圓教寺(姫路市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

最近なんでもかんでもQRコード読み取りになってきてますよね。

もちろん便利ではあるんですけど、飲みに行ってて注文するのにQRコードでってのは、僕のようにお一人様の場合、注文のやりとりとかの会話も楽しみたくて来てるので、味気ないんです。

そのうち現金払いすら出来なくなりそうで、もっと味気なくなりそうで淋しいです。

さて本記事は一月半ばのことです。

神仏霊場を進めるために姫路の書写山にやって来ました。

なんとか欲張って数を回る予定を組んでみましたけど無理がありましたのでしたので、時間に余裕を持って圓教寺から。

三十三所堂

西国の三十三観音を祀っています。

圓教寺といえば摩尼殿です。
下からの眺めが一番好きです。

摩尼殿正面
御朱印は通常こちらでいただけますが、神仏霊場は場所が違うとのことで、食堂へ向かいます。

前回初めて来た時は、ここの後に播州清水寺と一乗寺を回るという無茶苦茶な行程でしたので、摩尼殿以外のとこ行ってなかったので好都合ですけどね。

とはいえ、さすがは西の比叡山と呼ばれるだけあって、境内むちゃくちゃ広いです。
全部回るのは早々に諦めて、まずは食堂に向かいます。

食堂って書いて『じきどう』ね。

のどかな道をテクテクと。

杣観音堂

案内図では大仏と書かれてました。

阿弥陀如来でしたが、中生の印相って見かけること少ないので、すぐ目につきます。
そういえば下生の印相の阿弥陀さんはまだお目にかかったことないですわ。

これは下品中生ですが、阿弥陀如来の九品来迎印の中では中品下生が一番レアな気がします。

阿弥陀如来の印相目当てにお寺検索するのもいいかもってふと思いました。

ほどなく大講堂。

食堂

常行堂
これらの建物がコの字状に連なっていることから、三之堂とも呼ばれてるようです。
 
食堂で御朱印をいただきまして、開山堂に行こうか思案の末やめました。

違う道から戻ります。

大黒堂

格子の隙間からなのでよく見えませんでしたが。

お地蔵さんいっぱい。

摩尼殿に戻ってきました。
少し時間ありましたけど、早めに行けるのなら巻きで行くにこしたことないですからね。

神仏霊場の御朱印
西国では摩尼殿ですが、神仏霊場では大講堂と書かれています。

少しずつ減らしてきまして、残りは大阪4兵庫3滋賀6京都16となりました。

食堂で御朱印を依頼した時、ページを一枚めくられて、廣峯神社のページをトントンと指さしながら笑顔で『ここは?』と。

この後行く予定ですと伝えると、所要時間教えてくれたのですが、車じゃないのでと答えると、バスだと姫路駅近くまて戻らなあかんとのこと。

もちろんそれはわかってましたけど、なんとかルートないかと考えててたので、ロープウェイで調べてまくりながら廣峯神社に向かうことにしました。