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こんにちは、こんばんは。
2015年に発売された人工知能についての本を以前読んでいましたが、最近になってもう一度読み直すことにしました。
当時読んでいた時にはまったく気づかなかったというか、最初に読んだ時から約8年経った現在世界的なパンデミックとして「新型コロナウイルス」という仕組まれた罠により特に日本人は大きく振り回されていますが、本の内容は人工知能と人間に関してですが読んでいるうちに現在の日本人について書かれているように思えてしまったのです。
正直「現在の大半の日本人に言えることじゃない？」と思ったのでその部分を紹介しようと思います。
本に書かれていることをこちらに書いておきます。
・人工知能の特徴とは、人間にルールや評価基準を決めてもらい、それに従って忠実に稼働する「マニュアル人間」の典型のような存在だといます。逆に言えば、ルールや評価の基準が決まっていないと何もできないのが人工知能だという事です。
・これから加速していくIT、人工知能時代にイノベーションを起こす原動力を身につけるには、いわゆる「批判的思考」を磨くために脳の使い方をモードチェンジしていかなければいけない時期に来ていると私は考えています。この批判的思考とは、クリティカル・シンキングとも呼ばれている思考法です。あらゆる情報に対して、批判的な思考を働かせて分析する習慣のことを指しますが、日本人の大きな弱点として、このあらゆる情報を無批判に受け入れ、批判的思考が欠如した状態にある人が多いという指摘があります。
本全体からのいわゆる切り抜きとなるのでSNSで言われているように誘導していると捉えられる可能性はあるかもしれませんが、私はこの本を読み返してみて人工知能に対する人間の在り方という内容ではなく、現在のコロナ禍における日本人の行動が書かれているように思えてしまいました。
上記にあげた部分だけでもTVをみてすべてを信じ切り何も疑問を持たず・考えず・調べずにワクチンを接種し、まったく意味のないマスクを未だに外せずに他人の目が気になり、言い訳を並べている日本人のことを言っていると感じますが、皆さんはどうでしょうか？
私の言葉で言いかえるのであれば、もはや今の大半の日本人は人工知能と同じように人間ではなくロボットと同じような行動をしていると言えます。
ロボットは人間がプログラムして決まった行動をするようになる。コロナ禍の日本人はTVで流れている情報を鵜呑みにし何も考えずにそれに従って行動する。何か違う点はありますか？
自分で考え行動するのが人間だと思うのです。
まさか人工知能の本を読み返して、このコロナ禍の日本人について書かれているかのように感じるとは思いませんでした。そう感じるのはすでに人間としての行動をしていないという事だと思います。
また、この本では人工知能について人間がどう接すればいいかについて書かれていますが、情報を疑わず・考えず・鵜呑みにしてしまう日本人が多いのは「教育」が関係しているとも言っています。
この辺もまさに義務教育から人と同じことをするのが正しいと教えられてきた、言うなれば軍事教育的なものが影響していると言えるでしょう。
皆さんは「批判的思考」を持っていますか？