霧島神宮(霧島市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

霧島って山があるものだとずっと思ってました。
 
霧島って霧島連山といって、いくつもの火山群の総称とこの歳になって初めて知りました。
 
いや、聞いたことはあると思うけど、すっかり忘れていたと言ったほうがいいでしょう。

鹿児島二日目、桜島に短時間の滞在の後、高千穂牧場に向かいました。
 
高千穂牧場でのんびりするだけの行程でしたが、なんと牧場から霧島連山がよく見えるじゃないですか。
 
連山の中で二番目に高い山が、この高千穂峰。

霧が出たり、雲海状の雲が現れたりと、刻々と姿を変えていく高千穂峰。
 
すごい恐いなぁって印象でした。
 
富士山もそうですけど、近くで見ると、ゾッとするんですよ。
 
霊山と呼ばれる山って、見た目も恐いです。

あの山頂に天逆鉾がぶっ刺さってるんやと思うと、たとえレプリカであっても、見えるはずないのに目を凝らしてしまいますよね。
 
高千穂牧場の後は霧島神宮へ。
今回の旅行で、霧島神宮か鹿児島神宮のどちらかは寄りたかったのですが、高千穂牧場に行くことになった時点で霧島神宮に決定しました。
 
霧島神宮の背後に高千穂峰が聳えていまして、高千穂峰を祀っているかのようです。
 
元々は高千穂峰山頂近くに鎮座していたようですが、火口に近いため、現在の場所に降りてきたそうです。
 
では、念願の霧島神宮へ。
 
鳥居
 
参道が右に折れ曲がるあたりになんかあります。
 
磐座というか陽石のようにも見えますが、説明も案内もありませんでしたので、不明です。
 
さらにその傍にあるこちらは磐座です。
 
形を見ると、さきほどのを陽石としてこちらを陰石と見ることもできそうですが、これも特に説明とかなかったです。
 
さらにこの磐座の周りに注目。
 
中心の岩を囲むようにというか、岩を覆っていたのではないかと思えてしまいます。
 
独特な形状の磐座にしばらく見入りましたが、妻子の冷ややかな目が気になったので、先に進みます。
 
手水舎
 
門守神社
 
並んでるよ。
 
これ拝殿かと思ったら、勅使殿っていうんだそうです。
 
彫り物もきれいです。
 
本殿
うまく撮れる角度がなかったのですが、右にちょっと見えてるのが拝殿です。
 
御祭神は、瓊瓊杵尊と后の木花開耶姫、息子夫妻、孫夫妻、曾孫と一族を祀っています。

天孫降臨の高千穂峰の場所として、ここ霧島の高千穂峰と、宮崎の高千穂峽あたりとする説があります。

霧島のほうが有力だそうですが、僕は降臨の地よりも、終焉の地、すなわち御陵がどこかのほうが興味があります。

僕は瓊瓊杵の陵墓は高千穂峰にあると思いたい。

現在、瓊瓊杵の陵墓である可愛山陵と言われている場所は数ヶ所ありますが、 宮内庁は薩摩川内市の新田神社境内の神亀山が御陵であるとしています。

宮内庁がそう言ってるならそれでいいんですが、新田神社からほぼ真東に高千穂峰がるのですが、日の出を拝む方向に高千穂峰があるのは興味深いです。

まだ時間あったので、先に行きたい僕と、座って休憩したい妻。
 
妻は参道途中の展望台へ、僕は先へと別行動することにしました。
 
息子は妻について行くものやと思ってたら、先に行ってみたいという。
 
はっきりいって足手まといだったんですが、一緒に走るというので、連れて行きました。
 
目指すは山神社
 
もっと先に行けば高千穂峰の山道に続く道のようです。
 
走ります。
息子も走ります。
 
着きました。
 
小さな祠があります。
 
山神社
 
背後から。
 
もう一か所、旧参道の鎮守神社と若宮に寄りたかったのですが、ひとりじゃないし距離わからんのであきらめました。
 
亀石とか風穴あるらしいので迷いましたが、諦めました。
 
行きに見落としたとこを見ながら戻ります。
 
御神木
 
さざれ石
 
御朱印
 
これにて鹿児島旅行は終了です。
 
一泊という短い期間でしたが、あまりよくばった観光をしなかったので、わりとゆっくりできました。