快板~説唱~浪曲 | 愛唱会ジャーナル

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某航空の機内誌9月号のある記事に、「快板(中国伝統の説唱芸能の一種)」とある。「快板」も「説唱」も初めて目にする単語だ。
 
印象的に解釈すれば、「語るように歌う」あるいは「歌うように語る」芸能か。手許の辞書には、どちらも収載されていない。
 
インタネット検索すると、「快板」は「中国の近代音楽で、リズムが速いこと。また、そのような音楽。対語は慢板。」とあるが、これだと語り物の意味合いが無い。また、伝統と近代とでは相容れない説明になる。
 
勝手に総合解釈すれば、「中国の歌い語り芸能でリズムの速いもの」ということか。浪曲が想像される。もともと中国語は四声の抑揚がまるで歌のように聞こえる。
 
西洋音楽のレチタティーヴォrecitativoは「叙唱」とか「朗唱」とか訳されるが、明らかに歌だ。説唱も要するに歌の一種か。イメージ 1