こんにちは!照井窓日です。

 

ブーケを製作させていただく花嫁さまはほぼハワイウェディングを挙げられる皆さま。

そのためハワイについての話題はいつも身近にあります。

ブーケ製作について

 

日頃からハワイについて思いを巡らせることが多いのですが

なぜかここ最近は「会社員を辞めた翌日にハワイに向かったこと」をよく思い出します。

 

その当時(2015年・・もう4年前か・・)書いていたブログ

出発の日

自分を取り戻すためにハワイへ

一人凹み続けた

同じものに心が動くこと

普通の人生

 

 

大学を出てから入社した会社で必死に毎日を過ごし、

もうそろそろ自分の力で動いてみたいと思って決めた独立。

 

 

会社を辞めた時は、どうやってその後の毎日を作っていこうか、

何が好きなのか、どうなりたいのかもほとんど見えていませんでした。

 

そんなことを考えられないほど目まぐるしい毎日を一度ペースダウンしない限りは

この先の計画すらも立てることができない・・

と思い決めた退社。

 

何にも決まっていない白紙の状態の中、ただ一つ決めていたことは

会社を辞めたらすぐに生活の場所を変えよう

ということでした。

 

毎日行っていた会社、ある日目が覚めたら「今日から行かなくていい」という状態になる。

 

もしかしたら開放感もあるのかもしれないけれど

まだ何にも決まっていないまま辞めたので

そんな何もない状態のままこれまでと変わらない部屋で目が覚めることが

ただただ怖かったんです。

 

なので無理やりにでも場所を変えよう。

すぐ変えよう それだけは決めていました。

 

会社を辞める。

そう決めたあと、チケットを取ってホテルを予約して

退路を経ったのでした。

 

退職した翌日に飛行機に乗って向かった先はハワイ。

三週間の一人での滞在がスタートしました。

 

 

 

 

一度終わらせて、新しい自分をスタートする。

その人生の中の隙間のような時間を過ごす場所としてハワイは最適でした。

 

未来が怖いと思っても

一歩外に出たら水着で歩いているだけで幸せそうな人たちがたくさんいる。

サーブボードを抱えて裸足で自転車を漕いでいる人たちが笑いかけてくれる。

空は快晴で、鳥の声が聞こえて、風は気持ち良い。

PCを抱えた人がコーヒー片手に公園で仕事をしてる。

その横ではギターで歌っている人がいる。

 

焦って何かにならなくても

心地よいこと、好きなことを優先させてもいい。

人生の真ん中に自分の感覚を置いて生きていってもいいんだ。

笑顔がいっぱいの色々な人の姿からそんな許可をもらったような気がしました。

 

 

毎日を「これでしょうがない」と思って生きるのはこれからは一切やめよう

とも決心しました。

 

それはハワイで過ごす人たちの顔が本当に生き生きとしていたから。

スタバの店員さん、道を譲ってくれたたくさんのドライバーの皆さん、

現地で仕事をしている日本人の皆さん

その笑顔があんまりに嘘がなく真っ直ぐだったから。

子どもみたいに笑う大人ばっかりだったから。

 

毎日が楽しいと言っていた、そんな人に私もなりたいと思った。

 

 

 

自分を真ん中に置いて生きる人は

こんなにも元気で明るくて

そして透明で純粋で

少し話しをするだけでこんなにも人に気づきを与えるんだなあ

そう思ったのです。

 

だからまずは決めました。

私は好きなことだけをして生きていくと。

心が本当に楽しいと思えることだけを選んで生きていくと。

 

ハワイに長めに滞在することで

少しずつ心のねじれが取れていくのも感じました。

 

たった一人で異国の地にいるという少しの孤独感は

自分にとっての大切なことや人をはっきりと再確認させてくれた。

 

 

孤独と不安の中で思い出すのは、

辞める時にもらったアドバイスでも

そんな無計画で大丈夫?という心配の声でもありませんでした。

 

ただただ、

まどからしい選択だね

と明るく言ってくれた本当の友だちと仲間の言葉と嘘のない表情だけでした。

 

 

友達、家族、仲間。

大事な人たちがいてくれている。

信頼し合える人たちがいる。

もうそれだけで十分じゃないかって思えたんです。

だから今はマイナスなんかでもない。

ここから積み重ねていくことや時間はここからの更なるプラスでしかない。

 

ここから積み重ねていくものも一切妥協なく、プラスだけを自分の意思で選んでいこう。

そう決めたんです。

 

絶対に無くしたくないものは、

心配しなくても絶対に無くならないものばかりだった。

何があっても絶対になくならないものはすでに全部持っていると気付くことができた。

 

このことはとても特別な発見で、

一番に背中を押してくれました。

 

・・・・・・

 

好きなことや楽しいことだけをして生きていくって

どこかで楽をすることだと思っていました。

だから少しでも痛みが伴う選択の方が成長できると思っていた。

それも本当だと思う。

けど一度、別の方向を選ぶ自分を許してみようと思ったんです。

 

好きなこと楽しいことだけをするって

努力しなくてもできるって訳じゃない。

 

好きなこと以外しないって、それをずっと続けるって、工夫しないとできない。

本当に考えて動かないと続けていけない。

 

けど好きなことだから夢中になっているうちにできている。

好きなことだから勝手に思考するし、すぐ挑戦したいと思う。

辞めて三年経った今、実体験を持ってこれはその通りだと思う。

 

苦手を克服するための挑戦も大事だけど、

好きなことを真ん中に置いた毎日も新しい景色をたくさん見れるんだね。

 

 

 

今は大好きなお花を仕事にして、

素敵なお客さんばかりに恵まれて

そして今後やっていきたいこと、展開したいことも次々見つかってる。

言い訳や自分を納得させるつじつま合わせにパワーや時間を使わずに

行きたい未来に集中することができる。

 

あの時ビビりながらも決断できた自分に今とても感謝してる。

動けば未来は変わるんだね!

 

少し先、今がずっとずっと昔の過去に感じるくらい

もっともっと先に行ってみたい。

さて、頑張ろう♡♡