今日は、家庭教師と塾(集団指導)との違いについてお話します。

塾(集団指導)のメリット
 ①ともに学ぶ仲間がいること。「あいつも頑張っているから、自分も頑張ろう」というような気持ちを作りやすい。
 ②費用が安価なこと。一斉授業のため、人件費がかからず費用が安く上がる。
 ③本来の学習のあり方に近い点。
   「全体」に対して言われたことを「自分」に対して言われたことだと認識して行う授業のあり方は、勉強の仕方としては王道である。生きていく上でとても大切です。
 ④学習のペースを作ってくれること。

塾(集団指導)のデメリット
 ①一度に多くの生徒を教えるために、画一的な指導になりやすい。
 ②「理解」に時間をかける授業になるので、「演習」が不足している生徒や「覚え方」などが身についていない生徒は結局身につかない可能性がある。
 ③「ともに学ぶ仲間」が「ともに学ばない仲間」になってしまうことがよくある。
 ④全体に対して言われたことを、自分に対して言われたことと理解出来ない場合には意味のない時間になってしまう。

 集団塾を選ぶ場合のPOINT
1.生徒が「理解」が足らないのか、演習が足らないのか、暗記が足らないのか、を見極めてから選びましょう。
2.費用で塾を選ぶ場合には、、家庭でよい意味での「競争心」を植えつけること。また、自分が勉強した成果や正解した結果などを視覚化しておくと、「昨日の自分を超えていこう」となっていくので良いと思います。演習や暗記などを必ず確認するなどのことが必要です。もしくは、それらの対策を立てている塾なのかどうかを確認してから選びましょう。
3.学んだことを身につけるのは、結局は「家庭学習」にあるということを生徒に理解させましょう。