自分を見失っていました | アメージング ドライフラワー & レジンフラワー

アメージング ドライフラワー & レジンフラワー

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3月にドライフラワーセットの販売を再開して

約半年が経ちました。

おかげさまで順調にご利用者が増えています。

 

しかし、私の気持ちの中はなんだかすっきりしません。

ここ数日というもの、なんだか漠然とした

不安感といいますか、焦燥感といいますか

落ち着かない感じがしていました。

なんなんだろう? この違和感は?と。

 

 

夜もあまり眠れず、布団の中で転々としていましたが

金曜日の夜中にその理由がわかりました。

 

 

 

私は花が大好きです。

でもそれは園芸品種ではなく、自然の野山に咲く

山野草の花なんですよね。

季節季節に山に行って、そうした花を探して歩き

デジカメで撮影するのがなによりの楽しみなのです。

 

私の中には園芸品の花をアレンジするという

感性がありません。

できません。

ですからフラワーアレンジメントをされる方を

とてもうらやましく、まぶしく感じます。

 

 

アメージングスタイルドライフラワーセットを

販売するにあたり、私自身がそうした

アレンジメントをされる方々の方にアプローチして

この製法をご利用いただきたいと考えて

ホームページを作成しました。

 

でもやっぱり自分の中にない感性ですから

作ったホームページは私らしくないんですよね。

はっきり言いまして、私はバラに囲まれて

にこやかにドライフラワーを制作するなんて

そんな人間ではありません。

やっぱり私のフィールドは野山なんですよね。

そしてやはり作りたいのはレジンフラワーなのです。

 

 

 

 

そもそもこのドライフラワー製法を考案したのも

山野草をレジンに閉じ込めて、季節感のある

作品が作れたら素敵じゃないかな?

そう考えたのが原点なんですよね。

 

でも折悪しく(かな?) この製法が

講座を運営する会社の社長の目に

留まってしまったために

自分の感性とは違う方向へ進んでしまいました。

その結果、10年もの間花から遠ざかることになりました。

そしてまた同じ失敗をくり返してしまいました。

 

 

 

私はただ製法をご提供するだけで

この製法を活用される方は、それぞれの

創作好みに合わせてご利用いただければ

いいわけですよね。

ですから私は私のやりたい物作りをすれば

それでいいんだ、ということに気がついた時

土曜日の朝6時になっていました。

寝不足でしたが、気分はすっきりとしていましたよ。

 

 

 

 

山野草の多くは、その季節の一時期にしか咲きません。

ですからとても貴重なのですね。

そのいちばんきれいな時にドライフラワーにして

レジンに閉じ込めた作品を作ったら

どんなに楽しいことだろう?

 

ツクシだったらこんなふうにレジンに入れてみたいな

ヒメウズならこんな感じでどうだろう?

オドリコソウは半立体ドライフラワーにして

レリーフみたいな作品にしたらいいんじゃない?

リンドウは? ホトトギスは? ハナネコノメソウは?

想像するだけでワクワクしてきましたよ。

 

 

 

土曜日、さっそく山に行ってきました。

ドライフラワーセットを持ってね。

 

目的はヤマホトトギス。

花期が短いからなかなか出会えません。

 

 

なんて美しいデザインなんでしょうね。

うれしいことに今年はたくさん咲いていましたよ。

 

 

 

そしてその場で乾燥剤と埋設材に埋めました。

 

 

こうすれば家に持ち帰る間にしおれたり

枯れたりすることもありませんし

生き生きとした姿そのままでドライフラワーに

することができます。

これ以上の新鮮さはありませんよね。

 

 

 

こうして密閉して持ち帰ります。

 

 

 

今後は密閉できるプラスチック容器を買って

山に持って行きます。

ガラス製ですとやっぱり重いですからね。

 

 

 

9月、10月、11月は、魅力的な山野草が

たくさん咲く季節ですから、とてもとても楽しみです。

テンニンソウ、ヤマトリカブト、ダイモンジソウ、イワシャジン

ナギナタコウジュ、セキヤノアキチョウジ、クサボタン

コウヤボウキ、リンドウなどなど。

 

ゲンノショウコ

 

 

ヒヨドリバナ

 

 

 

ようやく見失っていた自分を取り戻した感じです。

ホームページも今月中に変更しますよ。

自分らしいレジンフラワーのページにします。

もちろんテキストとセットの内容は変わりませんので

ご安心くださいね。

 

楽しくなってきました。

 

 

 

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