少子化が問題になってから久しい
なのに未だに解決されない問題が山積み状態です
一番の問題は、子供が大切にされていない、と思える出来ごと
が後を絶たないことです
今の社会情勢では、少子化が進む一方の様に思われるのです
日本の行政は、頼りにならないのでしょうか
国民は政治家を信頼して行政を任せているのです
期待を裏切らないで頂きたい
今回、札幌市の児童扶養手当の内容を知り驚きました
児童扶養手当と言うのは、父母の離婚などで父又は母と生計を
同じくする児童がいる一人親家庭に対して、生活の安定と児童
の福祉の増進を図る事を、目的として支給される手当です
札幌市の児童扶養手当支給額表
全部支給 一部支給
児童一人目 43,160円 43,150~10,180円
児童二人目 10,190円 10,180~ 6,100円
児童三人目以降 6,110円 6,100~ 3,060円
上記の支給額はどの様な基準で金額を算出をして、児童の人
数に対して割り当てられたのでしょう
支給額が、所得制限により全部支給と一部支給に分けられる
のはまだ理解できます
しかし、児童扶養手当の目的に沿った支給金額とはとても思
えないのです
特に、どうして一人目より二人目、二人目より三人目以降に
対しての手当金額が少なくなって行くのか、私にはその理由
が分かりません
子供が増えれば生活が楽になる、とでも言うのでしょうか
反対に子供が増えるごとに、子供に対する手当は増やさなけ
ればならないはずだ、と私には思えるのです
例えば、一人目には4万円、二人目は5万円、三人目以降に
は6万円というようにです
今の児童扶養手当では、子供が多い家庭ほど生活が苦しくな
る事になるでしょう
それとも子供は一人迄にしておけ、とでも言うのでしょうか
この様な児童扶養手当では、とても安心してそして余裕を持
って子供を育てる事は出来ないのです
一人親家庭の子育ての現状を本当に把握した結果とはとても
思えない児童扶養手当の内容です
子供達が日本の未来を担う、という基本的な考え方が対応さ
れていない、少子化問題の行政がここにもあるのです