道祖神と山の神(神戸市東灘区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

岡本八幡神社横の道を北に向かいます。
 
素盞嗚神社からの直線距離は近いですが、道がわからず、下って登っての繰り返しです。

 
舗装された道の突き当りに八幡谷への入口があります。
 
目的は地図に記載の山の神
もちろん途中にも目的のものがありますよ。
 
細い道ですが歩きやすかったです。
 
この山道は所々に祠とかがありますので退屈しませんでした。
 
なんで木魚?
 
生駒とかにありそうな石造物
 
永光大神
 
源吉大神
 
丸八大神
あいかわらずどんな神様なのかはわかりませんが、巳さんか稲荷か狐か狸だと思います。
 
磐座っぽいものも多数存在します。
 
先に見えるものが目的の一つ目です。
 
道祖神
普通、道祖神って夫婦で寄り添っているものが多いですが、ここのは一体ずつでした。

一見お地蔵さんに見えますよね。
 
向きが違うのも何か意味があるのでしょうね。
まるでセキュリティーゲートのようです。
 
後ろはすぐ崖です。
向かいの岩肌は活断層だそうです。
 
こちらは
 
白黒大神かなって思ったら、黒じゃないですね。
こんな漢字見たことないです。
 
なんか見えてきましたよ。
こんなとこがあるとは知らなかったので、興味深々でもちろん寄り道しました。
 
廃神社っぽい。

拝殿ならぬ廃殿
 
内部
 
社務所内部
不思議と怖さはないのですが、このように荒れている場所は気分のいいものではないので、入りはしませんでしたけどね。
 
このあたりにも興味深いものがいくつかありました。
 
阿弥陀如来がいたであろう名残り。
右奥に穴があったの、今記事書いてて気づきましたよ。
 
覗きそこねました。
 
さらに先には滝がありました。
 
その手前のこれまた廃墟中のお地蔵さんと布袋さん。
このお地蔵さん、いいお顔してはりました。
 
滝の横には不動明王
元々は行場だったのでしょうね。
 
岩に彫られていましたが、わりと新しい感じがしました。
 
こちらの穴にはお稲荷さん。
 
予想外のお愉しみポイントを堪能した後は、また戻って山道を進みます。
 
またこれ磐座ですね。
 
これもそうでしょう。
六甲山系も磐座だらけですから、まだまだ発見されていない磐座がゴロゴロあるはずです。
 
本当にこの道でいいのかと不安になった頃に標識出ました。
左に行っても行けたかも知れませんが、直感で直進しました。
 
堤防っぽいとこを越えるとさらに雰囲気のいい山道になります。
 
注連縄巻きたい。
 
八幡谷森林管理歩道方向へ。
 
やっと到着した山の神
 
対なのか、それぞれ違った信仰なのか不明ですが、山の神は山の神。
 
それでいいでしょう。
中には石仏っぽいものがありました。
 
さらに先はもっとよさげなものがありそうな予感がしましたが、珍しく迷わず目的地に来れたので、欲張らず下山することにしました。
 
お次は東に向かいたかったのですが、谷越えになりそうなので、登山口まで戻ります。
 
この日の最後に立ち寄った、JR摂津本山駅近くの田邊山神社が、里宮であるようです。