松乃木神社(大阪市北区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

昨日の記事で貯木場の読み方の話しましたが、同じような読み違いを思い出しましたので書きましょう。

影向石ってあるでしょう?

これって何て読みますか?

『えいこうせき』と読み仮名うってるサイト見かけますが、これは『ようごういし』と読みます。

『ようごうせき』でもOKみたいです。

ちなみに影向石とはなんぞやってことですが、簡単に言うならお寺版磐座といっていいと思います。

大神なのか大明神なのかっていう言い方の違いと思っていいと思います。

もひとつ読み違いの例として、僕のブログでやく登場します『陰陽石』ですが、何て読んでますかね?

これは『いんようせき』です。

陰石と陽石を合わせた言い方ですから『いんようせき』です。

陰陽師とか陰陽五行とか有名ですから、『おんみょうせき』と読みたくなるのはわかりますが、成り立ちが全く違います。

でも一般的には『おんみょう』と読んでしまうのは仕方ないですよね。

どこの神社だったか忘れましたが、『陰陽石アチラ→』みたいな立て看板がありましてね。

それ見た若い女の子二人組が、『え!?おんみょうせきあるんやって!私、安倍晴明好きやねん!行ってみよ!』と言ってたの思い出しました。

行ってみたら男根石やったらどうリアクションしたかわかりませんが、気になりますよね。

さて、これだけ陰陽石とかの話したら、今日はどんな石が見れるのかと思うでしょ?

たまたま昨日の話題の続きだっただけで、陰陽石は出てきません。

街中小社ジャンルで一番好みのタイプが民家に挟まれた鳥居です。

左のスペースも無かったらなお良かったんですが、これはこれでええ感じです。

松乃木神社と言うようです。
このように神社名があるとタイトルに書きやすいですが、大抵は『◯◯大神』とか『◯◯大明神』とかで、御祭神名はわかっても神社名がわからないとこがほとんどです。

がさつな尼津彦ですが、こう見えて変な部分几帳面なとこがありまして、タイトルはすべて寺社名で揃えたいんですよ。

こういうの男に多いと思うんですけど、やはり収集癖とかに関係するのかな?

でも街中小社の場合は正式名称どころか御祭神ですら不明なとこ多いので、そこは割りきることにしてます。

〆の子が真新しいので、しっかり管理されてるようです。

手水?
これ絶対アレに見えますよね。

アレですよ。アレ。

肉球ね。
え!?

他のもん想像しましたか?

それもアリです。

尼津彦眼で観るならば、当然女陰ですので、肉球のやつが陰核になります。

狛犬

こんまいので、こんま犬。

ちょうどいい大きさですね。

松乃木神社社殿
こちらも新しいですね。

建て替えしたのかな?

蝋燭立てやと思ったらなんか中にありますよ。

覗いてみたら石ありましたわ。
松乃木というからには松の木があってほしいのですが、見当たりませんでした。
 
この手の社の場合、大抵は稲荷か巳さんなのですが、巳さんだとしたらマムシちゃうかと勝手な想像。

マムシってほとんど木に登らないのですが、僕が生きたマムシを見たのがすべて松の木の枝上だったというだけの関連付けです。

元々霊木としての松があったようですが、空襲で焼けたと調べて知りました。

巳さん関係ないか。

綺麗に管理されてるのは、このように大祭まであるような社だったからかと納得。