去年、年少になる時、バタバタの中やっと決まった療育園。
4月の1週目に『入所式』があり、
2週目くらいから親子通所が2週間程あり、
(親子通所:親と一緒に通って慣れていくシステム)
月末から一人でバス登園をしました
バスの練習はなかったので、
バスに乗り込むのも嫌がり、添乗員の先生2人に託し、引きずられて乗り込む毎日でした。
帰りは泣かずに乗って帰ってきて、基本的には『真顔』笑
楽しくなかったのか、
療育園でも1日泣いていたのか。
先生に聞くと、「着くと泣き止んで遊んでいますよ。ごはんもしっかり食べていますし。」と言われ、ホッ
一人で行き始めて1週間くらいは、
バスの窓越しに、泣いてグチャグチャな顔でこちらを見ていました…。
家でも「バス」と聞こえると、しくしく泣き出すくらい、バスが嫌だったみたいです。
入園して1ヶ月くらい経つと、
息子なりに少しずつ慣れて、安心できる場所になり、好きな先生も出来て、バスにもご機嫌で乗れるようになっていました。
療育園に着くと、靴を所定の場所に置いて、笑顔で教室に入って行くようになったみたいです
元々1年間療育で通っていた場所なので(フロアが違うだけ)、知っている先生が沢山いたので、慣れるのも早かった方かも知れません。
6月に入り、入園して2ヶ月目、
なんとなんと…
市役所から連絡が来て
「第一希望の保育園に空きが出ました。」
「加配が必要とのことで、早ければ1ヶ月ほど、長ければ1年くらい待って頂きます。どうされますか?」
1人では考えがまとまらず、返事は後日することに。
息子の発達や性格をよく知り、発達障害児にも慣れている療育園の先生方に相談しました。
この第一希望の保育園は2年半待っていたところです。
「これを蹴ると二度と入れないと思います…。息子くんだったら保育園に転園してもやっていけますよ」
と、所長と担任の先生4人共、背中を押してくれました。
ここでもし、
「まだ療育園に通っていた方がいいですよ。」と引き止められていたら、転園せずにいたと思います。
家の家計のこともありますが、何より息子の『成長の適性』に合わせたかったのです。
ちなみに、夫は「え、保育園やろ。だって今より長い時間見てくれるやん。」
以上。
夫婦間での温度差…
そして、保育園へ転園する事に決めました!
『加配の先生待ち』の間、
同じ学年の子より成長が遅いのに、馴染めるのだろうか。
息子は保育園で、馬鹿にされたり、いじめられないだろうか…。
大嫌いだったバスにも慣れて、ニコニコ乗り込むようになったのに、親のエゴで“楽しい”を、取り上げてしまうんじゃないか…。
なんて、ネガティブな考えも出てきたし、
息子のこれからの生活の事を考えると保育園に行って、色んな子供に関わり、刺激されることも成長に繋がるだろうし、
いつか来るであろう、障害児と定型児の関わりが早い方がいいか!
一年かかるし、それまで楽しんで少しだけ成長出来たらいいな〜
と思えたりもしていました。
そして
長くて一年かかるかも…。と言われていましたが、2週間後くらいに
「加配が確保出来ました〜!7月入園です。」
と、連絡が…
めっちゃ早くない…?
という訳で、6月の最終日にクラスだけでお別れ会をしてくれました
私だけ保育参加し、いつも通り療育園での時間を過ごしたあと、お帰りの挨拶の時に、
息子と私が前に座り、先生からお手紙と作品の綴りを頂きました。
ここ2ヶ月の息子の頑張りを思い出すと、初っぱなから涙が止まらなくて、横で先生も泣いてて、更に泣く笑
なにも知らない息子はいつも通りに元気に返事したり、歌ったりしていて、、
クラスの子達にも、もう会えないんだな、と思うと胸がぎゅっとなりました。
短い間でしたが、親以外にも息子の成長を願い、側で見守り、可愛がってくれた人たちがいると思うと感謝の思いでいっぱいです。
またみんなに会えますように。
それまで元気で楽しく過ごそうね!