子供の渉の目から見ても、しょうもない父親だった。
 望まれて宮部家に婿養子にはいり最初のうちは真面目だったらしいが、祖父母が死んで代が変わったとたんに文字通りの放蕩三昧。渉が中学校に上がる頃にはすっかり人が変わった。
 怠けものでだらしなくていい加減で、競馬・競輪とギャンブルに目がなく、借金を作っては母親を泣かせていた。女を作って逃げてしまった事もある。

(だから、また………)

 借金を作ったのだろうか?
 それとも女?
 生活費は? 俺の進路は?
 家賃はどうするんだよ!?
 なあ親父、俺にどうしろっていうんだよ!! どこ行っちまったんだよ!!! (続)――――――――――――――――――――――

迷っていた流れを決めたら、1の部分が短く(笑)

ここでお詫びにショートを一本…なんて載せられたら最高なのですが、短文作るのも時間かけまくりな有様で
ささっと作れちゃう方がうらやましい!
以降2に進みます。

風邪ひいちゃったみたいでセキがひどいです。
週末にかけて予定が詰まってて、早いところ治さないとかなりまずいです。
せっかく作品も続けられてるし、中断とか避けたいなあ
帰りにお薬買ってこなきゃ><

夕方からのんびり読書。
京極先生の作品を読むのはこれがはじめてです。
色々と有名どころがあるのをすっ飛ばしてこの本を選んだのが正しい選択かどうかちょっと図りかねますが…。

まだ2話目を読み終わったところ、うーん…、なかなかに強烈です!

怖い、というより気持ち悪い。そこはかとない不快感に戦々恐々。
結末に救いはあるのかなあ、「厭な予感」がしますね(笑)


厭な小説

 父の、そして自分のふがいなさに唇を噛む。
「渉ちゃんのお父さんも悪い人じゃないって、うん、おばちゃんはわかってるのよ? 渉ちゃんもお母さん亡くなってから頑張ってるし…、
でもね、ああいうのが続いちゃうとね……。ほら、うちの子も真面目一本っていうか、……融通が利かないから……」
「はい、わかってます」
 息子が敷地にマンションを建てて運用したがってる、春におばちゃんはそうこぼしていた。
『でも、私は売らないよ。渉ちゃんちはあの家じゃないと困るものね』
 家の造りは古いが広い敷地に恵まれた家。都内の家賃事情を考えれば、なんとしても追い出されるわけにはいかない。
 おばちゃんの優しさに涙が出るほどありがたかった。
 まだ母が生きていて、就職した息子が賃貸の経営に口を挟んでくるようになる前、度々支払いが遅れても見逃してくれたおばちゃん。
 今までどれだけ迷惑をかけてきたことか……。
 もうおばちゃんに負担をかけちゃいけない、渉はあの時強く誓ったのだ。
「今月はすごく節約したし、昨日見たときは十分お金残ってましたから」
「大丈夫よね? おばちゃん、それが気になっちゃって…、
 きっとおばちゃんは渉一家を心配して、余計な忠告とわかりつつ念押しに来たのだろう。
 「ちゃんと月末……、あさってまでには僕が届けます」
 「そうなの? じゃあ心配いらないのね? ごめんね……ホントにごめんね、渉ちゃん……」
 寺井のおばちゃんは後ろを何度も振り返り、心配そうな寂しそうな顔で帰っていった。
 親父、ちゃんと払う金あるんだろうな――家に入ったら、早速聞いてみようと渉は思っていたのだ。

 ――それなのに………。(続)

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夕べは今年一番の冷え込みだったとか
そういえば夜中に何度か寒さで目がさめました。

さて、長編の二話目。
すっかり読者さんもアクセスもないのをこれ幸いに書き散らかしております
あ、これ借金のかたに売り飛ばされるとかなお話じゃないですよ(笑)
ヘタレな渉くんにも少しずつ愛着が出てきたところですが、このあと展開をどう繋げようか考え中です。
たとえばマンガの連載だったら、大事なキャラを第一回目の途中で出すか最後のひとコマに出すか、どっちがこの作品では効果的なのかなー的ななんて……。