脳科学の本を見返す / これって今の日本人に言えることでは?と感じる | 私と流れる時間の記録

 

こんにちは、こんばんは。

 

数年前に読んでいた本を今になって読み返したらどう感じるのか?

今の自分はこの本を読んだことでどこまで理解度が上がっているのだろうか?

という理由から最近本を買わずに一度読んだ本を読み返そうと思って、移動の時には欠かさずにバックに入れています。

 

私が心理学・脳科学系の本を買うきっかけになったのは「接客」で欠かせない「会話」をさらに向上させたいということからです。

 

ここで少し私が通っていた化粧品メーカーのセミナー等で聞いていたことについて話します。弊店のように家族だけで営業している所もあるかもしれませんが、多くはメーカーから派遣される社員が個人経営の店へ出勤するケースもあります。

 

もちろんその社員には当たりはずれがあるかもしれません。その際に知り合いの店やそういった店に客として通っていた方から聞いた話では、普段から使っているメーカー(ブランド)にお客さんがついているのもあるけれども、担当してくれている人についている人が意外に多いという事です。

 

水商売の話ではよくある「指名」というものに似ているもので、お店に来るとその人に接客してほしいという願望があるという声を聞きました。それはスタッフと客との間に「信頼関係」が生まれている証拠でしょう。そしてその派遣されているメーカーの社員が入れ替わったときに客は今まで対応してくれていた人とは勝手が違っていたり話が合わないことが不満となり、店から離れたという事があったそうです。

 

私も小さな店ではこの人がいるから買い物に来ているという感覚は大きくあり、むしろその人がいなければそこで買い物する必要はないとまで思っている店もあります。私の目指すところは、自分のファンを増やしていけば自分が死ぬまでは弊店に足を運んでくれるのではないか?と思っているので、そういった面からも「会話」に対しての重要度は高いのです。

 

少し長くなりましたが、そういったことから私はこういった本を読んで、会話(雑談)を上手くできるように勉強するようになりました。

 

当時はその目的で本を買ったし、そういった内容で捉えていたのですが現在読み返すとあることに気づきました。これはこの本をサラッと読んだ方や貸したことがある方が同じように感じています。実際に貸した人やサラッと読んだ人は私と同じようにこのコロナ禍がおかしいと気づいている人です。

 

読めば読むほど現在何も考えずに言われたことを淡々と疑問を持たず、さらに自分の考えもなく周りに忖度しながら生きている日本人について書かれているのではと思うほどです。正直この表現はまったく大げさではありません。

 

1つのテーマとして扱っている本が時代が変わったときに見直すと、ここまで違った視点で見れるのかと驚きました。

 

 

もう1冊。

これも今読み直しているものですが、この題名と現在の日本人がどう結びつくのか皆さん想像がつくでしょうか?その結びつくものの核となるものは「皆さんは人間ですか?」と問われているかのような部分です。

 

「人間は考える葦である」

ブレーズ・パスカル(Blaise Pascal、1623年6月19日 - 1662年8月19日)は、フランスの哲学者、自然哲学者、物理学者、思想家、数学者、キリスト教神学者、発明家、実業家

 

最後にこの数年間で周りの人たちがどういった行動をし、どういった考えを持っているのか分かったのではないでしょうか?家族・友達・ママ友・会社・学校・・・どう感じましたか?