「成功の定義は上場とは限らない」--サイボウズ青野社長が語る「起業論」 | 自分道場(副題:ゴルフ 100への道)

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CNETより


サイボウズ青野氏が登場した「CNET Business Baseセミナー」の第2部では、CNET Japan編集長の西田隆一がセミナー参加者からの質問を交えて「起業とベンチャー」をテーマにトークセッションを行われた。講演で疑問に思ったことが数多く質問として挙がり、かなり深いところまで掘り下げた話が飛び交った。


http://www.japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20218249,00.htm


 この間、東証一部に上場したサイボウズの青野社長ですが、いろいろとためになるお話をされた様です。


 この中で「成功の定義は上場と限らない」という話がありました。

 上場する、というのは非常に素晴らしいことで、「上場が目的」ということを掲げる経営者が悪いとは思いませんし、その目標目指して頑張って、実際に上場できる、というのは、本当に素晴らしいことだと思います。


 ただ、私がこれまでに勤めた会社のうち、最初の会社はJASDAQに、次の会社はマザーズに上場しました。

それも、就職・転職して半年くらいのときです。

 だから、上場前、上場準備、上場後の各状況を見てきています。


 確かに、持ち株会などで、上場したためにお金は多少手に入りました。

 ただ、上場をした後、営業していてもなんだか、ゆとりがなくなった気がしました。

 例えば、四半期で株主に対して報告をしなくてはならない、ということになれば、四半期に一度、決算が来るようなものでしたし、じっくりと腰を据えての営業は基本的に出来なくなりました。

 とにかくすぐに売上げに繋げることばっかり考えていたような気がします。


 当然、営業スキルが優れている人は、そんな中でもきちんと組み立てて仕事をしていたと思います。

 また、その企業の従業員でも、働く目的の上位に上場を掲げている人もたくさんいると思います。

 そういう人にとっては、上場って、本当にいい物なのかも知れません。


 ただ、どんな企業にとっても、また、どの経営者にとっても「上場が目的」ではないはずであり、経営者は自社の従業員にきちんと意見を聞いていくべきだと思います。

 経営者にとって、上場する前は、顧客と従業員が守るべき存在であるのに対して、上場すると、その中に株主が割り込んでくるわけですから。また、優先順位は、従業員よりも株主が先に行きがちです。


 私も、来月には会社を設立、社長になります。まだ、これから動き出すところなので、上場は全く考えていません、というか考えられません。

 ただ、従業員が出来、また数が増えてくるころには、何らかの方向性を出して、それをみんなで共有できるようにしていきたいと思います。