敬老コンサート~完璧司会~勝手にオブリガート | 愛唱会ジャーナル

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歌曲、唱歌、童謡、オペラ・アリア、合唱曲などを楽しむグループ
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たった今カレンダーを見て、敬老の日だったと気が付いた。三連休とは認識していたが、月曜休日にはあまり関心が無かった。我が脳中には、敬老の日は9月15日とインプットされたままだ。
 
その敬されるべき老人が、デイサービスセンターへの訪問コンサートに出掛けた。我が家からは地下鉄一駅の巣鴨駅の近くにある施設だ。出掛けに定期券を忘れたため、歩くことにした。徒歩でも電車でも所要時間は殆ど同じである。
 
巣鴨駅周辺は昔ながらの細街路が複雑に交錯しており、悪い予感がしたのだが、案の定、5~6分も徘徊してしまった。気の利く男声メンバーTさんが施設近くの角に立って、徘徊メンバーを呼び込んでいたので助かった。という訳で今日も汗かきの一日となった。
 
参加メンバーは、弦楽7、コーラス13、それに指揮兼キーボードの先生の総勢21名。雑用部屋で30分足らずのリハーサルをした。狭い部屋で、恐らく10㎡も無い所にこの人数だから、弦は思い切り弾けないし、音は妙に跳ね回るし、温度は上がるしで、大変なリハーサルだった。
 
お客さんは施設職員を含めても精々20数名と見た。久々に司会を頼まれていた。小言好きな新会長(女性)が、「時間が短いので(お喋りも)短めに」とわざわざ事前に注意しに来た。
 
癪に障ったので、あらかじめ演奏曲目ごとに所要時間を計り、厳密な工程表を作成し、腕時計の針を睨みながらその通りに進行させ、完璧に予定通りに終わらせた。
 
演奏の出来も比較的に良かったので、満足して司会を褒めてくれる人も少なくなかったが、会長は何も言わなかった。「だから言ったでしょう!」と文句をつけられなかったのが面白くなかったのだろう。
 
プログラムは次の通り:
 
1:軍隊行進曲(弦楽合奏)
2
:紅葉(二部)
3
:里の秋(二部)
4
:ロンドンデリー・エアー(弦楽合奏)
5
:荒城の月(二部) 
6
:赤とんぼ(二部) 
7
:追憶(二部)
8
:はるかな友に(三部)
9
:琵琶湖周航の歌(斉唱)
10
:青い山脈(斉唱 オブリガート入り)
11
:童神~天の子守唄~(斉唱 オブリガート入り)
12
:ふるさと(三部)
オブリガートは、なぜか練習していないので、当管理人が自発的に入れた。実は、荒城の月(二部)でも、自発的に第三のパートを勝手に歌った。
 
これだけの人数が揃っているのだから、三部ないし四部で歌ったほうが厚みが出来て、聴き応えもあると思うのだが、なぜか挑戦しないグループだ。染み込んだ体質は簡単には治らないようだ。
 
しかし、中には意欲的な人も少しは居るようで、選曲が物足りないと言う声も洩れ聞こえる。希望無きにしも非ず。イメージ 1