藤ヶ崎龍神社(近江八幡市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

安土駅から近江八前駅に移動して、レンタサイクルを借りようと駅前の駐輪場に行ったら、昼休み中なので13時からしか受け付けできないって言われました。
 
あと5分なんやけどなぁって思いましたけど出直すことにし、少し駅前ブラブラ時間潰して13時過ぎたので戻ってみたら、先客2名いました。

台湾からの旅行者らしく、手続きに時間かかってて、待ち時間さらに発生しました。

外国からの観光で近江八幡なんて来るんやなぁ(近江八幡にお住まいの方ごめんなさい)って思いましたよ。

自分の番がきて自転車借りて琵琶湖に向けて漕ぎ出しました。

途中にも神社いくつかありましたが、帰りに寄ることにして、まずは一番遠い目的地へ向かうことにしました。

ほぼ平地なのでキツくはないのですが、琵琶湖なんてすぐ着くと思ってたらなかなか着かず、結構疲れましたよ。

琵琶湖に沿ってさらに走って目的地到着です。


近くではモータースポーツを楽しむ人々がいました。
普通はそっちのほう楽しむよね。

僕は神社目当てですけど。

自転車停めて少し歩きます。

まずは湖の藤ヶ崎神社から。
並んでまではいませんが、絶えずお詣りの人が入れ替わります。

社額は藤崎龍神社となってました。
藤ヶ崎神社と山側の妙得龍王神社の二社で藤ヶ崎龍神社と呼ぶようです。

絶景とパワースポットであるという口コミから人気のようですが、ネットで見た写真は盛りすぎてるのか、実際はこじんまりしてましたよ。

龍神が祀られてるとのことですか、社殿の中の石には荒神と辨天の文字がありました。
書き置きの御朱印が用意されてましたが、その量がハンパじゃなく、数センチぐらいの厚みで積んでありました。

社殿はともかく、本体はこちらの岩です。

陰陽一対の夫婦岩のように見えます。
昔は鳥居まで水に浸かっていたそうですので、もっと夫婦岩っぽかったかも知れませんね。

縁起によると、天慶二年、平将門謀反により藤原藤太秀郷が追討に向かう際、瀬田の唐橋に大蛇に化けた龍神の願いを聞き三上山に巣くっていた大百足を退治した。

その後、龍神にこの地に招待され、尽きぬ米俵を贈られて、暫しの滞在を要請されるが、追討の任のため辞退したところ、藤原の一字をもらい、この地を藤崎と名づけ山麓の洞を龍神の妻の別宅とした。

その後、村人が龍神を祀ったという。

琵琶湖に面した大岩に龍王が祀られており、そのそばには、洞窟があって、中に龍神の妻が祀られている。

とのことです。

藤ヶ崎神社と向かいあう山側の岩の割れ目。

これも女陰に見えてきます。

そしてこちらが妙得龍神社です。

こちらはお地蔵さん。

ちょっと気になった岩

『龍王ト龍神ナトハ夫婦ニテ 名高キ藤太家名藤原』と刻まれた石碑
藤ヶ崎の龍王と、こちらの龍神が夫婦であると伝えられています。

この奥に妙得龍神が祀られてます。

立てかけてある戸を各々が開けてお詣りします。

奥の幅は僕の肩幅より狭かったので行けませんてした。
半身になると屈めないしね。

奥には祭壇がありました。

まだまだ行くとこありますので、退散しようと自転車停めたとこに戻りますと、駅のレンタサイクルのとこで先に借りてた台湾人二人組とすれ違いました。

自転車2台増えてます。
外国人観光客でここまでレンタサイクルで来るってよほどのことですよね。

そんな有名なのかな?

書き置きの御朱印
五社神社ってとこが管理してるようです。

お次は、行ってみたらすげえもん