伊弉諾神宮・淡路国一宮(淡路市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

アメブロアプリに欲しい機能がありまして、記事編集中に写真の拡大ができたらいいなと思っています。

境内社の名称とかが後からわかるように、高札とか神額、御由緒とか撮っておいて、それらも下書き保存しているのですが、スマホから記事を更新することが多いので、小さくて読めないんですよ。

なので、アルバム開いて拡大して確認するという手間が増えてしまいます。


これ地味に面倒なんですよ。


今のスマホたとまだマシですけど、前のなんてアルバム開いたらメモリー不足てアメブロアプリ落ちましたもん。



さていよいよこの日のメイン、伊弉諾神宮です。

狛犬

敬神生活の綱領の碑

淡路島産さざれ石

熊本産さざれ石

さざれ石って本来は小さな石の意味で、これらのように現在さざれ石と呼ばれるものは、長い年月をかけて小石の欠片の隙間を炭酸カルシウムや水酸化鉄が埋めることによって、1つの大きな岩の塊に変化したものものです。


なので正確には、『さざれ石が巌になったもの』です。


二の鳥居

手水舎

延壽宮

池の名は、放生の神池です。


正門

神額

拝殿

本殿
御祭神は伊弉諾大神と伊弉冉大神です。

伊弉諾大神が、御子神の天照皇大御神に国家統治の権限を委ね、淡路の多賀の地に『幽宮』を構えて余生を過ごされた神宅の旧跡に鎮座します。

この地で終焉を迎へられた伊弉諾大神を、その宮居の跡地に神陵が築かれて、お祭りされたという神歴を創祀の起源とします。

墳丘を覆うように二重の基壇を構えていると、神社の説明にもありますので、神陵の上に建っているのは間違いなさそうです。

これすごいことですよ。

なんせ伊弉諾のお墓ですからね。

もちろん超のつくぐらいのタブーでしょうけど、発掘したら神話とされていたものが本当であったことを証明してしまうとんでもないものが出てくるかも知れませんね。

あと、『幽宮』ですけど、幽という漢字から死後の世界を連想してしまいますが、説明にもありますように、余生を過ごした宮のことです。

なので大国主にしても、あの世の主になったのではなく、隠居したと解釈するのがいいように思えます。

境内社回っていきまして、左右神社。

鹿島神社・住吉神社

本殿真裏
こちらからのほうが神陵詣りっぽい感じがします。

摂神社・竈神社

祓殿

これなんだ?

頭髪感謝碑のようです。

感謝しよう。

夫婦の大楠

兵庫県指定天然記念物で、樹齢約九百年、樹高三十米余で、連理の楠と言われています。

元々は別の木でしたが、成長するに連れて合体し、一株に育ったという奇樹で、伊弉諾・伊弉冉二柱の御神霊が宿り給ふ御神木として夫婦円満、安産子宝、.良縁縁結などの篤い信仰で崇められてるとのことです。

完全に一つの幹になってますね。

岩楠神社

御祭神は蛭子命で、天磐豫樟船の伝承に因んで祀られてるようです。


伊勢の皇大神宮遥拝所のほうへ行きます。

皇大神宮とは内宮のことです。

よく伊勢神宮って言いますけど、これはおかしな言い方なんですよ。

正式名称は『神宮』ですので、単に『神宮』でいいんですが、近年では神宮と言えば明治神宮を連想する人も多いので区別するための呼称としては仕方ないんです。
 でも言うならば、『伊勢の神宮』と接続詞を入れて欲しいところです。


これが正解。

伊勢の皇大神宮遥拝所


淡路国一宮の御朱印
通常の御朱印には無い淡路幽宮・日之少宮の墨書きと、社印がひとつ増えます。

以前いただいた御朱印

以前の記事をリンクしておきます。


これにて淡路島の神社巡りは終了です。