三ツ木神社と御朱印(鴻巣市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

12月31日、埼玉最終日、というか一泊ですけど、散歩でいくつかお詣りできたのは予定外でしたのでなんか得した気分です。

年明けまで実家にいる妻子を残し、ひとり昼過ぎに高崎線に乗り込みました。

もちろん一ヶ所寄るために途中下車ですよ。

何ヵ所か寄ることも可能でしたが、ここは一ヶ所のみに厳選して、北鴻巣で降ります。

高崎線沿線は素晴らしい寺社たくさんありそうでしたけど、一番惹かれたのがこちら。

駅から徒歩10分ぐらいでしたか、目的の三ツ木神社に到着です。 

 
手水舎
 
入ってすぐ立派な欅の御神木がありました。
 
幹までザックリ割れています。
お聞きしたとこと、おそらく落雷で燃えたのではないかということでした。

そのため年輪が残っておらず、正確な樹齢はわからないそうですが、樹木医によると4~500年は経っているのではないかと言われてるそうです。

ついでに三ツ木神社の名の由来もお聞きしましたが、土地の名からつけられたらしく、この木は特に関係してないということでした。
 
中になにやらオレンジの物体がありました。
この時は全く気が付かなかったのですが、手前のコブが男根に見えます。

お地蔵さんではなく、猿です。

割拝殿形式の建物の左手が授与所です。 
 
拝殿
 
拝殿前にもオレンジの猿
このオレンジの粉は、御朱と呼ばれる光明丹で、参拝者により塗られたものだそうです。

こちらの神社の御祭神は大山咋、すなわち山王さんなので眷族の猿なのでしょうけど、どちらかというと庚申信仰っぽい感じがしました。

こちらは眷族殿 
よだれ掛けがたくさん奉納されてます。

元々は婦人病治癒の祈願だったようですが、派生して安産や子宝の守り神となったのでしょうか。

中には石製の猿がたくさん。 
 
祈願の際、この石猿を一体家に連れて帰り、成就のお礼として、自作の猿を一体追加して返すというしきたりがあったそうで、現在は6000体を超えるそうです。
 
手作りなのでそれぞれ上手い下手は当然のこと、いろんな表情やポーズがあります。
 
改めて写真で見ると、何か思いだしません?

写真加工したくなりましたよ。
 
こんなんどうでしょう? 

いつも写真加工はPCでやってたのですが、近頃はスマホアプリでもこの程度なら短時間でできるようになりましたね。

お稲荷さん 
 
三ツ木神社本殿
 
鴻巣三社巡りなんてのもあるようです。
氷川八幡神社はよくわかりませんが、おそらく神功皇后がらみで安産、鴻巣神社はコウノトリで子宝、そしてこの三ツ木神社の婦人病治癒。

これら共通したご利益の三社を巡るのでしょうかね。

御朱印 
翌日の元旦から、限定御朱印も始まるようでした。

これにて年末の東京と埼玉の寺社巡りは終了。