発声練習 ~ 発声開眼 ~ 開眼余徳 | 愛唱会ジャーナル

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先週11 .02(木)の練習の初っ端、いつものように発声の指導を受けた。

 

いつもと違ったのは、声を遠くへ飛ばすにはとの目的意識で体全体の各部分をどのように使うかを総まとめで浚ったことだった。

 

項目別には既に度々指導されている訳で、特に目新しいことは無い。

 

ところが、突然朗々たる声が周囲を圧倒するように響き始めたのだ。それに驚きながらも粛々と発声練習を終えたとき、期せずして突然の“声変わり”に賛嘆を浴びせられたご当人も、それを自覚した旨を正直に吐露した。

 

指導を受けた数人の中で彼だけがその甲斐あって発声に開眼したのだ。開眼ではなく、開口、開喉と言うべきか?

 

実は、彼には立派な声の素質があることが初めから判っていたが、仲間たちと比べて五十歩百歩だなとも思っていた。

 

素人には判らない優れた素質が、的確な指導によって顕現したと言えるタイミングであった。

 

彼は仲間内では格別に若い存在である。これからの更なる進歩向上が楽しみである。他方、余のロートル連には特段の変化も見られなかった。今後も期待薄である。

 

昨6日、月1の某男声合唱団で歌った時、己の声がいつもより良く響いているように感じた。自然と、先週の若い仲間の“発声開眼”が思い出された。

 

ひょっとして、このロートルにも的確な発声指導の御利益があったのかなとドキドキした。

 

ご利益か、錯覚か、今週中にはっきりするだろう。