右投げに較べて,左投げ用のボールのラインアップが貧弱で,2年に1個買うかどうか,という状況ではあるが,たまたま良さ気なボールを(比較的お買い得に)買えた.

 

 

 一方で,長男のボールは2年間で4個増えたが,1年半もすると「寿命」が近付くほどの頻度で使っているようだ.

 また「シューズ」に目を向けると,もっと顕著だった.

 所謂「成長期」なので,最初に買ったラウンドワンのキャンペーンシューズは22.0cm(当時小5)だった(同時に買った長女は23.0cm)のだが,半年ほどできつくなり「Dexter」の「Ds38」にそれぞれ+0.5cmで買い替えている.そこから毎年1.0cm,半年で0.5cmは大きくなっていったので,頻繁に買い替えることに.

 最初こそ,ABSの「S-950」にしたのだが,次からは価格を少し抑えようと「S-570」で済ませることに.少しずつ「先回り」して大き目のシューズにしながら,ホーム(湘南ボウル⇒スポルト八景)とサブホーム(ラウンドワン吉祥寺)に交互に配置してやりくりしていた.

 最近は,とうとう筆者と同じ27.0cmで落ち着きそうなので,ここでABSの新製品「S-999W」を買ってみることに.併せて,筆者のシューズも,かなり草臥れたものが多くなっていたから,取り敢えず1足と,合わせて2足を購入した.

 

 

 しかし,確認してみたところ,これ以前に筆者のシューズを最後に新調したのは,何と2020年の暮れだったことが判明.3年半が経過していたのだ.

 この時買った「S-570」は,現在「ラウンドワン横浜駅西口店」の「練習用(左右の『GearDrive』の)セット」との組み合わせになっている.これはまだ,普通に使えている.一方で,同じ「ラウンドワン横浜駅西口店」に置いてある「遠征用(『In2ition』と『NANODESU AccuLine TourPremium IV』)セット」と組み合わされている「S-1230」は,「現役最古参」で2018年夏から使っており,もうすぐ6年になる.

 「上履き」みたいなものではあるが,学校の上履きだって小学校の6年間ずっと使っていたら(サイズ的に無理だろうが),ボロボロになるだろう.サイズの変化が小さいであろう,中学・高校だって,3年間使った上履きなど,卒業したらゴミ箱直行に決まっている.

 実際,もう縁などはかなり擦り切れていて,小さな穴が開いている部分もある.

 

 確認したら,これも合わせて稼働している現役のボウリングシューズは5足だった.あと3足は「ラウンドワン吉祥寺店」と「スポルト八景」,そして自宅にある.

 自宅の「S-1230」は2020年8月からと,横浜駅西口店の「S-570」の次に新しいが,頻繁に左右のソールを貼り換えるため,特にキックパーツのベルクロが馬鹿になっている.パーツだけ買い替えればいいのだが,身近で売っているところがあまりないのが難点だ.

 かつて「ラウンドワン横浜戸塚店」が健在だった頃は,その手の用品を取り寄せるのに長けたスタッフがいて苦労しなかったのだが,現在のホーム・サブホームのショップでも扱っていない感じ.ABSにこだわらなければ何とかなるのかも知れないが,他社のキックパーツだと,やや厚みがあったりして,左右のスイッチに迅速に対応できるかどうか,という懸念もある.

 

 いずれにしろ,シューズ「本体」が擦り切れそうなものから,順次更新するほうがいいだろう.

 「S-999W」が1足入ったので,これを自宅常置の「S-1230(3代目)」と入替しよう.

 

 現在「S-1230」は,自宅の他に「ラウンドワン吉祥寺店」と「横浜駅西口店」にあるが,横浜駅西口店のものはもう本体・ベルクロともに相当草臥れており,これと入れ替えるか.

 吉祥寺店のものも2019年夏からと「5周年」を迎えるが,昨年か一昨年あたりにキックパーツだけ交換しており,まだ暫くは使えそうだ.

 

 残るは「スポルト八景」にある「S-570」だが,これは2018年の暮れから使っている.

 今のところ,どうにか使えてはいるものの,キックパーツは既に3代目の筈だが,元々サイズが合わなくなってきた長男のシューズからの「移植」だったりするので,摩滅が結構来ていたりする.

 ここら辺を,ちょっと検討した新製品の「S-505」だとかDexterの「Ds70」あたりと入れ替えるというのも考えられる.

 

 

 「S-505」は,従来の「S-570」の「後継モデル」と言える位置付けで,価格も若干値上がりした程度.

 これであれは,どこかのセンターに常置しておくにも抵抗のない価格とスペックだと思う.

 

 一方で,今回のABSのラインアップ更新では「廃番」にならなかった「S-1230」と「S-950」も,いつまで継続されるかわからない部分がある.

 個人的には「お手頃価格で全部入り」なので気に入っており(両者の「差異」は素材くらい),初心者から上級者まで対応できる製品だと思っている.

 

 今回買ってみた「S-999W」の最大の「難点」は,ヒールのパーツを(単品では)「左右対称」にできない,ということ.

 ABSの場合,「S-950」以上からヒールのパーツも交換できる仕様だが,これまでキック側にも使えた「標準」のパーツの附属が2つから1つに減っていて,スライド側のヒールは「スライド用」のものを使え,ということらしい.

 スライド側のヒールパーツは,滑りやすさの違いで5段階あり,数字が小さいほど「滑る」のだが,これまでの「S-950」や「S-1230」では「キック側兼用」2つと「スライド側『2』番(標準)」1つという組み合わせだったのから,「S-999W」では「キック側兼用」1つと「スライド側『2』番と『4』番」各1つに変わっている.

 スイッチボウラーとしては,これは使い辛い.

 左右とも(長男は『2』番でいいようなので余る)『4』番にすることも考えたが,これまでのもので困ったことがないし,廉価な「S-505」や「S-570」などは左右とも「キック側兼用」と同じ素材(交換不可)だ.これと併用するなら,従来の「兼用」タイプで揃えたいと思い,古くて「お蔵入り」になっていたシューズから剥がして使うことにした.

 

 考えてみたら,スライド足も,最後は踵側に少し重心を移してブレーキをかけるので,このほうが理に適う気もする.

 

 色々と考えながら,古くなったものから順次,「S-505」や「Ds70」,場合によっては「S-1230」や「S-950」への更新について検討することにしよう.