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un piquillo de amarillo

リーガ・エスパニョーラのサッカークラブ、ビジャレアルCFの歩みの記録

セビージャ、ヨーロッパの首都
2014年3月12日、UEFAヨーロッパリーグの決勝トーナメント2回戦、セビージャ対ベティスの試合が行なわれました。この結果、セビージャ市(人口70万人)は欧州カップ戦の舞台で同一都市内ダービーを行なった6番目の都市になりました


予算面のセビージャ・ダービー
(2012年頃の両クラブの年間予算の比較)


以前に同一都市内ダービーが行なわれたことがあるのは、マドリード(人口340万人)、バルセロナ(160万人)、ミラノ(140万人)、ロンドン(840万人)、ブカレスト(170万人)の5都市。セビージャは最少人口記録を塗り替えていますが、人口の1/10以上がどちらかのクラブの会員だそうです。

リスボンやイスタンブルでも同一都市内ダービーが行なわれていない。他にはマンチェスター、リヴァプール、ローマなどもこれから実現する可能性がありますね。7番目の都市になるのはきっとマンチェスターでしょう。


同一都市内ダービー
(ダービーが行われた6都市。色が塗られてるところだけは1ドット20万人)


西欧の同一都市内ダービー
西欧は意外と同一都市内ダービーが少ない。首都一極集中型の国が少ないこと、一都市一クラブに定めた国があることが理由だと思います。

BeNeなんて典型的で、ロッテルダム(フェイエノールトとスパルタとエクセルシオール)、アイントホーフェン(PSVとFC)、ブルッヘ(クルブとセルクル)しか同一都市内ダービーが存在せず、競争力のあるダービーはブルッヘくらいです。逆に地域内ダービーは数多くありますね。

マドリード、バルセロナ、セビージャに競争力のある同一都市内ダービーがあるスペインは珍しい存在です。バレンシアにも同一都市内ダービーがありますが、数年後にはレバンテを差し置いて、ウラカン・バレンシアがバレンシアの対抗勢力となっているかもしれません。
チーバスはメキシコ人選手だけのクラブか
リーガMXのチーバス・グアダラハラは「設立以来、一度も外国人選手と契約したことがない」とされるクラブです。

より正確には、「1906年にクラブ・デ・フットボル・ウニオンとして設立されてから2年間はフランス人選手などがいたが、1908年にCDグアダラハラと名称変更して外国人選手を排除した 」クラブです。フランス人の存在は青・赤・白のクラブカラーに残っています。

やはりバスク地方のアスレティック・ビルバオと同様に、外国人選手を受け入れるかどうか議論されており、また、メキシコ人とは何ぞやという議論もあります


自国の定義



チーバス年間予算
(北米一年間予算の多いチーバス)


メキシコ憲法によるメキシコ人の定義
メキシコ憲法による定義では、アメリカ出身でリーガMXでプレーしている下表の選手は、全員が「メキシコ人」ということになるみたい 。彼らは片親もしくは両親がメキシコ人であるため、出生地のアメリカ国籍に加えてメキシコ国籍を保持しています。

移民の国アメリカは、メキシコ系のハーキュリーズ・ゴメスをアメリカ代表に受け入れ、今ではファンに人気の選手となりました。メキシコ系アメリカ人の彼らは、ティフアナ、プエブラ、ティグレスなど、リーガMXのタイトルを争うような強豪クラブでプレーしていますが、チーバスは彼らの獲得を避け、チーム強化の機会をみすみす逃しています。

リーガMXのアメリカ人選手



アメリカ代表のハーキュリーズ・ゴメスの例
2013年初頭には、ロサンゼルス出身のハーキュリーズ・ゴメスにチーバスが興味を抱いていると報じられました。ゴメスはアメリカA代表の選手ですが、メキシコ系であり、スペイン語読みではエルクレス・ゴメスとなります。結局、チーバスがゴメスを獲得することはありませんでした。


U-20アメリカ代表のオセグエダの例
2013年には、アメリカ出身のフアン・パブロ・オセグエダがチーバスU-20チームにローン移籍しました。オセグエダは前年にU-20アメリカ代表としてU-20ワールドカップに出場しており、チーバスの選手としてふさわしいかどうか論争を呼びました

その際にチーバスは、「クラブの厳格な伝統を保つため、オセグエダは将来的なアメリカA代表入りを拒否するだろう」との声明を出して論争を鎮めようとしたようです。結局オセグエダはトップチームではプレーすることはなく、2013年末に退団しました。


U-23メキシコ代表のミゲル・ポンセの例
チーバスで80試合以上に出場した選手にミゲル・ポンセがいます。ポンセはU-23メキシコ代表としてロンドン五輪で金メダルを獲得した選手ですが、彼はアメリカ生まれで、カリフォルニア州の高校に通っていました。

ポンセはコパ・アメリカ2011にメキシコ代表として出場しましたが、メキシコサッカー協会はU-22世代を中心としたメンバーを送り込んでおり、A代表と定義できるかは疑わしいものでした。

アメリカA代表のユルゲン・クリンスマン監督がポンセの引き抜きに興味を示したため、チーバスは気が気ではなかったでしょう。ポンセは2013年7月のCONCACAFゴールドカップで完全なメキシコA代表の一員としてデビューしており、アメリカ代表入りの道は完全に消滅しました。


チーバスのメキシコ人観
オセグエダとポンセの事例をまとめると、チーバスはメキシコ憲法によるメキシコ人の定義に加え、アメリカ代表ではなくメキシコ代表を選択するかどうか、つまり本人がメキシコ人としての意識を持っているかどうかを重要視しているようです。

メキシコ憲法が定めるメキシコ人であっても、アメリカ代表を選択した選手の獲得、アメリカ代表を選択する選手の在籍には否定的なようです。

ミゲル・ポンセ
(ミゲル・ポンセ)


チーバスとアスレティックの自国人観の比較
アスレティック・ビルバオで類似の例を探してみると、バルセロナ出身で両親がバスク人とされるエンリク・サボリ(Enric Saborit)は、オセグエダの例と似ているかもしれません。

エンリク・サボリ2
(エンリク・サボリ)


ビルバオ出身だが両親ともバスク人ではないとされるイニャキ・ウィリアムズ(Iñaki Williams)は、比較事例を探せませんでした。メキシコ出身だが両親がガーナ人なんて選手がいても、チーバスには加入すらできないのかも。

イニャキ・ウィリアムズ
(イニャキ・ウィリアムズ)


まとめ?
バスク人の定義について寛容さを増しているアスレティックに比べると、チーバスのほうがいくらか「哲学」に厳格であるといえるかもしれません。浦和レッズのJapanese Only事件がきっかけでチーバスのメキシコ人観について気になったのですが、深みにはまりそうです。

以下がまとめです。私の認識間違い、矛盾点などがあったらコメントを頂けると幸いです。


在籍可能選手



在籍可能選手2


最終節のブルッヘ・ダービーはクルブが勝利
2014年3月16日、ベルギーのジュピラー・プロ・リーグ最終節でブルッヘ・デルビーが開催されました。

2013年11月の対戦ではホームのセルクル・ブルッヘが2-0で勝利していましたが、今回は逆に、ホームのクルブ・ブルッヘが2-0で雪辱を果たしました。


試合2日前にクルブ・ブルッヘの公式サイトにアップされた記事を読んでも、セルクル・ブルッヘに対する敵意とか憎悪のようなものは感じられず、友好的な雰囲気を形成しようとしているように感じました。

ベルギーのサッカーファンの成熟度に加えて、ブルッヘが小規模な街で連帯意識が強いこと、リーグ唯一のダービーであることも理由でしょう。

セルクル・ブルッヘ
(セルクル・ブルッヘ)
クルブ・ブルッヘ
(クルブ・ブルッヘ)


街全体を巻き込んだイベント
鉄道会社がイニシアチブを取るブルッヘ市の自転車利用推進運動の一環で、セルクルの経営陣全員は自転車でスタジアムを訪れました。市内では3kmに渡るホームチームファンのパレードも行なわれています。

日本では人口10-20万の都市でダービーが開催されることはないので、街全体を巻き込んだサッカーイベントがどんなものなのか、実際に体感してみたいです。

ブルッヘの街
(ブルッヘの美しい街並み)


ステルシェレとブルッヘ・ダービー
2008年5月、クルブ所属中に自動車事故で亡くなったフランソワ・ステルシェレは、生存中最後の得点がブルッヘ・ダービーの決勝点だったそうです。

亡くなったのは2007-08シーズン最終節の2日前で、結局同シーズンには11得点でチーム内得点王となっています。

前シーズンには21得点を挙げてリーグ得点王となっていた選手なので、ベルギー国内に与えた衝撃は大きかったと思いますが、私は昨秋までステルシュルのことを知りませんでした。この時期のブルッヘ・ダービーということで、ステルシェレのことがふと頭に浮かびました。

ステルシュル写真
(クルブ時代のステルシェレ)
ステルシュルの大破した車
(事故で大破したポルシェ・ケイマン)
シャルルロワのマスコット
(ステルシェレが選手として飛躍したシャルルロワ)


表記違い
ブルッヘ / ブルージュ / ブリュージュ
クルブ・ブルッヘ / クラブ・ブルッヘ
セルクル・ブルッヘ / サークル・ブルッヘ
ステルシュル / ステルシェレ / ステルケレ

浦和レッズの無観客試合
浦和レッズのJapanese Only事件で無観客試合の処分が下されたのは驚きました。

Jリーグは制裁の理由も発表してますが、納得できるようなできないような。人種差別に対する意識が低いので、判断基準がよくわからないんですよね。

「無観客試合」ってのはかなり重い罰則だと思います。入場料収入+広告収入+諸々で約3億の減収だと聞きましたが、さすが観客数日本一のクラブです。


チリの半無観客試合
ところで、3月18日に開催されるコパ・リベルタドーレスの試合では、CFウニベルシダ・デ・チレが南米サッカー連盟から「半」無観客試合の処分を受けています。南側スタンドのみ閉鎖して試合を行うのです。

2月13日の試合で発煙筒を焚いたことへの処分らしいです。詳しい経緯は調べてないのですが、処分に慣れてそうな南米のことですから、半無観客試合とか1/4観客試合とか、罪の重さに合わせた柔軟な処分が可能なんでしょう。






2014年3月5日、コソボ代表は独立後初の親善試合を行いました。

この試合にはマンチェスター・ユナイテッドのアドナン・ヤヌザイを招集しようとしましたが、結局ラブコールは実りませんでした。

ですが、そもそも駄目元だったはず。ヤヌザイ問題は各国メディアに大きく取り上げられ、それだけでも招集レターを送った効果はあったはずです。

コソボサッカーの過去1年くらいの動向まとめ。


ジブラルタルのUEFA加盟
2013年5月24日、欧州サッカー連盟(UEFA)は総会でジブラルタルの正式加盟を承認しましたが、同じく加盟申請を出していたコソボについては議題にしませんでした

コソボとセルビアは互いの国際組織加盟を妨害しない取り決めをしているため、今後のUEFA総会で審議されるものと思います。

ジブラルタル加盟の際には、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定がUEFA総会の議決を一変させました。

ジブラルタルの加盟がコソボを勢いづかせるわけではないですが、今後のコソボサッカー連盟の動向に注目です。


(お先にUEFA加盟が認められたジブラルタル)

コソボのFIFA加盟の見通し
2014年1月には、デイリー・メール発Qoly.jp経由で、「コソボが国際サッカー連盟(FIFA)の加盟国として認可されるようだ」と報じられました

これによると、「FIFAは2012年からコソボの加盟について議論を進めており、FIFAのゼップ・ブラッター会長がコソボサッカー協会会長と会談した。FIFAは先日緊急総会を開き、コソボの加盟がまもなく認可される見通し」なんだとか。

しかしその後の報道を見ても、「FIFAがコソボの加盟承認決定!」みたいな記事はないです。このデイリー・メール発の記事だけがめちゃくちゃ浮いて見えます。


(俺そんなこと言ったっけ? の人)


ハイチとの世界デビュー戦
2014年3月5日、コソボ代表はミトロヴィツァでハイチ代表と親善試合を行ないました。

セルビアの要請により、スタジアムではコソボ国旗掲揚とコソボ国歌斉唱が認められず、同じくセルビアの要請により、背中にコソバ*(Kosova*)と書かれたユニフォームを着用しました

コソボはセルビア語、コソバはマケドニア語。セルビアが何を意図してアスタリスクを加えさせたのかはよくわかりませんが、「注釈付きの、真に認められたわけではない国家」ということをアピールしたかったのでしょうか。

コソボ対ハイチ
(肩を組むハイチ代表とコソボ代表の選手)


セルビアサッカー協会による難癖
ハイチ戦翌日の2014年3月6日、セルビアサッカー協会はFIFAに質問状を送りました

3月5日の親善試合の際に不法行為や暴力行為があったとして、FIFAがコソボ代表に与えた親善試合開催許可の撤回を求めたのです。

コソボ国旗の掲揚禁止と国歌斉唱の禁止などが守られなかったと文句を付けているようです。かなりおおっぴらに国旗が掲げられ、セルビア国旗が燃やされたりしたようなので、セルビアが文句を付けるのも当然ですが。

禁止事項はFIFAが要請した訳ですから、コソボサッカー協会はFIFAの顔に泥を塗ったと言えなくもない。

FIFAがどんな反応をするかはわかりません。何らかの処分はあるかもしれません。

コソボ対ハイチ2
(めっちゃコソボ国旗振ってる!)

参考サイト
FIFA.com、2014年1月13日
 FIFA Emergency Committee confirms friendly match


ブルガリアのサッカーニュースのちょっとしたまとめ(知ったかぶり)。ブルガリアからのサッカーニュース(英語ソース)の発信源はInside World Footballであることが多い。

参考:ルドゴレツとは何者か


スラヴィアとルドゴレツがソフィアに新スタジアムを建設
2013年9月の記事によると、スラヴィア・ソフィアとルドゴレツ・ラズグラトが、共同使用する新スタジアムをソフィアに建設するようです

スラヴィアは同じくソフィア首都圏に本拠地を置くCSKAソフィアとの間で共同使用する新スタジアムの建設を計画していましたが、CSKAが本拠地移転を拒否したことでパートナーが変更されました。

ルドゴレツの現行ホームスタジアムは6,000人収容のルドゴレツ・アレーナです。ルドゴレツ・アレーナはとても新しいスタジアムですが、収容人数の関係で欧州カップ戦の試合に使用することはできません。

このため、ルドゴレツは欧州カップ戦のホームゲームをヴァシル・レフスキ国立競技場で行っています。このスタジアムは欧州カップ戦を開催できるブルガリア唯一のスタジアムです。

ルドゴレツ会長
(ルドゴレツのやり手、キリル・ドムスチェフ会長)

ブルガリアサッカー協会がソフィアに新スタジアムを建設
2014年1月の記事によると、ドイツの企業IFSが、ソフィアに新スタジアムを建設することでブルガリアサッカー連合と合意に達したそうです

スラヴィア・スタジアムが建っている土地にナショナル・スタジアムとして建設され、スラヴィアFCのホームスタジアムにもなる予定です。新スタジアムは33,000人を収容し、UEFA EURO 2020ではブルガリアでの開催地として使用されます。

このナショナル・スタジアムとルドゴレツ&スラヴィアのスタジアムが同一のスタジアムなのかどうか、う~ん、よくわかりません。


ボテフ・プロブディフの新スタジアム建設計画
2014年3月、PFCボテフ・プロブディフは、2015年に完成するフリスト・ボテフ・スタジアムの建設計画を明らかにしました

スタジアムはUEFAのカテゴリー4基準に従って設計され、18,788人を収容する予定です。クラブの所有者は投資家のTsvetan Vassilevです。

上述のナショナル・スタジアムとボテフ・プロブディフのスタジアム、2つのUEFAカテゴリー4(最高ランク)スタジアム建設計画が同時進行中のようです。

現時点で東ヨーロッパのカテゴリー4スタジアムはウクライナ、ギリシャ、トルコ、ルーマニア、(ロシア)にしかないようですが、2015年にはこれらの大国にブルガリアのような小国が加わります。

ボテフの新スタジアム
(たぶんこれが新スタジアムの完成予定図)

クラブへの忠誠心を脇に置いてルドゴレツを応援
2014年2月27日、ルドゴレツはヴァシル・レフスキ国立競技場でUEFAヨーロッパリーグのラツィオ戦ファーストレグを戦いました。この試合にはルドゴレツのサポーターに加えて、ライバル同士であるCSKAソフィアとレフスキ・ソフィアのサポーター、またボテフ・ブロブディフやロコモティフ・ソフィアのサポーター達も集結 したそうです。

ブルガリアの他クラブは予選3回戦までで敗退済みのため、ルドゴレツだけがヨーロッパの舞台で年越ししていました。ブルガリアサッカー界全体でルドゴレツを応援しようという心意気は素晴らしい。


ヴァシル・レフスキ国立競技場
(ヴァシル・レフスキ国立競技場)

ルドゴレツのクラブ運営
ブルガリアのクラブの中でも、特にルドゴレツ・ラズグラトは興味深いです。

本拠地から375kmも離れた場所で試合を行って観客は集まるのかしらと思いましたが、ラツィオ戦では35,000人(!)もの大観衆が声援を送ったようです。3月14日のバレンシア戦のチケットは最高額でも7.5ユーロに抑えられており、満員(43,000人)が期待されているようです。

ヨーロッパリーグでの収益の20%を慈善団体に寄付したり暴力に満ち溢れた旧来のスタジアムとは異なる雰囲気を作って客を呼び込んだりと 、ルドゴレツは東ヨーロッパのサッカークラブのイメージに反するモダンなクラブ経営をしています。注目すべきクラブです。


会長
(男前なのでもう一度登場)


その他参考リンク
Inside World Football、2014年3月4日
CSKA gets green light to launch first club IPO in Eastern Europe
Inside World Football、2014年1月16日
Bulgaria now set to get new national stadium in Sofia



追記:ルドゴレツ対バレンシアの観客数は満員の45,000人だったようです。試合はバレンシアの快勝でしたが、ルドゴレツとブルガリアサッカー界にとって意義のある試合だったことでしょう。


追追記:3月24日にUEFA.comに掲載された記事「健闘のルドゴレツ、全ブルガリアの応援を力に
2014年3月2日、FC刈谷が刈谷市長杯で優勝 しました! もう10日も経ってる(笑)


刈谷市長杯とは?
東海社会人リーグ、愛知県社会人リーグ、西三河社会人リーグ、愛知県大学リーグ、愛知県高校リーグ(高円宮杯U-18)に所属する全チームと、刈谷市社会人リーグの上位3チームの計14チームが出場し、刈谷市で一番のサッカークラブを決める大会。

『FC刈谷サポーターズ』さんによると、FC刈谷は少なくとも2007年から2013年まで7連覇中。2013年は計10チームによって争われていたのが、今年は高校勢と刈谷市リーグ勢を増やして計14チームで争いました。

2011年は西三河リーグ勢や愛知県リーグ勢を破った刈谷高校が決勝に進出。刈谷高校は同年に高校総体に出場していることから、第2種で全国大会に出場するレベルのチームは、第1種で県リーグレベルのチームと互角に戦える力があるのかな、と思います。


2014年の出場チーム
東海リーグ(3)・・・FC刈谷、JTECT、豊田自動織機
愛知県リーグ(1)・・トヨタ車体
西三河リーグ(3)・・AS刈谷、デンソー刈谷、富士松FCサンターナ
大学リーグ(1)・・・愛知教育大学
刈谷市リーグ(3)・・FC ELNEST、ピンクパンサー、ESPN
高校リーグ(3)・・・刈谷高校、刈谷北高校、刈谷工業高校


2014刈谷市長杯

2014年シーズンの新加入選手
3月7日の2014年シーズン新体制記者会見 で、今シーズンのメンバーが発表されました。新加入は以下のクラブ・大学から。

グルージャ盛岡(J3)
デッツォーラ島根(中国社会人1部)×2人

専修大学(関東学生1部)×2人
東京農業大学(関東学生2部)
青山学院大学(関東学生2部)
北陸大学(北信越学生1部)×2人
阪南大学(関西学生1部)×2人
びわこ成蹊スポーツ大学(関西学生1部)
立命館大学(関西学生1部)
京都学園大学(関西学生2部A)


FC刈谷記者会見


23人中15人が新加入。大卒1年目が多く、平均年齢は23.7歳の若さです。若手育成クラブへのかじ取りが前年度よりはっきりした感じです。

地元刈谷市出身選手は1人(酒井康平)、愛知県出身選手は5人、東海4県出身選手は10人。中部日本の主要大学リーグからまんべんなく新戦力を獲得していますが、なぜか東海学生サッカーリーグからは新加入選手がいません。

「東海地区のサッカー選手の活躍する場であること」をクラブ理念に掲げている割には、他地域出身選手が多い印象。東海地区からJFLに昇格したマルヤス工業とかアスルクラロ沼津に選手が流れちゃってるのかもしれないですけどね。


3月22日には立命館大学とのトレーニングマッチで京都に来るらしいので、観に行きたいです。立命館大学のグラウンドってどこにあるんだろ?


参考サイト
東海ふっとぼーるふぁん  さん
富士松FCサンターナ  さん
FC刈谷サポーターズ  さん(ブログは2013年度で更新停止、Twitter[@fckry_s]のみ)

MLSがチーヴァスUSAを購入
2014年2月20日、メジャーリーグサッカー(MLS)はホルヘ・ベルガラとアンヘリカ・フエンテスからチーヴァスUSAを購入すると発表しました。2014年1月9日に就任したウィルマー・カブレラ監督は新会長の下で指揮を続けますが、MLSは新しい所有者を探しているようです。

ホームスタジアム(スタブハブ・センター)や本拠地(ロサンゼルス)をどうするかは新しい所有者に委ねられます。2014年シーズンはチーヴァスUSAとして戦いますが、2015年シーズンには新しい所有者の下で新クラブ名や新ロゴが使用されるようです。


チーヴァスUSA
(2012年シーズンのチーヴァスUSA)
チーヴァスUSAロゴ


メジャーリーグサッカー(MLS)の2014年シーズンは先週末に開幕しましたが、近年は「プレミアムなリーグ」化してます。ヨーロッパのようにカテゴリーのピラミッドを作らず、クラブ数を厳選してリーグ価値を高め、市場を独占しています。

リーグ自体がチーヴァスUSAを買い取り、新しい所有者を探しているとのこと。実に奇妙な話ですが、MLS Attendanceによると1試合平均観客数は最下位(10,000人を下回るクラブはチーヴァスだけ)で、成績も低迷(ウェスタン・カンファレンス最下位)しているとあって、リーグによってお荷物扱いされたということか。

別出典によりと「市場価格」で買い取られたとのこと。2015年にMLSに参戦するオーランドのクラブはリーグに7000万ドル(+スタジアム建設費)程度を支払ったようで、MLSからチーヴァスUSAにも同程度の金額が支払われるのかもしれません。
※断りがない限り、2014年2月26日時点の順位


セグンダ・ディビシオン(2部)
2013-14シーズン、Bチームがセグンダ・ディビシオン(2部)に在籍しているクラブはバルセロナとレアル・マドリードのみです。


セグンダの下部チーム


セグンダ・ディビシオンB(3部)
その下のセグンダ・ディビシオンB(3部)には数多くのクラブのBチームが在籍しています。トップチームがプリメーラ・ディビシオンに在籍しているクラブのほとんどは、Bチームが2カテゴリー下のセグンダBに在籍しています。

セグンダ在籍経験があるのはセビージャ・アトレティコ、ビジャレアルB、バルセロナB、レアル・マドリードBの4チーム。2013-14シーズン27節終了時点では、ビルバオ・アスレティックが昇格プレーオフ進出圏内にいます。

セグンダBの下部チーム



テルセーラ・ディビシオン(4部)
テルセーラ・ディビシオン(4部)までで確認できるCチームは、レアル・マドリードC、CDバスコニア(アスレティック・ビルバオC)、セビージャC、ビジャレアルCの4クラブ。

Cチームを置かず、フベニールAの上にBチームを置いているクラブがほとんどです。レベルが低いレヒオナレス(5部、地域リーグ)ではCチームを持つ理由が薄れるので、何とかしてテルセーラの地位を維持したいはず。セビージャCとビジャレアルCは危うい順位にいます。


テルセーラの下部チーム



ディビシオネス・レヒオナレス(5部以下)


レヒオナレスの下部チーム





調べ学習のまとめ。


スペインのフベニール年代
スペインのフベニール年代(18歳以下)は全国選手権がなく、全土を7グループにわけてリーグ戦を行なっています。

リーグ戦の上位クラブがコパ・デ・カンペオーネス・フベニールとコパ・デル・レイ・フベニールの出場権を獲得し、両大会ともトーナメント戦で優勝を争います。

オノール・フベニール



バスク地方の有力クラブがひしめくグループ2では、ダノク・バット(Danok Bat)というクラブが3位と健闘しています。18歳以下のチームばかりを持つユースクラブです。

アスレティックの提携クラブのひとつなのでしょう。日本のプリンスリーグにおける強豪高校や街クラブのような、プロチームを持たない街クラブは結構多いです。


ビジャレアルの組織構造


ビジャレアルのフベニール年代
ビジャレアルは2012-13シーズンにグループ優勝し、コパ・デ・カンペオーネス&コパ・デル・レイに出場。ビジャレアル傘下のCDローダもグループ4位となりました。

ローダの最上位チームはアマチュアチームで、プロチームは存在しません。同じ街にはプロチームを持つCDカステリョーがありますが、過去数年はカステリョーよりも好成績を残しています。ビジャレアル本体のフベニールに迫る成績です。

2013年のU-17 EUROエリートラウンドには、ローダから2人がスペイン代表に選出されました。プロチームを持たないクラブから選出されたのは彼らのみです。スペイン屈指の街クラブなのですね。


CDローダとビジャレアル


2014年2月に行なわれたU-18バレンシア州選抜は、以下のように選出されています。やはりローダが目立ちます。

バレンシア・・・・・・5人
ビジャレアル・・・・・4人
ローダ・・・・・・・・3人(アマクラブ)
エルチェ・・・・・・・2人
レバンテ・・・・・・・1人
エルクレス・・・・・・1人
ウラカン・バレンシア・1人
ドン・ボスコ・・・・・1人(アマクラブ)


グループ移動の謎
グループ7は主にバレンシア州のクラブで構成されるグループです。2012-13シーズンはローダもグループ7に所属していましたが、2013-14シーズンは主にカタルーニャ州のクラブで構成されるグループ3に移動し、ビジャレアルとは引き離されました。

傘下の2クラブが同一リーグに所属しているのがまずかったのでしょうか、単なるリーグ間格差調整でしょうか。

(ローダのユニフォームもビジャレアルと同じ黄色で、胸にはビジャレアルのエンブレムそのものが入っている)


CDローダ フベニールA
ローダのフベニールA