映画 | ambiguouswordsのブログ

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しばらく映画館に行っていない。
見たかった「女子ーズ」も「ベイマックス」も見ていない。。。

近年はテレビ放映を待つか、年に何回か乗る国際線の機内で見るか、試写会で見るか。
むかしパルコの株を持っていたときは株主優待でシネクイントの映画を見ることができたけど、ずいぶん前に手放した。

月末にはエティハド航空に乗る予定。サイトで機内エンターテイメントをチェックしたら、「バンクーバーの朝日」があるみたい。これは見たかった映画なので楽しみ。

何か月か前に、六本木ヒルズの映画館でマスコミ試写会があったけど、「フューリー」は反戦映画というか弔戦映画というか沈戦映画というか、なんだかやるせないせつない気分になった。

先日のマスコミ試写会は丸の内の東映本社試写室。
ゲッツ板谷原作「ズダボロ」を見た。

ゲッツ板谷ファンは見るべきだろう。
最後の方で、主人公のコーイチが母親にぼそっと「ありがとう」と言う。
この映画は苦労をかけた母親に捧げられたのではないかと感じた。
暴力シーンや友情シーンは多いけど、母親の愛情も読み取りたい。

デートには使いづらい映画だと思う。
女の子の胸丸出しシーンもあるし、シンナーを吸ったり鉄パイプで殴ったり。
ヤクザが指を落とすシーンは痛い。思わず目をつむった。

ケンカのシーンはかっこいいけど、中高生は真似してはいけないと思う。
がんがんコブシで殴っているけど、指の骨は細い。素人が殴るとすぐ自分の手がダメージを受ける。肘打ちや掌打、蹴りなどのほうが自分が傷つかない、、、という話ではなく。
鉄パイプをふるまわすのは本当に危険。打ち所がわるかったら死んでしまう。

比較的低予算なつくりの中、佐藤二朗さん演じるヤクザは奇妙な存在感があった。
まじめそうな顔立ちの平田満さんも凄みのあるヤクザを演じ、さすが俳優さんだなと感じた。

エンドロールにはゲッツ板谷ファミリー?の漫画家、沖田×華さんの名前があった。
何の役だったんだろう。気づかなかった。

エンドロールが終わった後に、おまけのようなシーンがあって、「未成年の喫煙は禁じられています」という字幕がでた。
ギャグなのか、日本禁煙学会に対する配慮なのか、ちょっと笑った。
喫煙シーンは、無秩序や暴力や逃避や青春や絶望を表現するシーンで使われているのだから、喫煙シーンを否定することは、そういった表現を否定することにつながりかねない、ということを日本禁煙学会の人は意識するだろうか。


追記 エンドロールというのは和製英語で、英語圏では end credit roll、credits roll、end credits などと言うらしい。