健全な人間関係を知らない私は

中学生のときの勘違いによって

ますます人間関係をこじらせることにガーン

 

 

 

 

とにかく人に好かれなくては!

人に嫌われたら生きていけない!

 

そんな強迫観念があり

自分の気持ちは置いといて

どうしたら人が気分良くいてくれるのかばかりを

考えるようになりました。

 

自分の主張は一切せず

人が「それがいい」って言ったら

「私もー」って合わせる。

 

人の話をさえぎらず

ひたすらニコニコして聞き役に徹する。

 

何かトラブルがあれば

全部私のせいだと思う。

 

いつも人の顔色をうかがっている

 

とにかく何言われても

ニコニコニコニコニコニコ真顔

 

そうしないと友達できないって

思ってたから。

 

そのころの私にとっては

それが生きるための術だと思ってたの。

 

ほかに方法を知らなかった。

 

 

そうやって何年も過ごし

親友と言える友達ができたのかというと

 

できるわけがない笑い泣き

 

できないどころか

粗末に扱われることが多かった。

 

利用されることも多かったな。

 

人からすると便利な人だよね真顔

 

でも、それ全部私が悪いんだと

思ってたもんね。

 

 

自分の会話が面白くないからだ

性格が明るくないからだ

流行についていけないからだ

自分の顔が可愛くないからだ

オシャレじゃないからだ

産まれたときから呪われてるんだ

 

 

だから、もっと良くならなきゃ!

もっと知識を身につけて

もっと人格者になって

もっと楽しい会話ができるようになって

もっとキレイになって

もっともっと…!

 

でも

どんなにがんばっても

人は認めてくれなかったし

親友はできなかった。

 

だって自分が自分を認めてないんだもんね。

 

でも、まだ10代の頃は

「環境が自分に合ってないだけ

環境が変わればいい友達ができるはず」

っていう淡い期待を抱いてたから

そんなに深刻じゃなかったな。

 

 

そんな日々を送るうちに

自分の気持ちや

自分がどうしたいのかが

わからなくなった。