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un piquillo de amarillo

リーガ・エスパニョーラのサッカークラブ、ビジャレアルCFの歩みの記録

いまいち周りと噛み合ってないのに、卓越したアスリート能力で独力でゴール決めちゃうような、そんな選手をリーガで見られて嬉しいです。彼らがいるからこそテクニシャンの存在が際立つし。


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レアル・ソシエダのヤゴバ・アラサテ監督がクラブとの契約を2年間延長し、2016年まで現職にとどまることになりました。しかし、「レアル・ソシエダ*日はまた昇る」によると、(契約延長のニュースに)「ドノスティアはお通夜」らしいです。

確かに、優れた選手が何人もいる割にサッカーの質がともなっていない印象を受けます。グラナダのように。同じバスク人のバルベルデ監督やエメリ監督が率いてたら、ラ・レアルはヨーロッパリーグではなくチャンピオンズリーグ出場権を争っているのは間違いありません。


監督を自前で育成するのは失敗するリスクが高そうです。マルセリーノ監督就任以前のビジャレアルがそれやって失敗したし。

下部組織上がりなのに人気がない監督というのも珍しい。でも、トップチーム経験のないアラサテ監督を抜擢した時点で、この先数年はアラサテ監督を信頼すると決めていたんでしょうね。

財政面でもスポーツ面でもクラブを立て直した超有能なアペリバイ会長の判断が間違っているとは思わないのですが、ビジャレアルのロッチ会長は何か言いたそうにしているかもしれません。


(アペリバイ会長=左とアラサテ監督=右)


・Goal.com日本語版はjagobaをヤコバと転記していますが、たぶんヤゴバが正解です。ハゴバと表記するメディアもありますが、ヤゴバはバスク語読みを尊重した表記、ハゴバはカスティーリャ語読みを尊重した表記でしょうか。

・アノエタはプリメーラで数少ない陸上トラック付きスタジアムですが、トラック部分に座席を増築する改修工事は楽しみ。ゴール後方の穴(?)は残るようで、不思議な景観を残しつつ一体感が高まるスタジアムになりそうです。
USブーローニュ(フランス3部)に所属していたブラジル人ストライカー、マウリシオ・アウヴェス(24歳)が死去。北フランスの高速道路を走行中にトラックと激突したそうです。

マウリシオ・アウヴェスはフルミネンセの下部組織出身で、19歳のときに移籍金70万ユーロでビジャレアルに移籍。ビジャレアルC、ビジャレアルBに在籍したものの、トップチームではプレーできずに退団しています。


Wikipedia 英語版
Marcaの記事




中東系航空会社のスポンサード
中東系航空会社のサッカー界への進出が目覚ましく、エミレーツ航空(UAE)、カタール航空(カタール)、エティハド航空(UAE)それぞれが主要国の強豪クラブの胸スポンサーになっています。

さらにトルコ航空がアトレティコ・マドリードのスポンサーになったと聞きましたが、アルダ・トゥランが在籍し続ける限り、胸スポンサーになる日も近いのでは。


(エティハド航空とシティの選手)

エミレーツ航空のスポンサード
エミレーツ航空が胸スポンサーとなっているクラブは、レアル・マドリード、アーセナル、ハンブルガーSV、ACミラン、パリ・サンジェルマンの5クラブ。5大リーグを制覇しており、エミレーツ航空のサッカー界への投資額は年間1億8200万ドルに上るそうです。

この5クラブのうち、レアル・マドリードとPSGは安泰ですが、残りの3クラブは成績が不安定です。ミランはチャンピオンズリーグ出場圏を失い、アーセナルは出場圏を失いかけ、ハンブルガーに至ってはクラブ史上初の降格の危機です。



(PSGとエミレーツ航空)

(ミランとエミレーツ航空)


ハンブルガーSVとエミレーツ航空
スポンサードしているクラブの成績不振が続いて、社内のスポンサー担当部署は頭を抱えているでしょうね。ハンブルガーが降格してしまったら高額のスポンサー料をどぶに捨てるようなものです。逆に残留すれば、「絶対に落ちないエミレーツ航空」ってPRできるのですが...

しかし、2006年からスポンサーを更新し続けているところを見ると、よほどのことがない限りエミレーツ航空はハンブルガーのスポンサーを続けるのではないでしょうか。ドルトムントあたりに鞍替えできれば(エミレーツ航空的には)最高ですが、そんなチャンスはなかなかないでしょう。


(ハンブルガーSV)
Goal.comで久々に記事を読んでいて、レバンテのKeylor Navasをケイロル・ナバスと表記しているのが気になりました。ナバスはスペイン語圏のコスタリカ人ですが、他のサッカー専門サイトはどこもケイラー・ナバス表記です。

スペイン語の中継ではGoal.comと同じように「ケイロル」と発音していますが、なんでもかんでもスペイン語読みにしてしまうのはスペインなら当然のこと。でもKeylorは英語圏に由来する名だから、本人はケイラーと発音してほしいのではないかと思いました。



4番のピナ、14番のトリゲロス、24番のジョナタンにも言えますが、44番のナウエルは背番号が読みにくすぎる。昨シーズンまでは標準的なフォント使ってたのに。


(ナウエルの背番号44)


レバンテのツインシュート、惜しかったです。


(話題のツインシュート)




Marcaでテキスト読みながら、悪い頃のビジャレアルみたいな試合だと思っていました。前半終了時点でボール支配率が70%を越えていたのに枠内シュートはゼロ。

後半も変わらなかったようで、90分過ぎてもスコアに動きはなし。それでも、ロスタイムにアキーノがファールを得ると、トリゲロスが蹴ったフリーキックにペルベが頭で合わせて先制。その直後に試合が終わったようです。



(終了間際の一連の流れ)


同じく状態が悪いラ・レアルを抜いて、5試合ぶりに6位に返り咲いたわけですが、エル・マドリガルでは約2ヶ月ぶりの勝利です。


(試合終了時点の11人)


(なんてかっこいいのか!)


ヨーロッパ屈指の強豪ベンフィカのイメージが強いのか、ポルトガルリーグは歴史的に見てヨーロッパ最高クラスの実績を残しているイメージがありました。しかし各年ごとのUEFAリーグランキングを見ると、それほど際立った成績を残している訳ではありません。


ポルトガルのUEFAリーグランキング推移
1960年代のヨーロッパはスペインの天下だったわけですが、ポルトガルが3年連続でUEFAリーグランキング4位だったのが目を引きます。エウゼビオ擁するベンフィカがUEFAチャンピオンズカップで2連覇した頃ですね。



(1964年のランキング)


しかし、1960年代末からのポルトガルは低迷し、常に10位前後をうろうろ。1970年代半ばまでは、ハンガリーとスコットランドが安定して5位以内にいた?のも時代を感じさせます。

ポルトガルの2度目のピークは1980年代末から90年代にかけて。安定して6位や7位をキープしています。3度目のピークは2000年代半ばか。2000年代末にいったん下がって、2012年のランキングでは、45年ぶりくらいにトップ5に返り咲きました。



(1988年。イングランドは出場停止中)


50数年ぶりの優勝に向けて
ベンフィカは半世紀で13度も欧州カップ戦の準決勝に進出しながら、優勝したのは最初の2回だけです。ヨーロッパでもっとも長く優勝から見放されているクラブなのかな?

私はベンフィキスタではありませんが、スペイン勢とぶつからない限りはベンフィカを応援します。





参考サイト
Kassiesa
UEFAヨーロッパリーグ準々決勝ファーストレグにともに敗れていたバレンシアとセビージャ。劣勢とみなされていたものの、セカンドレグに大勝して勝ち上がりを決めました。





バレンシアは延長も含めてマニータ(5-0)で勝利し、2試合合計5-3で勝ち上がりを決めたわけですが、全然快勝ではありません。

ファーストレグには0-3で敗れており、1つもアウェーゴールを奪えませんでした。セカンドレグで1点でも奪われたら試合が決まってしまう時間帯が120分中118分続き、ベルナトのだめ押し点でようやく息をつけたはずです。

1点目と2点目はフワっと上がったボールにポンっと合わせたシュートでしたが、3点目以降はシュートが激しく鋭くなりましたね。おっさんもおばさんも、おニイちゃんもおネエちゃんも、だんだんメスタージャの熱狂度が高まっていったのがわかる試合でした。

バレンシアのボール支配率(Posesion)は76%にも達しています。枠内シュート(Remates a Puerta)はバレンシアが10本、バーゼルはゼロ。バレンシアのコーナーキックは16本。120分間ひたすら攻め続け、困難なミッションを完遂した選手、遂行させた監督には頭が下がります。


ところで、バーゼル(Basel)のスペイン語名・イタリア語名はバシレア(Basilea)。バレンシアと響きが似てますね。




アトレティコ  1-0  ビジャレアル
得点者:ジダン

お互い負傷者が多く、決定機の数が少なかった。前半と後半でがらりと流れがかわったが、最小得点差で逃げ切られてしまった。



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今でこそ差が付いてしまいましたが、ビジャレアルのライバルはバレンシアではなくアトレティコだと思っています。過去18戦の対戦成績は6勝5分7敗とほぼ互角でした。

私にとってのアトレティコとのベストゲームは、2008-09シーズンのホームゲームです。試合開始早々にシモンの右足で失点し、ビジャレアルからの移籍後2シーズン目だったフォルランにも得点を奪われます。

しかし、後半開始直後にセナが反撃の狼煙を上げると、ホセバ・ジョレンテ、ゴンサロ、ロッシが立て続けに得点し、70分までに4-2と倍返しを決めました。

ところが、80分を過ぎてから2失点し、4-4の引き分けに終わりました。シモンが3点に絡み、最後の得点を決めたのは(もちろんパンプローナの)ジダンでした。勝てた試合に引き分けたものの、両者を称えたくなるような見ごたえのあるオープンな撃ち合いでした。


このシーズンは4位の座をめぐり、最終節までアトレティコ、ビジャレアル、バレンシアがデッドヒートを繰り広げました。アトレティコが2シーズン連続の4位でUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得しています。

2008-09シーズン途中解任となったものの、現在のシメオネ体制にまでつながるアトレティコ復活の礎となったのは、今夏の去就が注目されるハビエル・アギーレ監督でした。




アギーレ監督。日本代表云々は、アギーレ側かカタール関係の誰かが仕掛けたネタにしか思えません。現時点での就任可能性はゼロに近いのでは?
ガリード : ビジャレアルのファミリー・ガイ(2)

「クラブの意思決定を行う者はみなここにいる。もし問題を抱えたのなら、会長やスポーツディレクターと話すことができる。ふたりのオフィスは私のオフィスから10mも離れていない。他のクラブでは意思決定まで1ヶ月は待たされるだろう。ここでは10分だ」フアン・カルロス・ガリードは語る。

ロッチ会長
フェルナンド・ロッチ会長

クラブには裕福な支援者がいる。ビジャレアルの場合はフェルナンド・ロッチ(フェルナンド・ロイグ)会長であり、セラミック企業であるパメサ・セラミカの経営者である。スペインの建設業界の崩壊はセラミック産業の低迷につながったが、ビジャレアルは強固な財務基盤を持つスペインで数少ないクラブのひとつである。

昨シーズン、彼らは年間予算額を8,000万ユーロから6,700万ユーロに削減したが、それでもレアル・マドリード、FCバルセロナ、アトレティコ・マドリード、バレンシアCF、セビージャFCに次ぐ6番目の予算を持つクラブだった。

ビジャレアルの年間予算はレアル・マドリードの4億5,000万ユーロに比べると小さいが、UDアルメリアの2,200万ユーロ、デポルティーボ・ラ・コルーニャの5,500万ユーロに比べると豪華である。


イベリア半島では珍しく、ビジャレアルでは遅延することなく選手に賃金を支払う。この予算額にはBチームにかかる経費も含まれている。ビジャレアルBは2009年にセグンダ(2部)に昇格し、当時はセグンダ唯一のBチームだった。やがてバルセロナBもセグンダに加わったが、スモールクラブとしては印象的な実績である。

「私は12年前にここに来た。8年間ビジャレアルBで指揮を執り、3度の昇格に導いた。セグンダ昇格が私のキャリアのハイライトだった。我々は500人の前でプレーするのに慣れていたが、(昇格プレーオフでは)18,000人の前でプレーした。観客は我々の敵であり、非常に緊張したが、勝利した」


指導者としてビジャレアルにやってくる前、ガリードは21歳の時に故郷の村のクラブであるエル・プッチ(エル・プイグ)のベンチに座り、選手と監督を兼任した。

「私はほとんどの選手より若かったが、彼らは私を尊重してくれた。ピッチでの指導のことだけでなく、人と働くことなど多くを学んだ」

ガリードは「ビジャレアルの歴史上もっとも大きな成功を収めた監督」としてマンチェスター・シティFCのマヌエル・ペレグリーニ(マヌエル・ペジェグリーニ)を称賛している。

エル・プッチ
ガリードの故郷エル・プッチ

ガリードは2強の選手の質を羨んでいるが、同時に2強が経済的に甘やかされていることに憤慨している。放映権が比較的均等に各クラブに分配されるイングランドのプレミアリーグとは異なり、スペインではクラブ間格差が広がっている。

「公平ではない。また、解決される必要がある。(解決されなければ)スペインサッカー界はダメージを受けるだろう。昨シーズンは3位のチームが2位のチームに勝ち点25も離された。健全なリーグではない。公平なシステムを提案しており、それが採用されることを願っている」ガリードはこう話す。

このハンディキャップがありながら、ガリードは成功する自信を持っている。彼のチームはホーム無敗であり、7試合で15得点を挙げ、失点は2点に抑えている。明日はホームにRCDマヨルカ(RCDマジョルカ)を迎えるが、勝利が予想される。


「カム・ノウ(カンプ・ノウ)でバルセロナに対して競えることを示した。我々はビジャレアルのサッカースタイルについて明確な哲学を持っており、若い選手がトップチームに昇格しても変わることはない。我々は4-4-2フォーメーションで攻撃し、試合を支配することを好む」

「どうプレーすればよいかきちんと知っている良い選手がいる。ジョアン・カプデビラのような選手は練習場で模範的存在であり、そのプロ意識でワールドカップやEURO優勝を勝ち取った」

「私はビジャレアルで指揮し続けたい。将来的には、イングランド、フランス、イタリアでも指揮を執ってみたいが、ビジャレアルでトロフィーを獲得する野心を持っている」(ガリードはフランス語や英語を含む5ヶ国語を話す)


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ガリードがビジャレアルの監督に就任した時はまだバレンシア州リーグのプレフェレンテ(5部相当、州1部)だったが、8年かけてセグンダ(2部)まで引き上げた。

5ヶ国語を話せるとは驚き。スペイン語、英語、フランス語、イタリア語ともうひとつは何語だろう。ポルトガル語でしょうか。2012-13シーズンにはベルギーのクラブ・ブルッヘで指揮を執りましたが、オランダ語も話せるんでしょうか。フランス語を話せるならオランダ語も問題ないか。オフィスとオフィスが10mの話は笑えます(笑)

この時はまだ6,700万ユーロもの予算があった。セグンダに在籍した2012-13シーズンは4,000万ユーロくらいだったはず。


The Nacional、2010年12月17日
Juan Carlos Garrido : Villarreal’s family guy
http://www.thenational.ae/sport/football/juan-carlos-garrido-villarreals-family-guy

La Liga News.tv、2013年1月9日
Villarreal’s budget cut as club announces losses

(2010年12月のThe Nacionalの記事の抄訳)

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リーガ・エスパニョーラのビジャレアルは、2005年にUEFAチャンピオンズリーグに出場した。本拠地ビラ=レアル(ビジャレアル)の人口は約5万人であり、同大会史上もっとも小さい本拠地を持つクラブとなった。このシーズンのビジャレアルは準決勝に進出したが、準決勝でアーセナルに敗れた。

昨シーズンの平均観客数は17,000人だった。近隣のCDカステリョー(CDカステリョン)は歴史的に地域最大のクラブであり、過去にはプリメーラ(1部)参戦経験もあるが、昨シーズン終了後にはセグンダ(2部)からセグンダB(3部)に降格し、今ではビジャレアルのリザーブチームと同一リーグで戦っている。

ビジャレアルは1998-99シーズンに初めてプリメーラに昇格し、この際はすぐにセグンダに降格したが、1年後には再昇格を果たした。リーグ最高位は2007-08シーズンの2位であり、3位のバルセロナを勝ち点10も上回った。過去6シーズンはトップ7から落ちたことがなく、欧州カップ戦の常連となった。

ディエゴ・フォルランはマンチェスター・ユナイテッドで、フアン・ロマン・リケルメはFCバルセロナで失望のシーズンを送った後、ビジャレアルに移籍してキャリアに弾みを付けた。フォルランは3シーズンで54得点を挙げており、今でもクラブの歴代最多得点者となっている。

63歳のフェルナンド・ロッチ(フェルナンド・ロイグ)会長にとっては今シーズンが14シーズン目である。彼は昨シーズン、失業したシーズンチケットホルダーに無償でシーズンチケットを渡した。

ホームスタジアムのエル・マドリガルは需要に合わせて拡張されてきており、現在の収容人数は25,400人である。街の人口の半分よりも多いが、さらに拡大の余地がある。

地元の空港が長いことスポンサーとなっているが、カステリョン空港はまだ建設されていない。フォルランやリケルメ以外に在籍したビッグネームには、ロベール・ピレス、ペペ・レイナ、マルティン・パレルモなどがいる。
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ガリード : ビジャレアルのファミリー・ガイ(1)

41歳のフアン・カルロス・ガリードがトップチームの監督となって1年もたっていないが、彼は人口約42,000人のビラ=レアルにあるクラブで12年間も働いている。

ガリードはバレンシアの海岸に近い小さな村で育ち、目立たないアマチュア選手だったが、21歳の時に指導者になることを決断した。

いまや、ガリードはプリメーラ(1部)で3位のクラブで指揮を執っている。バルセロナとレアル・マドリードだけが順位表の上部におり、ビジャレアルで残してきた好結果により、新たに2014年まで3年間の契約を交わした。

スペインでは指導者が長期の在任期間を与えられないが、彼は契約を満了する可能性のある数少ない監督のひとりである。

フアン・カルロス・ガリード

下部組織の選手は午前中に練習し、午後には隣接する学校で勉強している。彼らのベッドルームは練習場を見渡すことができる。

練習場ではスペイン代表のジョアン・カプデビラ、マルコス・セナ、ブルーノ、カルロス・マルチェナなどの選手を見ることができる。ブラジル代表のニウマール、イタリア代表のジュゼッペ・ロッシ、アメリカ代表のジョジー・アルティドールなども。

しかし、ビジャレアルはスペイン代表のビッグネームや外国人スター選手だけのクラブではない。最高クラスの下部組織を持っており、今シーズン開幕時にはBチームの9人の選手がトップチームに昇格した。


「ここは家族のようなクラブだ」ガリード監督は言う。「トップチーム、セカンドチーム、ユースチームがひとつの場所にいる。リザーブチームのスタジアムでさえここにある。すべての選手が同じ食堂を利用する。パキート(元監督)のようなクラブのレジェンドと話すことができる。彼はほとんどの日に練習を見学する」

「私は練習を見学するためにイングランドのマンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールを訪れたことがある。カリングトンにあるユナイテッドの練習場は私が見た中で最高であり、どのようにファーガソンがすべてをコントロールしていたか、家族的な精神を形成していたかを学んだ。多くのクラブでは見ることができないものだ」

シウダ・ビジャレアル
練習場のシウダ・デポルティーバと選手寮

25,000人を収容するエル・マドリガルは練習場から眺めることができる。ホテルが1軒しかない街にとっては大きすぎるほどのスタンドがそびえている。エル・マドリガルの平均観客数は18,000人であり、街の人口規模からすれば驚異的である。

シーズンチケットは1試合平均10ユーロと安く、ファンはトップレベルのサッカーを見ることができる。イングランドに目を向けると、ビラ=レアルと同規模の街のクラブは1部リーグではなく3部リーグでプレーしている。


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ロッチ会長が失業者に無償でシーズンチケットを提供したのは有名な話ですね。1試合平均10ユーロということは、リーグ戦のホームゲームは19試合なのでシーズンチケットは190ユーロ程度なのかしらん。



The Nacional、2010年12月17日
Juan Carlos Garrido : Villarreal’s family guy
http://www.thenational.ae/sport/football/juan-carlos-garrido-villarreals-family-guy