昨日カメラマンの立ち働く姿を見、今日、新聞数紙に写真入リュウゼツラン開花の記事を見た。しかし、物置の上の脚立に乗って撮った写真ではなかった。地上で撮った平凡な写真であった。うち一紙は文京区提供の写真を載せている。
結局、昨日の人たちは、脚立に昇るのが恐くなったか、満足な構図が得られなかったか、或いは、新聞社のカメラマンではなかったのだろう。
記事によれば、このリュウゼツランは、区内の民家の庭から株分けして、植えてから45年経つそうだ。実は、これよりはるかに巨大な株が染井霊園の近くに鎮座しているのを10年ほど前に見ている。
その場所が文京区内か、豊島区内か、微妙なところだ。脳内の地図は、その検証に堪えるほど精密ではない。近いうちに再訪してみよう。
なお、このお寺の住職が先般、増上寺の法主に転勤(?)になり、若い住職に代替わりしたばかりだそうだ。
その若住職いわく、「リュウゼツランは花の後は親株は枯れ、子株が成長する。住職の代替わりに同調したかのような開花だ」。ホントニ、法力というものが存在するように思われてくる。
それにしても、ハンカチノキはどうなったのだろう。他所へ移植したのかな。