際の月齢で打っていくこと



普通の赤ちゃんでもそうだけど
1歳を過ぎるまでは
なるべく人混みには連れて行かないこと


通常37週で母親の抗体をもらい終わるので

34週で産まれた次男は抵抗力が弱い

その為さらに注意が必要なのだ



以上の注意点をうけて

ようやく退院の準備がととのった
ようやく直接母乳を与えられる日がきた


その頃は生後2週間ほどたっていたし
初めての場合はなかなか吸い付いてくれないらしい

まだまだ吸う力も弱く
やはり哺乳瓶とはちがいかなり力強く吸わないと出ないので
泣いて嫌がったりする


それに病院のほ乳瓶の乳首はグニャグニャにやわらかいので
それに慣れていると
余計に嫌がられそうだ



ちいさな体を抱き上げて口に近づけてみる


ん?
探してる?


横にいた看護士さんが
次男の頭をもって
おっぱいへグイッと近づけた


はむっ


吸い付いてくれた

後は飲んでくれれば


コクッコクッ


飲んだ~!!!!




最初からとても上手に吸い付いてくれた



これなら入院中
いっっったい思いして

マッサージしてもらったかいがあるってもんよ



あのマッサージはほんっと痛かった(つд`)

家でも頑張って3~4時間おきに搾ってたので

次男が吸ってくれるまで何とかおっぱいをもたせる事ができた




カワイ~イ


私の腕にすっぽりと入ってしまうほど
小さな体で一生懸命吸っている



途中で疲れてしまって
寝てしまったので
そこでおしまい


体重を計ってみると
40㌘以上も飲んでいた



看護士さんから
合格をもらって


その後は
足りない分をほ乳瓶で足して飲ませた




寝ていたくせに
ほ乳瓶だとパチッと目が開く




なんだかなぁ



それからは面会の度におっぱいをあげれたので

めんどくさがりの私だけど

退院まで搾乳を頑張った
次男打ってきました


長男の幼稚園のお迎えに行って
そのまま会場にむかったから
次男は眠くて車のなかでグズグズ

しかも駐車場が劇混みでなかなか止めれない


時間は迫ってくるは
次男は泣き叫ぶは

車の中はちょっとしたパニック状態



長男にあやしてもらってたけどそれも限界で


仕方がないんで
チャイルドシートから降ろして
スリングに入れたまま
待機してましたあせるあせる


15分前には着いてたけど中々車が進まないから時間的にヤバい


あと5分で受け付け終了って時に

BCGの札を
もった職員さんがきて
私たちに気づいてくれた!!


とりあえず会場に連絡しといてくれることになったので一安心


ようやく車を止めて
大慌てで会場へ行きました



次男は…
爆睡ぐぅぐぅぐぅぐぅ


聴診器を当ててもらってようやく起きたけど
半分寝ぼけながら

ぎゅう~とやられました


2回目でようやく
ふぎゃぁと泣いたけど


すぐ泣き止んだのでよかった

そういえば
まわりの赤ちゃんたちもあんま泣いてなかったな


そうそう
今ってツ反ナシで直接BCGなんですね

接種時期も
生後半年までだし…



長男の時は8ヵ月くらいに打った気がするな



色々かわってて
びっくり


びっくりと言えば
ミルクの調乳温度も今は70℃以上になってるし……


昔は

ミルクの成分が壊れるとかいって
熱いので作ってはいけませんってゆわれてたのにね~




ま、無事BCGは終わったので
4週間あけたら

三種混合とヒブが待ってるわ~

シナジスも毎月あるしね



がんばれ次男
私は順調に回復したので
2週間の入院予定が
9日で退院となった



普通なら
赤ちゃんと一緒に
みんなに笑顔で見送られながらの退院だったのに
一人寂しく帰っていった


しばらくは母乳をもって病院通いの日々になる



お腹の傷もあるし
面会は旦那の休みに
連れて行ってもらう予定だったので
一週間に一度くらいになるはずだった


だけど
まだ自分で車を運転してはいけないらしかったけど
一週間に一度なんて我慢できず
どうしても会いたかったので
3日に一度の割合でかよっていた




次男は
医師も驚くほどの回復っぷりだった



徐々にならしながら
3日目には呼吸器もはずれた


続いてミルクもきちんと消化できていたので
順調にふえていった


その後は
お口からミルクを少しづつのめるようになって


保育器卒業に伴って
直接母乳を与えられることとなった



保育器の酸素濃度もあっという間にさがって

最初50%はあった(もっとあったかも)酸素濃度もどんどん下がり

丸一日通常と同じ濃度(21%)まで下げて大丈夫なら
出てもOKになって


1週間ちょいで無事卒業できた




初めて抱っこできた時の感動は

もう言葉ではいい表せないくらいで

長男の時も感動したけど
お互い困難を乗り越えての抱っこだったからなのか
また違った感動を味わえた


ちっちゃくて

あったかくて

くにゃくにゃで

ぎゅうっとにぎりしめた拳がたまらなく愛おしい


いろいろと大変な目にあわせてしまったけど

無事に産まれてきてくれてありがとう





そう


心底思った
面会時間は30分しかないので
すぐに部屋に帰ってきた


手術の次の日には
おしっこの管を抜くらしいけど

貧血もまだあるし
このままだと危ないとの事で
もう1日ずらしてもらった





長男は次男に会えるのを楽しみにしていたみたいで
会えないとわかると
ガッカリしていた



妹は私の様子をみて
元気そうだったので安心していた


昨夜病院から戻ってきた旦那と母から
今晩がヤマだと聞かされていたらしい




1時間ほどいて
二人は帰っていった







ヒマだ






通常なら
赤ちゃんにおっぱいをあげにいったりして

意外と忙しいんだろうけど

まだ点滴もおしっこの管も繋がってて
自由に動けないし

NICUは面会時間が1日2回30分ずつしかないので

ヒマなのだ



一人部屋ではテレビが無料で見れるので

仕方なくつまらないテレビをみたり

携帯をいじったり

疲れをとるために昼寝をしたりして過ごした




なまじ時間ばっかりあるから
いろいろ考えてしまう


ふと思いついて
携帯で常位胎盤早期剥離を調べて

恐ろしくなった




サイトによってマチマチだったけど一般的に


胎児の死亡率
30%~60%

母体の死亡率
10%以下


もし胎児が助かったとしても
脳性マヒなどの後遺症を残す事が多く

母体も出血多量でショック状態に陥りやすい





ゾッとした





私たち親子は
数々の偶然に恵まれて
たまたま奇跡的に助かっただけなのだ


不幸にもお子さんを亡くされた方や
後遺症を残された方のブログもたくさんあった



今回の出産に関わった
全ての人に感謝しなければいけないと思う



常位胎盤早期剥離は

妊娠中毒症や喫煙などが原因だといわれているけど
順調な経過をおくっていても突然起こることも多く原因不明で


現に私は順調だったし
そのどちらにも当てはまらない



主治医も
ずっと順調だったので
ビックリしたと後で話していた



今回の出産で私は

まず陣痛がきてしまい(切迫早産)破水した

そして陣痛が急に進んだためその衝撃で(子宮の収縮)
胎盤が剥がれてしまったのではないかと



常位胎盤早期剥離では
外に出血しないことも多く
開腹したらお腹の中が血の海で
手遅れになってしまうことも多いらしい


私の場合は逆に
破水していたことによって
外に出血したので

判断も処置も早かったのではないだろうかと思った
(看護士さん達も驚きのスピードだったらしい)




少し遠いけど
総合病院を選んでよかったと今は思う


個人病院だったら
処置がおそくて

次男は助かっていなかったかもしれないから



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

常位胎盤早期剥離

で検索して飛んできて下さった方々に

一部始終を伝えたくて
こうしてブログに残しました



脅すわけではないけど
全ての妊婦さんに
起こり得る事なんです

私に限ってということは有り得ないのです




私は医師ではなくただの主婦ですから
上から目線で偉そうに聞こえるでしょうが

少しでもおかしいと思ったら
手遅れになる前に
すぐに病院に行ってください

何もなければ
それはそれでいいんですから



少しでも
悲しい思いをする人が減りますように





そして

お子さんを亡くされた
全ての方々へ

ご冥福をお祈りします
出血も減ってきているのをみて
先生からは手術後に起こる

『播種性血管内凝固症候群(ハシュセイケッカンナイギョウコショウコウグン)』

といわれる
出血が止まらなくなる危険な兆候は
なくなったとお墨付きを頂いた



足に着けていたポンプも外してもらったし

朝食のあとで
もう一度坐薬をいれてもらう


痛いのには変わりないが
昨夜と比べると屁でもないので(下品でスミマセン)

ぐっすり寝る事ができた






昼食まで寝ていたみたいで
配膳の音で目覚めた


メニューは
七分粥にお麩入りのお吸い物
それと少しの煮魚と
リンゴジュース



こんなの食べていいの?



確かサクの時は

腸がうごいてガスがでるまでは
固形物はダメだった記憶があるんだけどな




お粥以外は完食
お粥も半分以上食べれた


そこへ看護士さんがやってきて

歩行練習がてら
次男に会いに行く事になった



傷口をかばって
恐る恐る立ち上が





…れない





点滴台を手すりがわりに立ち上がろうとしたけど

痛いのと貧血で
クラクラした


手伝ってもらって
ようやく立ち上がれた時

ちょうど
長男と妹がお見舞いにきてくれた

私の様子をみて
長男が不安そうな顔になる




大丈夫だよと笑いかけると安心したようだった




歩くのは無理だと判断されたので
車椅子に乗って次男に会いに行く




その間二人には
部屋で待っていてもらうことにした





次男のいるNICUは
新生児室の奥にこじんまりとあった



サクがいてたような
本格的なものではなくて

こういっては何だが

とってつけたような印象だった




ガウンをきて手洗いうがいをして
クリーム状のイソジンを綿棒につけて
鼻の穴にぬりたくる


最後にアルコールで手を消毒して



やっと
会うことができた




保育器の中で
オムツ一枚を身につけ
うつぶせにされている次男


鼻には呼吸器と口からはカテーテル

小さな腕には点滴がはいっていた



思っていたより
大きくてしっかりしていた



触れる事はできないらしいので
しげしげと眺めていると


次男の主治医が説明にきた




昨日旦那から聞いていたが
一通り説明されて


一晩明けて非常に落ち着いてきたらしく

血液検査でも
高血糖は見られなくなったとの事


感染症の数値も下がっているが
念のためもう1日だけ
抗生物質を投与するらしい


肺の方も
白い影はなくなって
しっかりと肺が開いてきたようだった


それに伴って
ミルクも少しずつ入れるようにしてるらしく

消化できるようなら
徐々に量も増やしていくようだった



呼吸器も当初の予定より早く外れそうで



とにかくこちらの想像以上に回復しているので

頑張って母乳を出して下さいねといわれた




私はまだ
おっぱいが全く張っていなかったけど


これからは搾乳して
次男に運ぶ事となった