終戦までの日本での生活はどんなだったんだろうかと思いを馳せました。
命からがら逃げるなんて、今の日本では考えつかない人も多い。
私もそうだ。
でも思いをはせる事は出来る
爆弾が雨のように降る中逃げ回る
防空壕にいても爆弾が攻めてくる
火薬の匂い
轟く爆音
叫び
ただ生きていくという思いが自分を支えていたんだろうと思う
去年、沖縄の平和祈念公園の資料館の最後にある展望台に着いたときに、目の前の綺麗な海にまっくろになるくらいに戦艦がいる光景が頭に浮かんだ
サッと場面が変わり、多分最後の日本兵と思われる人が出てきて、周りをアメリカ兵に囲まれて、絶望感しかなかった
海には何千という戦艦、
周りにはアメリカ兵
生きたい、生きて故郷に帰りたいという思いが私にストレートに伝わってきた
こういう思いが今の日本につながっている
私達は戦争を知らないが
思いをはせる事は出来る
広島、長崎の原爆投下
沖縄戦
幌筵島
命をかけて日本を守ってくれた方々のために私は出来る限り、慰霊の旅を続けて行こうと思っている
たかだか、一個人の私ができる事は祈る事だけでも、やらないよりはやって思いを伝えたいと思っている。