北向山不動院・近畿三十六不動尊第22番(京都市伏見区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

神社の場合は、南面と東面がおおいです。

 

これは位の高い人は日の当たる南に向いて座すことに由来してると言われています。

 

東面の場合は朝日に向かってってことです。

 

神社の場合はそうですが、お寺の場合の南面も同様の意味を持つようですけど、浄土系寺院の本堂は東を向きます。

 

これは西に向いて拝むためです。

 

浄土系の寺院の本尊は阿弥陀如来なので、阿弥陀如来の浄土のある西に向いて拝むためなのです。

 

あと、本山のほうを向いて拝むような配置もあります。

 

神社でいうところの遥拝所の考えですね。

 

さて、今日ご紹介するのは北向山不動院なのですが、名前の通り北を向いてるんです。

 

これも理由がありまして、1130年、鳥羽天皇の勅願により創建されましたが、北にある皇居を鎮護するために北に向けて不動尊を安置したんだそうです。

 

本尊の方向に対して拝むという意味合いではなく、守護させようという配置なわけです。

 

そんな伏見区竹田の北向山不動院です。

 
菩薩像が並んでます。
左から千手、虚空蔵、文殊、普賢の菩薩像です。
 
南から入ってきましたので、本堂の背後にぶち当たります。
 
 
開山堂
 
手水なんですけど、洗心井戸と名付けられている水のようです。
 
軍荼利夜叉明王像
このお寺、明王像が多いんですよ。

こちらはお地蔵さん
 
なんでこの角度から撮ったのか忘れた。
 
がっつりメイクのお地蔵さん
綱手様かと思った。
 
いろんな地蔵尊の名の提灯がぶらさがってました。
 
六体地蔵はすぐわかりますが、他のはどれがどれかわかりません。
 
まだ続きます。
 
こちらもお地蔵さん

弁財天
ここから石像次々現れます。

大威徳夜叉明王

阿弥陀如来

白蛇弁財天女など
 
龍神や弁財天とした巳さんぽいです。

金剛夜叉明王

降三世夜叉明王
台座に名前彫られてなかったら、何が何やらわからんとこでしたわ。

明王ややこしいです。

不動明王と童子
 
その後ろに大日如来
 
やっと本堂

薬師堂

不動の滝
 
この中にも石仏見えます。

大日如来だそうですが、見ただけじゃわからんね。

お稲荷さんと山王さん
 
道祖神コーナー

歯神地蔵だって。
 
近畿三十六不動尊霊場第22番の御朱印
 龍王の絵のものは書き置きだそうですが、土日のみ直書きしてくれるようですよ。