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妊娠23週の時に難病にかかり片目を失明。
お腹の赤ちゃんには横隔膜ヘルニアが…。
術後、すくすく成長するも3歳の時に
自閉症スペクトラムと診断されました。


出産、そして、息子の横隔膜ヘルニアの手術をした病院で、一歳半の時に言葉が出ないことを指摘され、【要観察】と言われました。


それ以降、

男の子だから?めっちゃくちゃ活発で…泣き笑い

一歳一ヶ月から、一時保育を利用していましたが、一時保育がない日は、朝2時間、夕方2時間の散歩はザラでした。。

散歩中は

  • 手を繋げない。
  • 証明写真の機械から出てこない。
  • スーパーの駐車場のバーゲートのバーが開いたり閉まったりをジーッと何分も見つめ続ける。
  • お店ののぼりをバッサバサ叩く。
  • よそのお宅のインターホンを鳴らす&門を開け閉めしに行く。
  • シャッターを叩いて音を出してみる。
  • 公園の遊具や砂場に興味がなく、水でびしょ濡れになって喜ぶ。

クタクタになって帰って来ても、毎回、入りたくない!と床に這いつくばって泣いていました。


家の中でも息子にとってオモチャは投げる、ひっくり返すのものという感じで、家の中でもひっちゃかめっちゃか。

この時は診断前で、
育てにくい子ではなく、私の忍耐力がない…。」と思っていました。

市の療育を経て、年少で療育園に入ることになったのですが、


決まる前に、

「息子くんよりもっと必要としている子がいるから…。」と言われ、

療育園は入れるかどうか分からずモヤモヤ。


確かに療育では発語が一切ない子もいたし、体の体幹が弱い子もいて、その辺の理解も出来ていましたが、


息子はグレーゾーンの中では薄いグレーかも知れないけれど、定型発達の子達の中に入ると、確実に濃いグレー。


私たちはこのままずっとどこにも所属できずに、地に足が着かない状態が続くのかなぁ…。

と、落ち込む時期でもありました。


3歳になり、自閉症スペクトラムと診断された時、ショックな気持ちもありましたが、

やっぱりか…と思いました。


コミュニケーションが取れず、イライラしていたり、興味があるととその場から離れないところなど、私の忍耐力のせいではなく、

自閉症の特徴だったんだと思うと、気持ちがちょっと楽になったのが正直なところです。


そして、息子にどう接していくのがベストなのかを知れてよかった!と思いました。

疲れるので手の抜き方を知りたかった のもあります爆笑

同じ療育園のお母さんたちの中で、

「診断される勇気がない…。」と言っている方もいました。

『知りたくない』ことを、

『無理に知る必要はない』と思いますニコニコ


グレーゾーンと言われていた時、周りの子供と比べて「自分の子供はどうなんだろう…」と考え込んでしまったり、色んな事を調べて勝手に落ち込んでいました。

「この子は軽度」でも、違う集団では「中度くらい?」と場所によって見方が変わるのもしんどかった。

グレーゾーンから自閉症と診断前後で息子は息子なのですが、
「自閉症だから仕方ないか!泣き笑い
と思えるようになり、少し気持ちに折り合いがつくようになりました。

これだけでも負のループから抜け出せたのでした。




今は今でしんどいけどね〜〜泣き笑い