中学生になる頃から

「あれ?なんで私って仲良しの友達が

いないんだろう?」

って感じるようになってきたのね。

 

いや、学校でともに過ごす友達はいたんだけど、

他の子たちみたいに

「休みの日に遊ぶ」

「電話で話す」

ってことがなかったの。

(昔はLINEなんてなかったからね)

 

あれ?なんで私ってそんな友達がいないんだろう?

ってことに気がついちゃったんですねー。

 

とたんに寂しくなっちゃって

私も誰かと遊びたい

電話したい

って思っちゃって。

 

あまりにさみしくて

同じ中学校の同じ歳のいとこに

電話したら

「何か用?用事ないなら電話代もったいないから切るね」

ってガチャンと切られたのが

ちょっぴりトラウマ…

 

(まぁ、今思えば

話してて面白くもない私と

なんで電話?って思うよね

って理解できるけど笑い泣き

 

 

なんで私には仲のいい友達がいないのか

 

いろいろ考えた末に出た答えが

 

あぁ、私が性格悪いからか!

 

じゃぁ、いつもニコニコして

自分より人を優先して

人の言うこと聞いてれば

私にも友達できるはずね!

 

っていう、

行ってはいけない方向へ

行っちゃったわけですね。

 

今タイムスリップして

中学生の私に

「ちがーう!」と伝えたいけど

 

もし、伝えたところで

あの頃の私には

絶対理解できなかっただろう泣

 

だって

 

「親の言うこと聞けば

たたかれない

 

親の言うこと聞かないと

暴力

 

そのままの自分は受け入れられない」

 

ていうひな形が

私の脳みそにしっかり刻まれているんだもんね。

 

そりゃ

私を押し殺して

相手に合わせれば

友達だってできるはず

って方程式になるよねー泣

 

 

あの頃、なぜ友達がいなかったのか

自分なりにだけど思うのは

楽しい会話ができなかったのと

穏やかな関係性が作れなかったこと。

 

今の私が思う楽しい会話や穏やかな関係性って

 

「昨日のドラマ面白かった」

とか

「うちのお母さんてばね」

とか

「このマンガ面白いよ」

とか

「この消しゴムかわいい~」

とかね。

 

そういう他愛のない会話をする関係性のこと。

 

でも、、、、、

私が家族でそんな他愛のない会話を

したことがないからさ。

 

人の悪口や批判の会話しか知らないからね。

 

家に帰れば

批判や悪口、私への文句ばかりで

とにかく低くて重くてギスギスした波動で

今思い返してもうるさい。

 

あの家で水の結晶作ったら

絶対、ひどい形になってるはず笑い泣き

 

だからタイムスリップして

あの頃の自分に

「自分の気持ちを一番に優先してね」なんて伝えても

まぁ、ムリだったよね。

 

あ、そうだ。

あの頃の自分に伝えられるとしたら

「あなたは悪くない」

ってことかな。

 

あの頃から

「私が悪いんだ」って

自己否定がひどくなったから。

 

そして、その後の人生を

辛いものにしたからね。