アメリカで医学部に入るには、まず4年生大学を卒業してからになります。卒業後すぐに医学部へ進学する以外の人達の事を基本的に”Nontraditional students"と言います。色々な生徒がいます。卒業後ある大学のラボで研究員の助手として働きながらMCAT(アメリカの医学部に入るための試験)の勉強をして2、3年後に晴れて医学部へ入った人、私の様に大学で医学とは全く関係無いメジャーを専攻していて違う分野で何年か働いてから職種変更をした人、卒業後看護師になったが医者の道へ変更した人、ヨガの先生だったが医者になろうと決めた人・・・本当に千差万別です。大学院で仲良くなったブラジル人の子は大学でJournalismを勉強し、コーポレートで何年か働いていたそうです。もう一人仲良くなった男の子はミリタリーでアフガニスタンに2回も派遣され、Purple heartの持ち主です。(怪我のため名誉解任された)

 

色々な道を通って来ても避けて通れないのがMCATと医学に入るための必須科目をこなす事です。Nontraditional studentsは大学を出てから長く月日が立っているケースが多い、働きながら勉強しないといけない、更に医療の場でボランティアをしたり医療経験を積んだり等、医学部を目指す事は簡単な事ではありませんが、絶対医者になりたいんだという意識は誰よりも高い気がします。もちろん大学卒業したばかりでそのまま医学部にストレート入って来た生徒の確固たる姿勢にも尊敬させられます。それは若い時からしっかり自分の行きたい道を考えて行動して来た子達だから。

 

私はNontraditionalの中でも最年長のほうだと思うので、最初は歳の事を気にしていましたが、今は歳に対しての後ろめたさはなくなりました。医者になってからも健康でいる限りプラス25年は働けるだろうし、歳と共に養われるWisdomや違う職種も経験した事で異なる視点で物を見れたりできるのではないかと思います。