芝辻町三丁目の野神さん(奈良市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

職場で野神さんの場所とかスマホで調べてたら、『今度はどこ行くんですか?』と部下に話しかけられました。

いつも変わったとこに行ってるのを知ってるので、今度は何見に行くのか気になったのでしょう。

『野神さんといって、うんたらかんたら』説明して『こんなん研究してる人おるんやけど変態やね』って言ったら、そばで聞いていた後輩の女性が、『それ調べてる時点で、同じ変態ですよ!岩だけかと思ったらそんなもんまで手ぇ出してるんですね』と蔑まれました。

あかん。

そんなん言われても、嫌じゃないどころか嬉しい自分がいてる。

僕は、一芸に秀でた人を評価するところがあります。

もちろんすべて平均点をとることの難しさや努力も並大抵のことではないですが、一芸、それもどうでもいいような、世の中の役に立たないような一芸を持ってる人って素晴らしいと思います。

人としてはダメな人が多いですけどね。
 
でも、誰も興味を持たないことに詳しくなれば、天辺取れるかも知れませんよね。 

そういう狭い世界の研究をされてる方を多く友人に持つ元職場のおじさんから、力石がたくさん集められてるとこを聞かれたことがありました。

友人に力石を研究してる人がいて、情報を集めてるんだそうです。

僕が知ってるとこなんて、すでに知っておられるだろうけど、いくつか紹介しておきましたら喜ばれてました。

変態は変態に引き寄せられるものなんでしょうね。

さて、もうひとつ寄った野神さんです。

あの木がそうでしょうね。

奈良市芝辻町3丁目にあります。


ここの木はでかいです。

 
注連縄もちろんありました。
 
お地蔵さんも集められてました。

地域の開発が進んで、取り残された野神さんのところに、居場所を無くしたお地蔵さんなどの石仏や、道祖神、庚申さんとかが集められるのは必然なのでしょうね。
この後も一応計画はあったのですが、駅前の餃子屋が目に入り、ビールが安かったので直会としましたので、この日は終了です。