4月29日 夏焼集落へサイクリング
[夏焼集落]
静岡県浜松市天竜区水窪にある山の斜面にへばりつく様に建てられた集落で、集落のほとんどは佐久間ダムの建設で湖底に沈んだが、山にへばりついた集落だけはそのまま残されたとの事。
2015年に最後の住人が集落を離れ、今は誰も住んでいない集落。
一部のマニア(?)に天空の廃集落跡とか呼ばれてるのとか。
JR飯田線の大嵐駅が最寄りの駅。
豊橋の自転車屋さんACCEL店長さんが、夏焼集落に行ったのをストラバで知り、居ても立っても居られずGWに行く事にした。
同行者はあゆかさん。
8時に道の駅信州新野千石平に集合。
少し早めに到着したので周辺をサイクリング
あゆかさんと合流して夏焼集落サイクリング開始。
数キロ走っていきなりミスコース(苦笑)
見るからに勾配がキツそう…のっけから14%が続く。あゆかさんに呆れられる(苦笑)
とりあえずご褒美としては途中で南アルプスが見えてラッキー(笑)
なんとか天龍村まで下り、この先は補給ポイントが無いのでお店に寄って補給を済ませる。
しばらく走って正規ルートに合流。
先ずは見たかった「三十三所観音」
「せば足」と言って沢の両側に大きな岩がせり出し、その一面の岩を削った棚に仏像が整然と並ぶ。
像の左に宝暦七丁丑年(1757年)5月吉日願主太良右エ門と書かれている。
岩好きのあゆかさんがハイテンションになり、連れて来て良かったな(笑)
次の目的地はすぐにあった。「中井侍茶畑」
天気も良くてめっちゃ景色がいい!
そしてなかなかの斜度(笑)
下りで良かったなと…
九十九折りの道と茶畑、そして一級河川の天竜川の青い事。
改札の無い中井侍駅は改札が無く、ホームしか無かったな…この後、舗装路までエグい斜度を自転車押しながら登る(笑)
大嵐駅(おおぞれえき)JR東海飯田線の駅。
とみチャリなるものが…
300円のガチャガチャで自転車の鍵が入ってるとか。
この中のどれかの鍵が入っているとか(笑)
なかなか面白い趣向だな…自転車はボロボロか?と思ったが新品の様に綺麗だったな。
大嵐駅に寄った後、夏焼集落へと続く通称おばけトンネルと呼ばれる夏焼第二隧道(延長1,233m)。
元々は1936年に三信鉄道が白神駅(廃駅)から大嵐駅間に建設したトンネル。
その後、飯田線のトンネルして使われたが1955年佐久間ダム建設に伴う同線の付け替えによる廃止となり、道路トンネルに転用されたとか。
どうりで普通のトンネルより縦長なトンネルだ。
佐久間湖満水時の水面の標高が260mで、トンネル南側の標高は263mなので異常増水時は水没するとか…。
かなり暗いトンネルとのことで、サングラスはやめてクリアレンズのサングラスにして来たせいか、意外と大丈夫だった(灯りもあったので問題なし、歩きは無理やけど)
トンネルを抜けたら持参した靴に履き替えて夏焼集落へ。因みにあゆかさんはビーサン(笑)
相変わらず面白い人だな
階段を登って行くが、急勾配でまぁまぁ登る。
元々住んでいた人はこれを日常的に登っていたかと思うと驚く。
夏焼集落からの天竜川。
ここに数年前まで人が住んでいたとは…感慨深いものがある。
諏訪神社。以前ネットで見た時は、鳥居があった様だけど見当たらなかった。
登山道もあり、あゆかさんが知っていたのはびっくりした。ただワンウェイらしく何処にも抜けれないとか…。
元々畑だったらしい場所。
俺は全然気付かなかったけど、あゆかさんはやたら食いついてた(笑)
この後、2人の男性が息を切らせて登ってきた。この2人もネットで見て来たらしい。
ここ以降は、前半で楽しむ所のピークをむかえたのでただただ登るのみ(笑)
途中の商店で食べたポテチが美味かったなぁ!
道の駅に帰った後、行きに通ったおきよめの湯へ。
凄くいい所で根が生えそうだった。
お風呂の後は美味しい食事。
馬刺しが身に染みた(笑)美味しかったです
単品の唐揚げも美味かった