五神の窟こと白龍大明神に圧倒された後、また戻ってさらに登っていきます。
登るといってもほんのすぐです。
黒八大神という案内に従い、また左の脇道に入ります。
こちらはすぐに見えてきました。
わかりやすい磐座です。
親切に石で階段も作られていました。
黒八大神こと七神の窟
奥之院拝殿後ろの下の神所、白龍大明神の中の神所、そしてここが上の神所とも呼ばれています。
言い方変えれば、奥津磐座に相当しますかね。
七神の一覧がありましたが、これ変ですよね?
国常立尊、国狭槌尊、豊斟渟尊、塗土煮尊、沙土煮尊、大戸之道尊、伊弉諾尊の七神で、日本書紀の神世七代のことを言いたいのでしょうど、間違えてますよね。
塗土煮尊から伊弉諾尊までは夫婦神なので二神で一代、そのうち男性神だけを書いているのはまだ許せますが、塗土煮尊だけ相方の沙土煮尊も一神として数えてますよね。
そう、面足尊が抜けてるんですよ。
誰も訂正する人もいなかったのか、後世に間違えてしまったのかはわかりませんけど、後付け感丸出しに思えてなりません。
龍神も祀られているようなので、合わせて八神で黒八大神なのでしょうかね?
ならば八神の窟、中の神所も六神の窟と言えばよさそうですけど、そこは七と五じゃないと都合悪いのかも知れません。
下の神所の三神の窟と合わせて、七五三という目出度い数字にしたかったんでしょう。
磐座背後に回ります。
次の目的地へは、山頂を経由して縦走して東へ抜けることもできましたが、100mほど鎖持って岩場を下りなければならないのでやめました。
前日の雨で滑りやすそうなのでやめました。