昨日書いた記事の件から数年たち
A子は不倫相手の2人目の子どもを妊娠しました。
数々の失礼なことをされたり
言われたりしたのに
私には、近くにはA子しか
友達がいなかったので
友達関係は続けていました。
(どっちもどっちだね)
出産間近になった頃
「不倫相手が出産のときに
これなくなったのよねー」
とA子が言いました。
「だから娘ちゃんの幼稚園の送り迎えとか
どうしよう・・・」
あきらかに私にどうにかしてほしいのを
かもし出しています
A子の両親はすでに他界し
実の兄弟とも疎遠なので
不倫相手が来てくれなければ
ほかに頼れる人がいないのは
わかっていました。
まだ、自分より人を優先する頃の私。
もちろん、
「いいよ、うちで預かるよー
幼稚園の送り迎えもするよー」
と、言っちゃいました
今思えば、
A子は一切頼んでいません。
「大変なの、どうしよう」
って匂わせただけ。
それは、人の気持ちを察してしまい
自分を犠牲にしてでも
人を優先させてしまう私の性格を
知ってのことです。
そして
「人が困っているのに助けないなんて」
と勝手に罪悪感を抱いてしまう性格もお見通し。
当時の私は
3歳の子どもを幼稚園に預け
パートに行く生活をしてました。
旦那は単身赴任なので
ほぼワンオペです。
その状態だけでも
相当きついのに
人の子どもを預かって
幼稚園に送り迎えをするって、
ほんと、救いようのないアホな私でした。
出産してから2泊3日預かったんだけど
もう、めちゃくちゃハードでした。
朝、A子の子どもを幼稚園に連れていき
次に自分の子どもを幼稚園バスに乗せ、
私がパートに行き、
戻ったらA子の子どもを幼稚園に迎えに行き、
自分の子どもが帰ってきたら
A子の病院まで子供を面会に連れていく・・・
2泊3日だけど、ぶっ倒れそうでした。
そして、もちろん退院のときも
迎えに行きました。
口では「ありがとう」と言ってるけど
本心でないのはわかってた。
「はぁー、コイツマジ便利ぃ」
くらいの気持ちだったのでしょう。
だってね、
A子の子どもを面会に連れていくたびに
「前の職場の人が来てくれてぇ
めっちゃ心配してくれて
お世話してくれたんだぁ。
これもあれも買ってきてくれたのぉ」
って、私に毎回言うのね。
で、自分を犠牲にするクセのある私は
なんか罪悪感を感じてしまうの。
差し入れしなくて申し訳ない。
前の職場の人みたいにお世話しにこなくて申し訳ない。
って。
これもA子が
私の性格を知ってて
罪悪感を抱かせて
もっとA子に尽くさせようとした
というのは、後々理解したことだけど。
でも、このあたりから
私の中で疑問が大きくなってきました。
こっちはボロボロになって
人の子の世話してるのに
まだ足りないってか?
ほんとに私が悪いの?
何か洗脳されてない?
って、少しずつ気が付き始めた。