日本の国歌・国旗について思う | 終活オヤジの独り言

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今日も、誰にも何の役にも立たない、どうでもいい様な事をつぶやきます。
もし、お気に障った事がありましたら年寄りの言う事なのでお許し頂きたいと思います。

私が学生の頃、入学式や卒業式等の学校行事の時に日の丸の国

旗が掲揚され君が代の国歌を斉唱する事が当り前の事でした

 

それが、なぜか今は違うんですよね

 

それは今学校の行事の時に、日の丸の国旗を掲揚する事も君が

代を斉唱する事も、学校の裁量に任されているからなのです

 

どうして、そのような事になってしまったのでしょう

 

 

国旗・国歌法、と言うのがあるのをご存じですか

 

1999年8月13日に、日章旗(日の丸)を国旗、君が代を国

歌として法制化した法律で、当時の小渕恵三内閣のもとで公布

・施行されました

 

  

 

以下は、当時の小渕恵三内閣総理大臣の談話です

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本日、「国旗及び国歌に関する法律」が成立いたしました。

 

我が国の国旗である「日章旗」と国歌である「君が代」は、い

ずれも長い歴史を有しており、既に慣習法として定着していた

ものでありますが、21世紀を目前にして、今回、成文法でそ

の根拠が明確に規定された事は、誠に意義深いものがあります。

 

国旗と国歌は、いずれの国でも、国家の象徴として大切に扱わ

れているものであり、国家にとって、なくてはならないもので

あります。

 

また、国旗と国歌は、国民の間に定着することを通じ、国民の

アイデンティティーの証として重要な役割を果たしているもの

と考えております。

 

今回の法制化は、国旗と国歌に関し、国民の皆様方に新たに義

務を課すものではありませんが、本法律の成立を契機として、

国民の皆様方が、「日章旗」の歴史や「君が代」の由来、歌詞

などについて、より理解を深めて頂くことを願っております。

 

また、法制化に伴い、学校教育においても国旗と国歌に対する

正しい理解が促進されるものと考えております。

 

我が国のみならず他国の国旗と国歌についても尊重する教育が

適切に行われることを通じて、次代を担う子どもたちが、国際

社会で必要とされるマナーを身につけ、尊敬される日本人とし

て成長することを期待いたしております。

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ただ、この法律は国民に対して強制するものではありません

 

それでも、国旗・国歌法が成立したあとに日教組などの反対派

が「昭和憲法第19条が定める思想・良心の自由に反する」と

主張して、社会問題となったのです

 

それで、学校の指導要領の中で国旗を掲揚し国歌を斉唱するこ

とを、強制ではなく指導するとか配慮する事が望ましい、とい

う事になったのです

 

だから、学校行事の際に日の丸の国旗を掲揚する学校も有れば

しない学校も有り、国歌を斉唱する学校も有ればしない学校も

あるなど、扱いがまちまちなのです

 

でも、日本国内で日本の子供を教育している日本の教育機関が

こんな中途半端な対応を行っていて良いのでしょうか

 

つまり今後、日本の国旗は日の丸では無いし国歌は君が代では

無い、という大人が居る日本でいいと言う事になるのです

 

何故日本人として日本の国旗は日の丸で、国歌は君が代だと単純に受け入れる事が出来ないのでしょう

 

日の丸と君が代によって、誰かが不利益を受けたり何かにおい

て不都合な事があるのでしょうか

 

なぜ頑なに反対するのか私には、全く理解できないのです

 

それとも、あるべき日本人として日の丸や君が代を主張するこ

とは、国民に思想を押し付け強要する事になる、とでも本気で

考えているのでしょうか

 

もしかして、日本人として日本の国旗を選ぶのも国歌を選ぶの

も個人の自由だ、とでも言うのでしょうか

 

その様な日本の国旗や国歌を受け入れない人達は、例えばオリ

ンピックなど競技で日本人が表彰される時に、日章旗が掲揚さ

れ君が代が流れるたびに不満を感じているのでしょうかね