約9年前、何でも神様や狐のせいにするオーナーのお店から脱出し、大きな会社にパートで働くことになりました。

 

前回までの話はこちら↓

 

 

 

 

週4日、10時から15時までで、小学校1年の子どもがいる私には本当にありがたい職場でした。

 

ただ、敷地内同居だったけど義母が病気だったので、子どもが熱を出したときに預けられませんでした。

 

(いや、ほんとに何のための敷地内同居なのか)

 

 

しかし、「仕事を休む」という選択肢は私にはありませんでした。

 

理由は、私が子どもがいなかったときの職場の体験からきます。

 

私に子どもがいなかったとき、小さい子どものいる人の尻拭いをたくさんしてきました。

 

休みの日に職場から電話がかかってきて「子どもが熱だして休む人がいるから、今から出てきて」と言われて休み返上したり。

 

早番終わって帰ろうとしてたら、「〇〇さんが子どもが熱出して来れないっていうから、さらささん遅番もお願いね」と言われて早番遅番ぶっ続けでしたり。

 

なぜ私が標的になったかというと、子どもがいなくて旦那と二人暮らしだったから。

 

ほかの女性は、子どもは大きくても家事が大変でしょ、でもさらさは旦那だけだから自由でしょ、ってことみたいです。

 

もちろん、仕方ないと思うんです。

 

そのママたちを責めるつもりもないんです。

 

でも、でも、でもなぁ、尻拭いさせられてた身としては納得いかないのだよ。

 

なんで当たり前のように、子どもがいない私にその代わりをさせようとするのか。

 

息するように「熱出した」→

「さらさに代わりをやらせればいい」→

「休んだママからも店長からもほかのスタッフからも感謝も謝罪もない」

っていうのが続くとね。

 

 

だから、私が同じ立場になったとき、絶対に休めなかったのです。

 

だって、私の代わりに休みを返上する人がいるんだもん。

 

みんなギリギリのシフトで入っているから、昔の私みたいに早番遅番ぶっ続けでやる人も出るだろうし。

 

だから休むのは無理でしたね。

 

 

そのたびに、私は実家に子供を預けに行って、仕事に向かいました。

 

家→実家→職場は2時間かかる。

 

帰りも同様。

 

ということを、子どもが熱を出したり休校になるたびに繰り返していました。

 

しょっちゅうじゃないけど、そのたびにこうなるのはキツイな・・・。

 

と感じていました。

 

そんなある日、もう外で働くのムリだと思ったことが起こりました。

 

次回につづく