御霊神社(三田市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

ニュータウンといえば、関西では三田市を思い浮かべる方多いと思います。

三田市は今でこそ快速で速く着くようになり、三田から大阪へ毎日出勤する人なんかは普通のことになりましたが、僕の子供の頃はかなり遠く感じまして、友達と三田スケートに行くのにかなり朝早い電車に乗った記憶があります。

そんな三田のニュータウンはエリアごとに名称があるようで、お次の神社はウッディタウンと呼ばれるニュータウンの近くにあります。

三田駅から徒歩15分ぐらいだったかで到着です。
ここがこの日の目的のふたつ目なんですよ。

参道

御霊神社です。
貴志御霊神社とも呼ばれます。

御由緒

手水舎

狛犬

拝殿

拝殿より本殿

本殿は国指定の重文だそうです。
入母屋造り妻入の庇を延ばした向拝頭貫中央の蟇股に、十一面観音の種子が、また身舎側面の蟇股には戎大黒が彫らているとのことでしたが、見えませんでした。

境内社

御祭神

もひとつ

御祭神

こちらから本殿よく見えましたが、戎大黒っぽいのは写真拡大してやっとそれらしきものがわかる程度でした。

なんかありますよ。

期待したのですが、役行者でした。
役行者があかんわけではなく、期待するものじゃなかって残念だっただけのことですよ。

お目当てのモノはどこだろうと探してたら、すごい目立つとこにありました。
前が、おみくじ結ぶとこになってて見えにくかったんですよ。

ここの夜なき石という石がお目当てです。
元々は茶臼石と呼ばれてたそうで、九鬼のお殿様は、その茶臼石を気に入り、家臣に命じてお城の庭石にしたそうです。

しかし夜になると、女のすすり泣くような声で、『貴志へ帰りたい。貴志へ帰りたい。』という声が聞こえてくるようになり、気味悪くなった殿様は、その石をきれいに清めて、元の場所へ返させたところすすり泣きは聞こえなくなったそうです。

そのことから、茶臼石のことを夜泣き石と呼ぶようになったとのことです。

これが夜なき石かな?
器状だから茶臼石と名付けられたと思うのですけど。

盃状穴らしきものあるので陰石ちゃうかと思えてきます。
陰石とするのに、これだけじゃなく隣に対になるものがあるようでしたので、確認のため来たようなもんなんです。

やはり前からは見にくいな。

おみくじの隙間からパチリ。

グロいくらい陽石でしょ?
もう一本あったような痕跡がありますので、元々は二本立ちだったように見えます。

ロップイヤーのウサギっぽくも見えてしまい、それ以降は岡崎神社の黒い二足立ちのウサギなんかは黒い男根に見えて仕方ありません。

さらにもひとつ、こんなんありました。

これも陽石っぽいけど、これ男の子じゃない?
男と女と子でワンセットに思えてきました。

みなまで言いません。

男(お)石
女(め)石
子(こ)石

です。

御祭神が伊弉諾と伊弉冉ですので、有り得る話ではあります。

横から見たら薄っぺらくて笑いました。

あんなとこにも陽石が!と賭けよりましたけど、違いました。