家族が仲いいのはドラマの世界ではなく

現実のものだったんだと

カルチャーショックを受けた18歳の私。

 

 

 

そういえば高校生のときも

「みんななんでお母さんと仲いいの?」

って不思議に思った記憶がある。

 

私にとって母は

私を憎んでいる人という

イメージしかなかったから

お母さんと仲よしの子って

本当に不思議だったな。

 

 

 

なぜ、うちの母は私を憎んでいたのか。

 

それは、母が

精神は子どものまま、

年齢だけ歳とってしまった

って感じだったからなのかなぁと思う。

 

 

母は、ちょっとおバカで。

 

どれくらいおバカなのかというと、

母の実の弟が

「俺は姉ちゃんを一生面倒見ないといけないから

結婚できないえーん

と真剣に悩んでいたくらいなの。

 

母は今でも

精神年齢はおそらく小学生くらい笑い泣き

 

団塊世代だと

母は行き遅れと言われる年齢で

やっと父と結婚できたという感じだったみたいね。

 

で、やっと結婚したかと思えば

隣に住んでいる父の両親や兄弟たちが

めちゃくちゃ意地悪くて

そこで性格がゆがんだみたい。

 

もともと思慮深くもなんともない

精神年齢が幼い母なので

そりゃ性格ゆがむしかないよね笑い泣き

 

そこに私が産まれた。

 

すぐに弟が産まれた。

 

始めこそは私に愛情をかけてくれてたのかもしれない。

 

でも、母親からすると

娘と息子、どっちがかわいいって

言わずもがなですよね笑い泣き

 

1,2歳だった私は

今まで自分だけに注がれていた愛情が

弟に奪われたわけだから

私は弟をいじめてたんでしょう。

(記憶はないけど)

 

母の中では

こんなにかわいい息子をいじめるなんて

なんてひどい娘だ

憎い!

ってなってたと思う。

 

それで、弟にいじわるした私を憎み

弟を溺愛する。

 

つまり

私は悪

弟はかわいい

っていう構図が

大人になるまで続いたってことでしょうかね~。

 

母はおバカなので

上の子が下の子に嫉妬して

いじわるしてるんだよ、ってことが

わからなかったみたいね。

 

 

それから、もう1つ。

 

私は父の両親や兄弟からすると

初孫だし、血がつながってるから

かわいがられる。

 

でも、母は一人だけ

赤の他人だし、

父の家族は意地悪だから

疎外感を抱いてたんじゃないかな。

 

同じ女で

「自分は疎外され、

娘はかわいがられる。

ウキ―!!」

ってなって

怒りやら嫉妬やら行き場のない感情を

全て私に向けてたんじゃないかな。

 

自分の感情は自分で処理してくれい!

って思うけど

あの母にはムリね。

 

 

 

そんなこんなで

私は母に「悪い子」ってレッテルを貼られて

大人になったわけです。

 

母の中身がガキんちょと知らなかった私は

自分は悪い子なんだなって

ずっと自分を責めてたし

自分のことが好きになんてなれないよね。

 

それがベースになってるから

自己否定がすごかった。

 

つねに自分よりも人を優先させるのは

ここからきているのは確実です

 


 

そして、溺愛された弟は

現在は母のことを邪険に扱ってる笑い泣き

 

母は、昔のことを忘れたかのように

私にすり寄ってくるけど

私は必要最低限しか話しません。

 

もはや母のことは恨んでないけど

今さらだよね~笑い泣き