温かさはどこから? | roomLBN AKIのブログ

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フェルデンクライス等のレッスンルームの加藤"AKI"章利です。
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こんにちは
フェルデンクライス・メソッド
プラクティショナーの加藤"AKI"章利です

寒くなりましたね
皆さんは暖かく過ごせているでしょうか
身体にとって寒さはとても怖いことです

私たちの身体のとても基本的なものとして
体温のコントロールがあります
37度を越すような真夏も
マイナスになる真冬も
ほぼ平熱は一定に保たれています

とても優れた能力です
夏は冷却効果の高い発汗をつかいます

さて冬はどうな方法で
温めているのでしょうか?
火が燃える時酸素が燃えて二酸化炭素が出ます
体の中もほぼ似たような事が起きています
十分な酸素と燃焼相当のエネルギー交換
主に筋肉の活動が熱を起こしています
寒い時に体が震えるのは
強制的な運動を脳から指示されているからです
つまり寒い時こそ動く事が必要となります

寒い時はなかなか動き出しづらいですが
一歩前へ歩き出すとだんだん身体は
自らの能力を発揮して
適正な体温を作り出せるのです

大事なのはそうして作り出された暖かさを
外気に逃がさないようにする事です
最近は発熱する衣服などが増えていますが
我々の持っている発熱能力を活かすなら
加温ではなく保温に視点を置くことを
お勧めします
何故なら加温された時身体は
外界は温かいと感じるからです
すると身体の対応は体温を下げるシステムに
なってしまう可能性がうまれます
身体のもつ保温対策も減り
より寒さに無防備な身体へと
変わってしまいかねません
これは実際の寒さに触れた時に
ダメージが大きくなってしまいます
必要に応じて暖房は必要ですが
過剰な加温はちょっと考える必要がある
と思っています
寒い外でも元気な彼らは活動的ですよね!