イースター島島内観光
今日は、朝食後こちらに永住している最上さんのガイドで島内観光をした。
観光ルートはあるのだが、当然のごとく我々は、行くところがあり、彼に説明した。
そして、通常のルートの反対周りで観光することになった。
イースター島の観光は、当然といえば当然だが、モアイに纏わる場所ばかりである。
島の42%が世界遺産に指定されており、モアイは1000体くらい作られたという。
島の各所に、モアイ像があるが、主には海岸沿いに設置され、先祖のお墓の墓石として祀られているそうです。
その殆どは倒されており、近年起こされ復元されたものばかりでした。
初期、中期、後期と製作が分けられ、初期のものは小さく、後期のものは大きく目が入れられていた。
モアイの歴史はあまりよくわかっていないらしいが、初期のもので1400年くらい前に作られたらしい。
最上さんの説明は明確でとても判りやすかった。
ユーモアも含め島と島民の生活、モアイの歴史などについて説明してくれた。
我々は、その説明を聞きながら、淡々とやるべきことをこなしていった。
有名な15体あるモアイも見た。
モアイの作られている丘にも登った。
私は、様々なモアイ像の姿を見て、作られた頃、またそれ以前のモアイが生まれた意味に興味がわき、最上さんに質問する。
最上さんの答えは、イースター島の歴史は記述がほとんど残っていないのでわからないことが多い。
植民地の頃、一時は100人くらいまで人口が減ったそうだ。
そのため、語り継がれていた内容も失ったそうです。
答えは良くわからないでした。
そこが、ミステリアスなところかもしれない。
明日もさらに違う場所を市内観光をする予定だ。
5時ごろホテルに帰ってきた。
少し疲れたので、軽い眠りについた。
そこで私は夢を見た。
イースター島に古いスイッチがある。
そのスイッチは、地球上にある巨石文明の通信システムを稼動させるスイッチだ。
インカの神がそのスイッチONにする。
全世界にある通信システムが稼動しそれぞれが光を放った。
その光は、次第に広がりついには全世界を包んで行く。
次に、ムー大陸の扉が開けられた。
ゴンドワナ大陸、バンゲア大陸、レムリア大陸、アトレンティス大陸の扉も同時に開けられた。
扉の中には、王様、女王様率いる大勢の人々が号令を待っている。
号令がかかると、5大陸の民は一斉にイースター島に向かって集まってくる。
そして、彼らは、一つとなってイースター島の光の中に同化されていく。
やけにリアルな夢なので紹介してみました。
何の意味かはわかりません。
妄想かもしれませんが、見えない世界ではこんなことが行われているのかなと、夢の心地良さをしばし味わっていた。
ミステリアスなイースター島ならではの夢に、ここなら「あり」かなと思った。
イースター島に到着
朝6時K氏から「僕の荷物ない?」と電話があった。
どうも荷物を置き忘れたらしい。
マドリッドでは、トランジットのヒースロー空港で6個の荷物が忘れられた。
結局、荷物は出てこない。
たいしたものは入っていないというけど、旅の終盤、みんな気をつけないといけない。
朝6時半、ホテルを出て歩いて空港に向かった。
空港では、現地のガイドはいない。
スペイン語も英語も大して話せない8人がボディランゲージを交えての手続き。
どうにか通じて、無事飛行機に乗れました。
こんな旅も結構スリルがあって楽しいものである。
飛行機は、ビジネスクラス。
ブラジル国内は、全てエコノミーだった。
世界一周のチケットなので助かる。
イースター島に行く人は結構いるがビジネスで行く人はそんなにいないようだ。
ガラガラだった。
サンチャゴからイースター島までは、5時間40分。
時差が2時間あったので12時丁度に着いた。
島に着く間近、窓をあけると虹が出ていた。
これからのツアーを暗示しているかのようだった。
島に着いたら、タオタイホテルの最上さんがレイで迎えてくれた。
ホテルは島で一番いいホテルらしい。
平屋で、結構広い。
海岸沿いにあり、部屋から海が臨める。
今日はみんなゆっくりして、明日からの行動にするとのことで、まずは昼食。
最上さんに無理を言って、持って行ったそうめんをゆでてもらった。
これで、日本から持っていった食材は全て終わりだ。
上手にゆでてあった。
みんなそろって美味しいね。
薬味も何もないただのそうめんがやけに美味しく感じた。
その後が部屋で寛ぐ。
HさんKさんたちは、日本にいるがんのすけさんを偲んで、4人でミーティングしていた。