🌸60代のスローライフ🌸                        日々の暮らしを心地よく丁寧に 

 

  光る君へが3倍愉しめる♪『紫式部と男たち』木村朗子著

 

 




昨日は 府立高校の合格発表もあり
わたしが勤める塾の高校受験コースの机には 続々と
生徒さんからの合格の報告が入って来ていました

スタッフは
早速 合格者名の張り出し準備に取りかかり

わたしは
ひと先ず新学期の授業が昨日で終了
今週末からは 🌸春期講習🌸が始まるので 今日はその準備に追われていました





授業内では 小学生低学年でも
「和歌」や「俳句」を教えています


今 大河ドラマ『光る君へ』が人気で
わたしもそのファンの内の一人ですから 毎週楽しみに視ています


前回の 段田安則さん演じる兼家の
オドロオドロしい 
帝退位の企みにはゾッとしましたが
本当の藤原兼家は 平安貴族ならではの
和歌の達人
大河ドラマではあまり紹介されていない
兼家の和歌などを愉しめるため 


今月読了したのは

新書の『紫式部と男たち』木村朗子著です





昔も今も
語学に堪能であることが優秀な人材の証

特に 和歌に堪能であることが
平安の時代 出世のための最重要課題


だから
『光る君へ』の(花団をあてはめてF4と呼ばれる?! 笑♪ )
藤原道長 藤原行成 藤原公任 藤原斉信 の イケメン4人組は
毎回 和歌や漢詩の勉学に励んでいるわけで…笑♪


和歌や俳句など 優れた日本語の勉強を
小さなうちから取り入れている意味を
保護者様方にも こんな感じでお話ししています






…と云いながら

わたし自身 和歌を嗜むどころか
今は読書の時間を取るのもなかなか難しいので


カフェで食事したり 仕事をしたりする そんな合間に読めるように軽い本をいつも鞄に入れています


新書は そういう意味でも好適品





財前直見さん演じる 藤原寧子は
『蜻蛉日記』の作者

ドラマの中ではいつも 夫兼家(段田安則)さんに(多妻制のような形態の時代だから)
「私の道綱(息子)のこともお願いしますよ!」

としか 話していない印象ですが

その著書『蜻蛉日記』では
兼家さんと
粋な和歌の遣り取りの末に結ばれていることが分かるし 

美しい貴公子(兼家さん)と結婚したからメデタシメデタシ…と思っているでしょ?
現実はそんなに甘くないわよ
シンデレラが王子様と目出度く結婚したその後のストーリーが知りたかったなら
これ『蜻蛉日記』を読みなさい
と 教えてくれる爆笑あせる

和歌を愉しみながら
ドラマも愉しめる


読書は 本当に生活を豊かにしてくれます

女性作者の名前は…?


平安時代は 何が残念って
『蜻蛉日記』の作者は
藤原道綱母(ふじわらのみちつなの母)としか教わらないし

その姪の

『更級日記』の作者は
菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)としか教わらない

本人の名前は全く表に出ないあせる

わたしも以前は
○○(息子の名前)ちゃんのおばちゃんだった時がある


紫式部だって…
お父さんが式部省の役人だったからの「式部」で
「紫」は 『源氏物語』の中の「紫の上」から取られたとか…
ちゃんとした本名は 今も不明…


『源氏物語』は年代的にも
世界で最も早く書かれた小説❗…と海外からの評価も高いのに…



結婚40年…



夫と結婚する時

結婚する前に 
「これ読んで」
渡された何冊かの本


松本清張さんの小説何冊かと
岩波新書『女と自由と愛』松田道雄著


松本清張さんの小説はあまりに有名なタイトルで 中身も結末も
よく覚えているけれど





『女と自由と愛』…の中身はどんな内容だったかすっかり忘れた

今一度 書庫からひっぱり出そうとしたら
夫がとっくに 断捨離したらしい



けれども松田道雄さんのお名前は
40年経った今も何故だか わたしは
はっきりと覚えている


題名から…内容もなんとなく
そうなんとなく 伝えたいことは分かりそう…な… 笑♪



もうすぐ 40年目の
結婚記念日 私は 今
自分の名前で 自分の人生をちゃんと生きている


幸せな時代だと思う


この本を通して…


そして
今なら分かる

女と自由と 愛  



世の中を動かしているのは
つまりは  女性なのだよ

と いうこと






 

 

 

 

 

 

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