過日、虎ノ門にあるT病院を訪れ、開腹手術(2年前)の後遺症が懸念されるので診て貰おうと予約を申し込んだ。
親切な窓口職員が、「前回受診から1年以上経過しているので、先ず5250円頂きますが、よろしいですか。」と念を押した。
払えない訳ではないが、腑に落ちず、2,3質問をした。最近導入された料金体系に、そのような規定があり、2年前には無かったそうだ。
「他医療機関の紹介状があれば、この料金は掛かりません。」とも教えてくれたので、一旦引き下がることにした。
紹介状を書いてもらうために他医療機関で受診する料金と5250円(名称を聞かなかった。)との比較の問題というわけだ。
損得よりも、そのような料金を課する目的、或いは合理性の方に興味が湧く。受診間隔が1年以上も開くような患者は病院にとってお得意さんとは言えないから、懲罰的料金を課する趣旨だろうか。1年以内に再来しなさいと。
医学的な、或いは健康上の必要性によってではなく、病院との友好関係を維持するために、受診間隔を1年以内に収めることが勧奨されているようだ。
簡単に言えば、理屈抜きの増収策だろう。病院も経営を持続するための収入を確保しなければならないから、様々な工夫を凝らすのは当然だ。
しかし、趣旨、根拠の曖昧な料金制度では、ひところの借家契約のように評判が悪くなるのではないか。
その帰り道で、以前‘発見’した(2011/6/24(金))ストローベリーツリー並木を注意深く観察して歩いた。果実が出来ているかどうか確認するためだ。
全部で10株ほどだろうか、うち1株だけに数個の実が生っていた。大都会の幹線道路脇では条件が悪過ぎるのだろうか。
同一樹種と思われるヒメイチゴ(東京駅 日本橋口)には全く結実が見られない。花は盛んに咲くのだが。
「愛唱会」当面のスケジュール:
第99回10.27(木) 三栄町生涯学習館 ・視聴覚室 1300~1700
第100回11.10(木) アカデミー向丘・和室 1300~1730
第101回 11.30(水) 三栄町生涯学習館 ・視聴覚室 1300~1700