こんにちは!

卓球コーチのユノです!





今日は、



たった2種類でも試合で


今以上に勝てるように


なってしまうサーブ配球論





ということで

紹介していきたいと思います!





前記事

1日で変わる!!
ドライブがパワーアップする
為のたった3つのコツ!!

はこちらからどうぞ。





「私のノウハウについて」

の紹介はこちらからどうぞ。







みなさんはサーブについて

どのように考えてますか?



・サーブで点を取る

・サーブの回転量を上げる

・ハイトス、YG、巻き込みと
何種類かをマスターする

・下、横、逆横、上、など
回転のバリエーションを増やす

・モーションを複雑にして
回転を分かりにくくする

・3球目攻撃しやすくする

・相手のレシーブ強打を防ぐ



などいろいろ考えますよね!

勿論全部正解だと思います。




良いサーブを持っていると、

試合を有利に運び、

戦術も組み立てやすいですね!



余談ですが、、

日本人のトップ選手は

海外の選手に比べると器用で、

複数の複雑サーブを組み合わせ

武器として繰り出しますよね!




最近では、


吉村真晴選手のYGサーブ
(アップダウンサーブ)

平野美宇選手の巻き込みサーブ
(町田幸希選手直伝)

が大きな旋風を起こしました。




しかし、残念ながら


・サーブが苦手。
・良いサーブが無い。
・サーブ持っても攻めれない


という悩みを持つ方が

いらっしゃると思います。




そんな方って試合だと




サーブ持っても攻めれずに、
連続得点がなかなかできない。

レシーブからの連続得点は
そもそも難しい。

試合では接戦になるけど
なかなか勝てない。




こんな悩みを抱えてますよね。





ですので今回は、

そんな悩みを解決するべく




たった2種類で相手を崩せる

サーブ配球論というのを

紹介していこうと思います!




まず第一に、回転です。


◾️下回転
◾️ナックル


これだけで
いいんですよ…。




えっ?と思いませんか?


そもそも今の時代に

サーブで点を取るのは

かなり難しいのです。




なぜなら卓球の動画を

いつでも気軽に見れることで

見たことも聞いたこともない

というサーブが殆ど無いに

等しいと考えられるからです。




そこで、注目するべきは

"配球"です!




配球と聞くと、

野球を思い浮かべませんか?


インコースを見せておいて
アウトコースでしとめる

高めを見せておいて
低めに落としてしとめる


といった、


バッテリーVS打者の駆け引き

玄人にはたまらないですよね!




卓球の戦術は、

この駆け引きそのものです!


サーブの配球を考えて戦えると

戦術的にサーブが出せますし、

3球目攻撃に繋げやすいです!




今回はその配球のパターンで

今すぐ実践できるものを

紹介していきます!





①フォア前・バックロング


対角線を広く使うことで
相手の体制を崩します。


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例えばフォア前に出すと

相手のバック側が空きますね。


なので


フォア前にサーブを出し

3球目を相手のバック側に返す

という戦術に繋がる訳です。




ならば相手は次に

フォア前を予測して来ます。



レシーブから攻めるなら

台の中にしっかり体を入れる

必要がありますよね。


そこで今度はバックに

ロングサーブを出します。

すると相手は前に出ようとして

いるため、不十分な体制での

レシーブを強いられる訳です。




対角線を広く使う配球で

相手に良いレシーブをさせない

つまり3球目攻撃を狙いやすい

戦術を組み立てられますね!




②下回転・ナックル


2種類の回転を使い分けて、

相手のラケットの角度を

少し狂わすのが目的です。



相手がストップをしてくる場合


・下回転サーブ
ストップまたはネットミス


・ナックルサーブ
ストップまたは浮いたストップ


となります。

この2種類を組み合わすと

相手は微妙な角度の調整を

しなければなりません。




例えば下回転をストップされ

次のサーブでナックルを出すと

ストップが少し浮きやすく

3球目に繋がりますね!




相手がフリックしてくる場合
(チキータ含む)


・ナックルサーブ
速いフリックかオーバーミス


・下回転サーブ
遅いフリックかネットミス


もし遅いフリックなら

3球目で狙いやすいですよね!




相手のラケット角度を

少し狂わせることで、

やはり3球目攻撃という

戦術に繋がっていきます!





・①の対角線

・②の2種類の回転


これらの配球を組み合わせて

戦術を組み立てます。






例えば

・フォア前に下回転
・フォア前にナックル
・バックにロングサーブ

これらを組み合わせます。





・フォア前に下回転

相手のストップかツッツキを
予測して3球目を狙います。


男子の試合であれば、

ストップを狙うといいです。

ツッツキという選択を

相手の立場で考えた時、

先に攻められるのは不利と

考えられるからです。



相手のストップに対して

フリックで攻めるか、

ダブルストップで5球目狙い

という戦術を取りましょう。




・フォア前にナックル

ストップかフリックを
予測して3球目を狙います。


ナックルに対しストップすると

少し浮いてくる可能性があり、

3球目攻撃しやすいですよね。


相手の立場で考えましょう。

ストップにいって浮かすのと、

フリックで攻めにいくなら

どちらを選択しますか?


フリックですよね。


逆にこちらは相手のフリックを

待ち構えればいいのです。

フリックがくればバックに送り

ストップがくれば少し浮くから

そこを狙っていく。

という戦術を取りましょう。





・バックにロングサーブ

相手に打たせてからカウンター
相手にロングがあると意識付け

この2つが狙いです。


もしフォア前サーブだけなら、

相手は台の中に体を入れ、

ラケット角度を簡単には

狂わすことはありません。


しかし台の中に体を入れると

バック側ががら空きです。


そこにロングサーブを出すと

レシーブはどうなりますか?


不十分な体制の為、威力のない

レシーブになりがちですよね。


ロングサーブを出すことで、

台上で好きにさせないぞという

プレッシャーをかけるとともに

カウンターで3球目を狙う。

という戦術を取りましょう。



フォア前から
相手のバック側への展開

フォア前を意識させてから
バックロングの展開

バックロングを意識させ
再びフォア前からの展開


下回転サーブを意識させて
ナックルサーブ

ナックルサーブを意識させ
下回転サーブ






このように

2種類の回転しかなくとも

配球次第で戦術の幅が

大きく広がりますよね!





いかがでしたか?

今回はかなり実戦的で

試合に使えるノウハウを

紹介させていただきました。



卓球は走る将棋と言われる程

頭脳的な面を持ちます。

常に相手の先を考えながら

プレーできれば、

試合で勝ちやすくなりますよ!





それでは

次回もよろしくお願いします✨