今回はコース設計についてお伝えしたいと思います。前回までは、受講生とどのように接してくべきかをお伝えしましたが、実際にどのように授業を進めていくか、順序立てて計画を立てる、しかし計画を立てても、その通りにはいかない場合があるといいます。
それは事前の情報収集をもとにコース設計をしたか、しないかで変わってくるようです。
情報収集が足りないと、受講生のスキルアップが達成せず、授業の途中で調整も出来ず、受講生にとって満足のいく授業にならない。
その情報収集とは何か。依頼者側、企画者側から講習の目的・背景、そして受講生のスキル、どういったスキルを身に着けさせ、どのような業務をできるようにさせたいのか、それぞれの受講生の実務内容。
以上のことを事前に確認し、受講生のこの講義・セミナー・授業での目標を設定する。どのスキルまで身に着けるようにしたらよいのか。何度かお伝えしてますがSFBのSのSituation(状況)が何か、それによってFのFunction(スキル)として何を伝えたらよいか、そのスキルを身に着けてのBのBenefit(メリット)は何かで、目標が設定しやすいと思います。
トレーナーとしては、それによってどのような機材が必要なのか。スクリーンが必要な場合、
明るさは適度か。せっかくの見せ場のところが、スクリーンの明るさが見づらく、インパクトが残らず終わってしまった、受講生をがっかりさせてしまったなんてことがないように。
会場内にない機材で自分で用意すべきものはなにか。OS、バージョンは何か。セキュリティの問題で使用したいデータをコピーしてもらえるのか、などの確認をし、本番になってあたふたすることのないように、何事においてもと思いますが、事前準備をしっかり行えば、後々楽に進むのでないでしょうか。
しかしながら、実際には、依頼者側の話と実際の受講生のスキルに差があったりと最初に聞いてたことと違ったということがあることも珍しくないようです。多少無理な要求もしてくるようです。
そのため、こちらの希望もあらかじめ伝えるなり、「この状況ではここまでのレベルには達しません」「ここの部分は割愛します」などあらかじめ伝えておく。
実際、授業を始めてから企画者側の話と受講生の状況が違うと分かる場合もあるそうです。
そうなると困ってしまいますよね。
後にお伝えしますが、中には模擬講習で、開始する前に「この分野に関して学習したいと伺ってますがお間違いないでしょうか」と受講生に確認していた人もいます。
情報収集が終われば、目標を設定し、目標達成から逆算して、コースの詳細設計を行うようなので、次回はコースの詳細設計についてお伝えしたいと思います。