3.11余聞~あくどい整理屋~原発画像隠し? | 愛唱会ジャーナル

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3.11災害・事故のフォローアップ情報2件、念のため記録しておこう。
 
『震災に負けない古書ふみくら』 佐藤 周一 “震災からもう半年が経ってしまった。此の間自分は何をしていたのか、膨大な数の買入は、本来は古本屋としては喜ぶべき事なのに、素直に喜べない。特に地震被害の大きかった須賀川地区(震度6強)では首都圏から来たリサイクルショップ等のあくどい整理屋の跋扈。片づけるには、これこれの費用がかかると言って、お金をもらって品物を持ってゆく。あまりのひどさに博物館と教育委員会に呼びかけて、出来るだけ整理する場合は博物館に相談してもらうように話を話を進めた。”(日本の古本屋メルマガ)

『古書ふみくら』は福島県(郡山市)の古書店で、当管理人もその開業当時ささやかな取引をしていた。ホチキス止めの薄い質素な目録が送られてきて、割安感のある品が掲載されていたのを覚えている。
 
商売が順調に発展したらしく、首都圏などの古書展にも参加するようになり、目録も豪華になった。商品のお値段も高くなった。必然的に当管理人がささやかな古書漁りをするする余地は無くなった。印象に残る店主ではある。
 
もう10年以上も前のことだが、大規模なフリーマーケットが盛大に開催されていた頃、会場の一角にトラックを停め、さまざまの古物を安値で売りまくっていた「解体屋」と呼ばれる業者がいた。
 
家屋の解体に先立って屋内の残留物を回収し、古物として売っていたのだ。彼らの姿を見掛けたのは、ほんの短い間だけだった。回収物品の流通ルートが変わったのか、監督行政庁(警察)の手入れがあったのか。
 
『東電、原発画像隠し? 事故直後、しばらく一般公開を停止』朝日新聞9月30日朝刊
 
この記事で「東電は従来、福島第一原発周辺の様子をカメラで撮影し、ウェブで一般公開してきた」と判明したしたことに意味がある。当ブログで呈した疑問に少しは答えてくれたような気がする。
 
ニュース雑感~フェールセーフ~災害訓練(2011/3/16()
原発には厳重な監視システムが張り巡らされており、映像など記録されているはずだが、今回津波に襲われた時の映像などがマスコミで見られないのは何故だろうか
津波写真~原発~平田オリザ(2011/5/19()
‘原発敷地内には、カメラや記録装置など監視システムは無いのだろうか’
 
今回の記事に言うのは、あくまでも‘周辺の’映像であるが、原発本体の監視システムにも映像のあることは自明だろう。これについての疑問には未だ答えが無い。
 
地震計も設置されていることが判ったが、そのデータは公開されたのだろうか。イメージ 1